サグラダ・ファミリアを朝夕2回観光|2026年・2009年・2001年の姿を比較

夕日に染まるサグラダ・ファミリアのステンドグラス

2001年、2009年、そして2026年。

学生時代から数えて3度目となる聖家族贖罪教会「サグラダ・ファミリア」

今回は気合いを入れて、朝と夕方の2回入場するとともに、サグラダ・ファミリアを真正面に望める人気ルーフトップバー「Bar - Terrassa Sercotel Rosselló」にも昼と夜の2回訪れ、その姿を朝から夜まで追いかけました

この記事では、完成間近と言われる2026年現在の姿を、2001年・2009年当時の写真とも見比べながら、生誕のファサードと受難のファサード、鐘楼、ステンドグラス、そしてライトアップまで、一日かけて徹底的に堪能した様子をご紹介します。

 

朝のサグラダ・ファミリアへ|2001年・2009年・2026年を写真で比較

❶ 生誕のファサードから見る25年の変化

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一日バルセロナ観光ってことで、朝一番で2009年以来となる、3度目の「サグラダファミリア」
2021年に「マリアの塔」、2023年に「福音書作家の塔」が完成し、今年2月には、最も高い「イエスの塔」も完成したって聞いて、サグラダファミリア、もう完成したのかな?と思ってたら、まだ工事中😅

2026年のサグラダ・ファミリアと完成したイエスの塔
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んで、さぞかしデカくなったんだろうなってワクワクしながら来たんだけども、記憶なんて適当なもので…、少なくともサグラダ・ファミリア東側の「生誕のファサード(Nativity Facade)」(写真の左側)から見上げる姿は、17年前の記憶と大きく変わらず…(汗)

生誕のファサードから見上げるサグラダ・ファミリア
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ちなみに、2009年9月に、同じアングルで撮ったサグラダ・ファミリアはこちら
よく見ればマリアの塔やイエスの塔がないんで、ボリュームが無いっちゃないけども…、ガウディ作の「生誕のファサード」が圧倒的過ぎて、ぱっと見、違いがわかりにくいよね😅

2009年のサグラダ・ファミリア生誕のファサード
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さらに昔、学生時代の2001年11月末サグラダファミリアを訪れた時の、ほぼ同じアングルの写真。これと比べれば流石に相当ボリューム増えてるね、笑。
一方で、こんな大昔の写真を簡単に見つけて紹介できるとか、ある意味時代だよね…。

2001年のサグラダ・ファミリア生誕のファサード
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ちなみに、2009年にサグラダ・ファミリアを訪れた時の思い出はこちらから↓

サグラダ・ファミリア
聖家族贖罪教会(サグラダ・ファミリア)とは? | 意味・三つの門・イエスの塔を解説

「サグラダ・ファミリア」は、スペイン・バルセロナを代表する世界遺産であり、建築家アントニ・ガウディの最高傑作。 日本語で ...

 



 

❷ ガウディ広場で「逆さサグラダ」を撮影

ガウディ広場(Plaça de Gaudí)は、サグラダ・ファミリア撮影の定番スポット池へのリフレクションによる「逆さサグラダ」が見られることで知られています。

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んで、こちらの公園が何が有名かって、この「逆さサグラダ・ファミリア」!!
この日は6:50頃の日の出で、8:45頃にここに来たら、朝日に照らされた「生誕のファサード」がばっちり水面に写ってた。ツイてるねぇ♪

ガウディ広場から見た逆さサグラダ・ファミリア
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ちなみに、2001年11月(左)と2009年9月(右)にここから眺めたサグラダファミリアはこんな感じ。8年の歳月が経っても、ぱっと見大きくは変わってなかったのに、右側から17年弱経つと…、

2001年と2009年に撮影したガウディ広場からのサグラダ・ファミリア旅行記の写真2
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流石に相当変わったね、こうやって比較すると。
「生誕のファサード」の真下から見上げた時はほぼ同じに見えたのに😅
ちなみに、この反対側(西側)が「受難のファサード(Passion Facade)」で、この左側(南側)が、最終的にメインエントランスとなる、未完の「栄光のファサード(Glory Facade)」

