初めての世界遺産♪(アンコール・ワット)

2022-09-03

アンコールワット

唐突ですけど、皆さんにとっての初めての海外旅行はどこですか?

自分のデビューの地はタイ&カンボジアでした♪(しかも大学の卒業旅行でデビューという遅咲き…)

そして、初めて対峙した世界遺産は、

クメール建築の最高傑作アンコール・ワットです!!!(≧∀≦)ノ

高校か中学の時の世界史の図集で見て以来、いつか必ず行きたい場所!っていうイメージを抱いていて、更に、1999年の浅野忠信主演の映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」で、その思いが後押しされた感じです。

でもって、そんな願いは案外実現するものなんですね( ´∀`)つ

今は世界中何処でも、休みさえあれば普通に行けるじゃん!っていう気持ちですけど、その当時(大学4年生の時)は、自分の中で、まだ海外旅行に対する敷居がめちゃくちゃ高かったわけで…。

というわけで、

上の衛星写真。その真ん中下部の水濠で囲まれた場所がアンコール・ワット。で、その真ん中の城郭都市の遺跡がアンコール・トム(バイヨン寺院)です!

それぞれを拡大してみるとこんな感じです↓

(写真上)宇宙の中心を具現化したと言われる、アンコール・トム

(写真上)アンコール王朝の集大成、アンコール・ワット

初めての海外旅行で、こうしたクメール建築の最高傑作を目の当りにできたあたりが我ながらナイスチョイス♪



でもって、これらのアンコール遺跡。地上から見るとどんな感じなんだろう?って思いますよね?

そこで、以下、奥深いジャングルに眠るアンコール・トムおよびアンコール・ワットをさらっとご紹介。ただ、さすがに2001年のデジカメでの記録なので…、写真の画素数の残念さ加減は半端ないですけど…(涙)

んで、まずは、アンコール・ワットの北に位置する巨大な城郭都市、アンコール・トムですけど、こちらは、

アンコールトム

アンコールトム

その南大門(写真左)と、その中心に位置し、仏教の須弥山が象徴化されたと言われるバイヨン寺院が特に有名です。そして、後者には、

クメールの微笑み(写真右)

と呼ばれている観世音菩薩の四面塔が50塔近くあったり(驚)微笑みって言われてるだけあって、この大きさにも関わらず、うっすら温かみがありますよね(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪



続いて、アンコール・ワット

まず、基本。上のアンコール・ワット廻りの衛星写真からも見て取れるように、アンコール・ワットのメインの参道は西に面しているので、太陽は毎朝、アンコール・ワットの背後から昇ってくるんです!!!

なので、

アンコール・ワット

朝日に浮かぶアンコール・ワットのシルエットはもう最高(なはず)。自分が行ったときは曇ってましたけどね、涙(写真上)

ただ、朝日が背後から昇るって言うことは、午前中とかにアンコール・ワットを訪ねちゃうと、ほぼ逆光になっちゃうんで、アンコール・ワット観光は午後が一般的みたいです(たしか)

 

で、西参道前に建つと、

アンコール・ワット

パノラマ写真のように水平線を強調したアンコール・ワットがどどーんと広がり、参道を進むにつれ、西塔門の両脇に2つの尖塔が見え隠れするんです。

んで、西塔門の入口をくぐると、

アンコール・ワット

先ほどまで見えなかった中央祠堂が登場っ!!!

そして、西塔門を抜けると、

アンコール・ワット

縦長のフレームによって見事に切り取られ、高さ方向に強調された祠堂全体が登場するんです!!!額縁効果??

さらに!さらにっ!

西塔門を抜けきると、最後は、

アンコール・ワット

水平に広がる中央祠堂群がいよいよその全貌を明らかにしてくれます!!!

キタ━━━━━━(≧∀≦)ノ━━━━━━ !!!!!

水平から垂直、そして水平へ

そして2基→1基→3基と見え隠れする尖塔の数。

設計者によって計算しつくされた作為的な平面(立体?)構成・仕掛け(たぶん)にはただただ感動させられます。・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ヨチヨチ



ちなみに、この3基の尖塔。実は3基じゃないんです!斜め横から望むと、

アンコール・ワット

5基の尖塔だったことがわかったり ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!

こうした設計の建物が、900年も前に建立されただなんて・・・。クメール建築、恐るべし((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

というわけで、永い眠りから目覚めたアジアの至宝、アンコール・ワット。いかがでしたか??

少なくとも、自分的には、子供たちと一緒に、もう一回行ってみたいです!!!

 

おしまい