速報!!南極から帰ってきました!①

2021-03-20

南極クルーズ

2011年3月1日に、南極から帰ってまいりやした!!!

周りに大々的にアピールしていたわけではないんで、

エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、2011年2月の上旬に、南米大陸の最南端にある都市、ウシュアイア発着の南極クルーズのチケットを、ラストミニットレートと呼ばれる格安価格でゲットできることになり、急遽、一週間で国際線や宿泊先の手配やら環境省への届出といった南極旅行の準備を済ませて、約2週間に渡る南極(+ブエノスアイレス&ウシュアイア)の旅に行ってきやした♪

そんなわけなんで、以下、速報を。

※ちなみに、速報ではなく、この旅を全8話の旅行記として書き下ろした「ドレーク海峡乗り越え、待望の南極上陸の旅!」はこちらから↓

南極
Antarctica

ドレーク海峡乗り越え、待望の南極上陸の旅! 2011/2/15 - 2011/3/1   ドレーク海峡乗り越え ...

 

 

ラストミニットレートをゲットしてから1週間後の2011年2月15日、

ブエノスアイレス・タンゴ発祥の地として知られるボカ地区のカミニート

南米最南端、世界最果ての町「ウシュアイア」

我が家を出発し、翌朝アルゼンチンに到着した僕らは、タンゴ発祥の地として知られるボカ地区のカミニート(写真左)をはじめとした首都ブエノスアイレス観光に、南米最南端にあって世界最果ての町として知られるウシュアイア観光(写真右)をこなし、

 

2011年2月18日

ウシュアイア港から、

ウシュアイア港から出港する南極クルーズ船「南極ドリーム号(Antarctic Dream)」

南極ドリーム号(Antarctic Dream)の船内

南極ドリーム号(Antarctic Dream)に乗り込んだ!

 

ちなみに、いくらラストミニットレートといっても、ウシュアイアからの10泊11日クルーズで一人40万円弱くらいだったり・・・(o;ω;o)ウゥ・・・(食事込み、チップ100ドル程度除く)

 



 

その後、

まる二日間をかけて、南米最南端と南極半島北端との間の海峡で、

「絶叫する60度(Shrieking Sixties)」
(南緯60度から70度にかける海域の俗称)

に属する海域として知られる、世界で最も荒れる海域の一つ、

「ドレーク海峡(Drake Passage)」

を越えるエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

といっても、

南極・ドレーク海峡

運よく、稀に見る穏やかさに恵まれた上に(それでも常時±15度くらいの横揺れはあったけども)(写真上)、あらゆる船酔い対策を行っていった僕らはなんとか吐くこともなく、南極半島の北に位置する、最初の目的地、南シェトランド諸島にたどり着いた。

雲がかる南極の山々と氷山

かなり低いところに雲があり、山々の頂がどれくらいの高さなのかが全然わからない。僕らが見た南極は、いっつもこんな感じ。

 

南極上陸に向けて、クルーズ船内で靴の消毒

上陸に備えて靴を消毒中のぶー。出航後4日目にして初の上陸じゃーヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

 



 

んで、最初の上陸地、南シェトランド諸島の中にあるアイチョー諸島(バリエントス島)で僕らを待ち構えていたのは、おびただしい数の、

南シェトランド諸島・アイチョー諸島(バリエントス島)で見たジェンツーペンギン

ジェンツーペンギン!!(写真上)

船内での上陸前レクチャーで、ペンギンからは5m以上離れて観察するように!って言われたけども、海岸にこれだけいると、とても無理な要求なわけで…(苦笑)

南シェトランド諸島・アイチョー諸島(バリエントス島)で見たジェンツーペンギン

南シェトランド諸島・アイチョー諸島(バリエントス島)で見た南ゾウアザラシ

(写真左) 両目をつなぐ白い帯模様が特徴的なジェンツーペンギン

(写真右) 体長3mはある南ゾウアザラシ(Southern Elephant Seal)のメス

初上陸で印象的だったのは、なんといっても、ゾディアック(10名乗り程度のゴム製ボート)が海岸に近づくに連れて鼻を突いてくる、(ペンギンたちの排泄物のものらしい)臭いと(笑)、

南極の自然の姿・鯨の骨

南極の自然の姿・ペンギンの死骸

そこら中にころがっている鯨の骨や(写真左)、捕食者に食べられてしまったペンギンの死骸(写真右)

この場所が、誰でも彼でもが来れる観光地ではない、そのままの自然が守られてる場所なんだ、ということを改めて認識させられた。

 



 

んで、その日の午後、これまた同じく南シェトランド諸島の、

南極・ハーフムーン島のチンストラップペンギン(ヒゲペンギン)

ハーフムーン島に上陸♪(写真上)

ここでは、午前中に見たアイチョー諸島とは異なり、くちばしの下に髭のような一本線があるのが特徴的な、

南極・チンストラップペンギン(ヒゲペンギン)のルッカリー(集団営巣地)

南極・チンストラップペンギン(ヒゲペンギン)

チンストラップペンギン(ヒゲペンギン)!!!

ルッカリー(集団営巣地)を形成していた(写真左)

(写真右) 横顔は、なんだかニヒルな感じがしてかわいくないけども、正面から見るとなかなか可愛げだし、競歩でもしてるかのようにヒョコヒョコと歩く姿も(そして稀にそのまま前のめりにこける姿も)、激しくかわいい、チンストラップペンギン

 

つづく

 

※ちなみに、速報ではなく、この旅を全8話の旅行記として書き下ろした「ドレーク海峡乗り越え、待望の南極上陸の旅!」はこちらから↓

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ドレーク海峡乗り越え、待望の南極上陸の旅! 2011/2/15 - 2011/3/1   ドレーク海峡乗り越え ...