2026年のサグラダ・ファミリア全景とイエスの塔
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ガウディ没後100年の節目にあたる今年、2026年2月完成の「イエスの塔」の完成=サグラダ・ファミリアの完成、と思いきや、そのメインエントランス、「栄光のファサード」はまだ全然できておらず(っていうか手をつけておらず…)、全体的には2034〜2035年頃完成の見込みらしい…(汗)

建設中の栄光のファサードとサグラダ・ファミリア旅行記の写真2
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❸ El Glop Gaudíでカタルーニャ風の朝食

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8:30から9:00頃まで生誕のファサード周りを堪能後、予約してる入場時間が9:45だったんで、サグラダ・ファミリアのすぐ近くにあって、朝8時から開いてる「El Glop Gaudí」で朝ご飯

El Glop Gaudíの店内とカタルーニャ風朝食
旅行記の写真2旅行記の写真3
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スペインでタパスと言ったら何はともあれこれでしょ!って感じの「タコのガリシア風(Pulpo a la gallega)」と、

El Glop Gaudíのタコのガリシア風
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ここカタルーニャ地方定番の朝食&タパスらしい、「パン・コン・トマテ(Pan con tomate)」
トーストしたパンに、生のトマト、オリーブオイル、塩を擦り付ける、いかにも旨そうな料理で、期待を裏切らずマジ旨し!基本マドリードにしか行かないせいか、この美食の存在をこの日まで知らんかったです…

カタルーニャ名物パン・コン・トマテ
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生誕のファサード|ガウディが残した石の聖書

❶ ガウディが手掛けた唯一のファサード

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朝食後、9:30頃に生誕のファサード近くに行ったら、ガードマンが立ってて、チケットなしだと近寄れなくなってた。
朝8:30頃に来た時は自由に通行できてたのに…。てか、昔は予約なしでもサグラダファミリア入れたよね??

サグラダ・ファミリアの出入り口
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んで、サグラダ・ファミリアの東面、イエス・キリストの誕生と幼少期に捧げられた「生誕のファサード」
ガウディが直接手がけた唯一のファサードで、同じくガウディが手掛けた地下聖堂と共に「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されてます(建物全体が世界遺産なわけじゃない、驚)

生誕のファサードから見上げるサグラダ・ファミリア
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キリストの誕生から幼少期までの物語が石の彫刻で物語られてて、「石の聖書」とも称されてるんだとか。
例えば、生誕のファサードの3つの門のうち、中央の「慈愛の門」の上の彫刻は、受胎告知(上)とキリスト誕生(下)の物語で、中央下の聖家族の直上の星は「ベツレヘムの星」。

生誕のファサード中央の慈愛の門とキリスト誕生の彫刻
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誕生したイエスを祝福するように、「ベツレヘムの星」に導かれた東方の三賢者(左)と羊飼いたち(右)の彫刻が配置されてる。
そういえば、自分、カトリック系の幼稚園だったんだけど、学芸会で羊飼いA的な役をやったかも(笑)

生誕のファサードに刻まれた東方の三賢者と羊飼い旅行記の写真2
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❷ 外尾悦郎氏の作品と生誕の物語をたどる

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ちなみに、日本人彫刻家・外尾悦郎さんが制作したキリストの誕生を祝福する15体の天使のうち2体は、外尾さんの「天使が西洋人という決まりはない」と考えの下、東洋人の顔で掘られてるんだとか。
この写真の天使っぽい気もするけど、言われるとほとんどが東洋人顔な気もするし、正直どれかわからんね😅

外尾悦郎氏が制作した天使像がある生誕のファサード
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生誕のファサードの「愛徳の門」の扉も、外尾悦郎さんの作品
ブロンズ製の扉を周囲の自然表現と調和させるべく、扉表面の大部分をツタの葉で覆ったんだとか。
ツタの葉の間に、蟻とかてんとう虫とか色んな生き物が隠れてて面白いし、外尾さんがガウディをもの凄くリスペクトしてるのが伝わってくる。

外尾悦郎氏が手掛けた愛徳の門のブロンズ扉
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生誕のファサードの左側は「希望の門」
右下には、将来「ユダヤ人の王」となる子供(イエス)の誕生を恐れたヘロデ王が、ベツレヘムの2歳以下の男児の殺害を命じた「ローマ兵による嬰児虐殺」で(右上)、左下は、聖家族の3人がヘロデ王の迫害を逃れてエジプトへ向かう「エジプトへの逃避」(右下)

希望の門に刻まれた嬰児虐殺とエジプトへの逃避
旅行記の写真2旅行記の写真3
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生誕のファサードの右側、「信仰の門」に、大工だった父ヨセフを手伝うイエス(右)がいたんだけど、イエスが働いてる姿って珍しいよね?神の子だけども、人として生き、働き、成長していった感を出してる?
で、その隣は、エルサレムでイエスが説教を唱える姿に感嘆するやや親バカなヨハネとマリア😁

信仰の門に刻まれた大工仕事を手伝う少年イエス
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油断すると結構見逃してしまいそうなのが、「信仰の門」をくぐった所にある「ロザリオの間」
前回来た時も感嘆したけども、花の彫刻が精巧過ぎてビビる…(驚)
ちなみに、1936年に勃発したスペイン内戦で破壊された「ロザリオの間」を修復したのが、我らが外尾悦郎さんなんだって!!

外尾悦郎氏が修復したロザリオの間の花の彫刻
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最後に(しつこ過ぎ??)、生誕のファサードの最上部に「聖母戴冠」があるのはなんでなんだろう?
「聖母戴冠」ってのは、マリアが天に迎えられ、天国で三位一体の神(or イエス)から冠を授けられる、“人類が最終的に救済され天へ至る象徴”らしいけど、それがなんで生誕のファサードにあるの??

生誕のファサード最上部の聖母戴冠
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朝の光に包まれたサグラダ・ファミリアの身廊

❶ 森のような大空間とステンドグラス

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そして、生誕のファサードから聖堂内に足を踏み入れると、石の森!!相変わらず凄いっ!!

森をイメージしたサグラダ・ファミリアの身廊
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もう完全に、風の谷のナウシカの「腐海の底」じゃん(笑)

森をイメージしたサグラダ・ファミリアの身廊
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ちなみに、サグラダ・ファミリアのステンドグラスは、太陽の動きに合わせて光が変化するよう考えられてて、生誕のファサード(東側)は青・緑の寒色系が朝の光を、受難のファサード(西側)は赤・オレンジの暖色系が夕日を、それぞれ映し出してくれるんだって!!

朝の光に包まれたサグラダ・ファミリアのステンドグラス
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9:45入場のチケットしか予約できなかったんで、残念ながら、すでにそれなりに太陽が登ってしまい、光の差し込み方がもしかしたら今ひとつなのかもだけど、十分過ぎるほどに綺麗!!

朝の光に包まれたサグラダ・ファミリアのステンドグラス
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❷ 2001年・2009年との違いに驚く

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前回2009年9月にサグラダファミリアに来た時も、ステンドグラスが綺麗だったよな、なんて記憶してたけど、写真を見返すとメイン?の窓には一切ステンドグラス貼られてなかった…(苦笑)

2009年当時のサグラダ・ファミリア内部
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何なら、2009年のサグラダ・ファミリアの身廊は仮設足場だらけだったし…(記憶なんて超曖昧だよね…、苦笑)

2009年の工事中だったサグラダ・ファミリア内部
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2001年11月の時なんか、壁も無ければ、

2001年の未完成だったサグラダ・ファミリア内部
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屋根も無かったんだね…(汗)

2001年の未完成だったサグラダ・ファミリア内部
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一方で、2009年9月の時点でも、この生誕のファサードから聖堂内に入ってすぐのあたりは多分完成してて、ステンドグラスが貼られてたような…(写真は今回撮影)

生誕のファサード側のステンドグラス
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サグラダ・ファミリアの南側、将来のメインエントランスとなる「栄光のファサード」を聖堂内から見るとこんな感じ
ブロンズの扉はすでに完成してる。中央下部の金ピカの「A | G」って何かな?って思ってたら、Antoni Gaudi(アントニ・ガウディ)のAとGなんだって(多分)

栄光のファサードを身廊から見た景色
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❸ 生誕のファサード側の鐘楼へ

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午前中は、公式サイトで「Sagrada Família with tower」っていうチケット(€36 ≒ 6,700円)を、9:45 サグラダ・ファミリア入場、10:15 生誕のファサードの鐘楼(Tower on the Nativity facade)入場で購入
入場日の2ヶ月前後前から購入可能で、遅くとも1ヶ月半前には買わないとほぼ売切れに…

生誕のファサード側鐘楼の入場ゲート
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鐘楼への入場時間はそこまで厳格じゃなさそうだったけども、概ね10:15頃に並び、そこからエレベータで途中まで登って、少々階段を登ると、所要10分で、視界が開ける、鐘楼と鐘楼を結ぶ連絡通路(橋)に到着。天気が良くてよかった〜

生誕のファサード側鐘楼の連絡通路
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連絡通路からは、生誕のファサード中央上部にある糸杉の彫刻を直近で見れます
ちなみに、糸杉は、「生命の木」とも呼ばれる他、イエスが磔になった十字架の素材だったとも言われるそうで、永遠の生命・天と地の結びつき等を意味してるんだとか?
そしてこちらも、我らが外尾悦郎さんの作品らしい!

外尾悦郎氏が制作した生命の木の糸杉彫刻
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朝登るなら、太陽の光が当たってる、生誕のファサードが良いのかも(同様に、夕方なら受難のファサード側)
一方で、連絡通路からサグラダ・ファミリアを拝むには、正直、イエスの塔や福音記者の塔が近過ぎて、眺め的には微妙だったな…(これはどっちのファサードに登っても同じだろうけど)

生誕のファサード側鐘楼から見たイエスの塔
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ちなみに、2009年9月に鐘楼に登った時は、サグラダ・ファミリア中央の塔達がごっそり無かったんで、連絡通路から反対側のファサードの4本の鐘楼をバッチリ望めて、めちゃ絶景だったんだよね。

2009年の生誕のファサード側鐘楼からの眺め
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ということで、11時過ぎ、まだ見れてないところもあったけども、夕方18:45からまた来るんで(苦笑)、ひとまず西側、「受難のファサード」から退散し、午前の部はおしまい。
ちなみに、所要時間は1時間45分くらいだったけど、一回で全部見ようと思ったら2〜2時間半は必要そうだわ。

受難のファサードから見た夕方のサグラダ・ファミリア
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受難のファサード|スビラックスが描いたキリスト受難の物語

生誕のファサードが「生命と希望」を表現するのに対し、受難のファサードは驚くほど直線的で冷たい印象。初めて見ると、同じ建物とは思えないほど雰囲気が異なります。

❶ 生誕のファサードとは対照的な彫刻群

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18:45入場のチケットを握りしめて、再びサグラダ・ファミリアへ。
てか、グエル公園→サグラダ・ファミリアへのアクセスが悪過ぎ…。地下鉄・バスは無いし、夕方だとUBERも捕まらなかったしで、「受難のファサード(Passion Facade)」に着くのに、結局30分近く歩いたし💢

受難のファサード正面のサグラダ・ファミリア
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ちなみに、2009年9月の「受難のファサード」
あの当時でほぼ完成してたと認識してたけど、こう見ると、全然工事中だっただな(苦笑)

2009年の受難のファサード
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受難のファサードの彫刻は、ガウディへのリスペクトゼロかよ?って感じの彫刻家スビラックスの作品
とはいえ、2001年に感じた憤り?は2009年には軟化し、今は逆にこの生誕のファサードとのギャップが良いよね、なんて感じたり😅
で、こちらは最後の晩餐。ユダ(右奥)の顔がほぼ見えない…(苦笑)

スビラックス作の最後の晩餐
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左上が、最後の晩餐の翌日、ユダがイエスに接吻する事で、誰がイエスかをローマ兵に知らせた裏切りの場面「ユダの接吻」、右が捕まったイエスへの「鞭打ちの刑」。
てか、その当時はセーフなのかもだけど、男同士が挨拶・親愛の表現として接吻するってのはね…
イエスも真顔で、我慢してるみたいだし😅

ユダの接吻と鞭打ちの刑の彫刻旅行記の写真2
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❷ ヴィア・ドロローサをたどる

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左の「この人を見よ(エッケ・ホモ )」とさっきの「鞭打ちの刑」が、エルサレムのヴィアドロローサでいう、『第1留 - イエス、総督ピラトに裁かれ、死刑宣告を受ける』絡みで、右の「3人のマリアとキレネのシモン」が『第5留 - シモンがイエスに代わって十字架を背負う』の場面だな。

ヴィア・ドロローサを表現した受難のファサード
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受難のファサードでもかなり象徴的な「聖ベロニカと福音史家」。 十字架を背負うイエスにベロニカが近づき、布で顔を拭うと布にイエスの顔が写ったっていう話(第6留 ベロニカがイエスの顔を拭う)。ベロニカに顔がないのは、ベロニカにではなく、「布に写ったキリストの聖顔」を強調するためらしい

聖ベロニカと福音史家の彫刻
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そして、『第11留 イエス、十字架に磔にされる』にあたる、「十字架磔刑」
で、今まで気づいてなかったけども、イエスの左足付近に死を象徴する「骸骨」があるとかそんなことより、イエスに腰巻きがないのが衝撃的過ぎ…(真っ裸…)。
スビラックス、ちょっとチャレンジし過ぎでしょ…。

受難のファサードの十字架磔刑
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「馬上のロンギヌス」
あえて言えば、ゴルゴダの丘にある、『第12留 イエス、十字架上で息を引き取る』に絡みかね?
ロンギヌスってのは、エヴァンゲリオンの話ではなく…、イエスの死を確認すべく、十字架上のイエスの脇腹を槍で突いたローマ兵のことで、その槍があの聖遺物「ロンギヌスの槍」!

馬上のロンギヌス像
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そして、受難のファサードの最後を飾る「キリストの埋葬と降架(墓)」を経て、「キリストの昇天」!!
どこに昇天したかわかりますか??あそこです!!中央の2つの鐘楼を結ぶ橋の上!!

受難のファサードのキリスト昇天像
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シュール過ぎ(苦笑)

受難のファサードのキリスト昇天像
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ちなみに、実際にエルサレムの「ヴィア・ドロローサ」を辿った時の思い出はこちらから↓

ヴィア・ドロローサ
【ドロローサへの道とは?】ヴィア・ドロローサ全14留を写真で巡る|エルサレム旧市街観光

この記事の目次 ヴィア・ドロローサとは?エルサレム旧市街に残る「苦難の道」 エルサレム旧市街の非日常的な日常 エルサレム ...

 


 

夕日に染まるサグラダ・ファミリアの身廊

朝と夕方ではステンドグラスの色合いが大きく変わると聞き、今回は思い切って1日に2回入場してみることに。

❶ 西日で燃えるステンドグラス

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そして、18:45過ぎに再びサグラダ・ファミリアに入場すると…

西側のステンドグラスが燃えてます!!(涙)

夕日に染まるサグラダ・ファミリアのステンドグラス
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光がステンドグラスの形に切り取られて壁を照らしてるのって、初めて見たかも(驚)

夕日に染まるサグラダ・ファミリアのステンドグラス
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朝と夕方、1日にサグラダ・ファミリアに2度入った感想を言わせてもらうと、多分夕方来た方が良いね
朝は、日の出と開館時間(9時)の関係的に、朝日がたっぷり差し込むタイミングで入場するのは厳しいけど、夕方、西日が差し込むタイミングに居合わせるのは何とかなりそうだもん。閉館時間20時だし。

夕日に染まるサグラダ・ファミリアのステンドグラス
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❷ 受難のファサード側の鐘楼へ

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夕方は「受難のファサード」に陽があたるって言うんで、鐘楼への入場券は19:15に「Tower on the Passion facade」を手配
さっき下から見上げた、シュールな「キリストの昇天」を直近で見られます、笑。

受難のファサード側鐘楼から見たキリスト昇天像
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四つの「福音記者の塔」の先端に設置された「テトラモルフ(写真は聖マルコのシンボル、獅子)」(右)と、「マリアの塔」の先端に配された立体的な十二芒星で、マリアの象徴、「海の星(ステラ・マリス)」(左)
この海の星、航海者を導き、人々に希望を与える光としてライトアップされるんだって!

マリアの塔の海の星と福音記者の塔のテトラモルフ旅行記の写真2
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というわけで、閉館時間20時を意識せず、この日の日の入り時刻20:45だけを意識して18:45入場(鐘楼への入場時間19:15)で予約したんで、午前中見損ねた地下礼拝堂やら博物館を、時間切れのため見学できず…(涙)
こうなったら、9年後?栄光のファサードの完成時に、家族と一緒にリベンジだな(苦笑)

夕暮れのサグラダ・ファミリアとマリアの塔
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Bar - Terrassa Sercotel Rosselló|サグラダ・ファミリアを一望するルーフトップバー

❶ 昼のイエスの塔とマリアの塔

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サグラダ・ファミリアの後陣(北側)、「マリアの塔」と「イエスの塔」とを、何にも遮られずに真正面に望めるなんて最高過ぎじゃん!

Bar - Terrassa Sercotel Rossellóから見たサグラダ・ファミリア
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んで、そんなサグラダ・ファミリアを拝みながら、イベリコ豚の生ハム(Jamón Ibérico)と、朝も食べた「パン・コン・トマテ(Pan con tomate)」、赤ワインでお一人様ランチ♪ 優雅だねぇ〜

席はすぐ埋まっちゃうんで、予約が開始される2週間前に即予約すべし

Bar - Terrassa Sercotel Rossellóで楽しむ生ハムとワイン
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❷ 夜のライトアップと海の星

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本日2度目のサグラダ・ファミリアの後、21時に予約してた、同じく本日2度目のルーフトップバー「Bar - Terrassa Sercotel Rosselló」で「タコのグリル(Octopus anticucho and crispy potatoes)」と白ワインで、サグラダ・ファミリアのライトアップの時を待つ。
って、既に日の入りしたのに明る過ぎ…

夜のBar - Terrassa Sercotel Rossellóとサグラダ・ファミリア
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21時ちょうどに、このマリアの塔の「海の星」が点灯するっぽい!!

点灯直前のマリアの塔の海の星
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点灯した!!

って、「福音記者の塔」のテトラモルフも光るのね(驚)
というわけで、21:20になり、もはや何も変わらなそうなのと、寒くなってきたんで退散!

ライトアップされたマリアの塔とテトラモルフ
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ちなみに、この日の翌日、後から渡航してきた同僚2人と合流したんで、夜、自身3度目(苦笑)の「Bar - Terrassa Sercotel Rosselló」に同僚を連れてったら、21:30近くになると、真正面のサグラダ・ファミリア後陣もライトアップされてた(驚)

夜にライトアップされたサグラダ・ファミリア後陣
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店舗情報
  • 店名Bar - Terrassa Sercotel Rosselló
  • ジャンル:ルーフトップバー、カフェ、軽食
  • 住所:Carrer del Rosselló 390, 08025 Barcelona, Spain
  • 営業時間:季節・曜日により変動(要公式サイト確認)
  • 定休日:なし(貸切営業等を除く)
  • 予約可否:予約可
  • お問い合わせ:+34 936 00 92 00
  • 支払方法:カード可
  • アクセス:サグラダ・ファミリアから徒歩約3分
  • おすすめ時間帯:夕暮れ~ライトアップ後
  • 見どころ:サグラダ・ファミリア正面に位置し、イエスの塔・マリアの塔を含む全景を一望できる
  • 予約のコツ:人気時間帯はすぐ満席になるため、予約開始(約2週間前)と同時に確保するのがおすすめです。
  • ※訪問時は2026年5月です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

 

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そして、ルーフトップバーから見たら全くライトアップされてないように見えた「受難のファサード」も、その麓はライトアップされてました(驚)

ライトアップされた受難のファサード
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というわけで、21:30過ぎ、最後にライトアップされたサグラダ・ファミリアの東側を池越しに眺めて、終日観光の長い1日はおしまい!!

夜のガウディ広場から見たサグラダ・ファミリア
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2001年、2009年、そして2026年。

25年にわたって見続けてきたサグラダ・ファミリア。写真で見比べると、確かに大きく姿が変わってた。

栄光のファサード完成後、
今度は家族四人で再訪だな。

その頃には、どんな姿になってるんだろう?楽しみ過ぎ!!