2007年12月30日お昼過ぎ
ドライバー含め7人をぎゅうぎゅうに詰め込んだ我らがランドクルーザーは、真っ白なウユニ塩湖をひた走っていた(((((((o≧▽≦)o
超、超、期待していた水を湛えた空映るウユニ塩湖には、残念ながらお目にかかれなかったけども、それでも、どこまでもどこまでも六角形の不思議な模様の続く、真っ白い、そして真っ平らなウユニ塩湖は、それだけでとんでもなく綺麗なわけで、
いったい、
雨季のウユニ塩湖ってどんだけすごいんだよ!!!
って感じ(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
しかも、夜になれば、今度は月や星空を映し出すって言うんだから、きっと夢を見ているような感じになるに違いないよね…。
というわけで、雨季のウユニ塩湖はいつか必ずリベンジを果たすつもりだけども、乾期のウユニ塩湖だって十分すごいってことは間違いないので、どうか誤解のないように。
そんなこんなで、塩のホテル、Playa Blancaが見えてきた♪
ここは、塩湖を赤く染めるだろうサンセットと、なーんの障害物もない、標高4,000m以上の高地で見上げる星空の双方を、唯一貸しきり状態で楽しめる場所(・0・。) ホホ-ッ
もちろん、当初からたく&ぶーはこのホテルに泊まるつもりだった。
が、
一番ホテルの情報ノートにあったとおり、衛生上の問題とやらで、やっぱり営業停止中(宿泊のみ停止)…。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
実に、2度目の営業停止じゃなかろうか…
と同時に、こういう現地の最新情報って、やっぱネットじゃわからないのね、っていうことを、当たり前っちゃ当たり前だけど、あらためて再確認。だって、今、普通に日本で暮らしてると、世界中のことを何でも瞬時にわかるような気になっちゃいますもんね(って、今、日本に住んでないけど…)
ネットの情報は、書き手があって、はじめてアップされるわけであって、(少なくともこの当時は)自動的に無尽蔵に生成されるものじゃないってことを、ちょっと忘れてしまってました(;¬∀¬)ハハハ…
んで、
ちょっと話が横道にそれちゃいましたけども、要は、超楽しみにしていた塩のホテルには泊まれなかったものの、それでも、自分達の不運にめげることなく、適当に観光し、
次に来たときには営業を再開してくれてることを祈りつつ、塩のホテルを後にした・・・
午後2時頃、
魚のような形に見えるとかなんとかで有名な、
Isla del Pescado(イスラ・デ・ペスカド)に到着。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
「魚の島」と呼ばれる場所だ。
で、どうやらここ、各種ウユニ塩湖ツアー(1Day、2Day、3Day)の初日の昼食場所になっているらしく、うちらが着いた頃には、既にずらーっと20台くらいのランクルが勢揃いしてて、皆様、もうはや何やら食してた( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう
ちなみにこの島、その昔、インディオが植えたとかいう巨大なサボテンが林立する公園として整備されていて、入場料10Bsで、島の頂上まで登れちゃいます。
そうそう、今回のツアーで一緒になったボリビア人のセルジオが言ってたんだけども、
( ・ノェ・)コショッ 「(セルジオ)実は、こういう島ってウユニ塩湖に2つあって、この島は「魚の島」じゃないんだ。本当の魚の島は、こんなに大きな島じゃなく、もっと小さいんだよ。」
ガ━━━━━━(゚д゚lll)━━━━━━ン
こ、ここって本当の魚の島じゃないのΣ(゜Д゜lll)エッ!?
でも、そう言われてみると、確かに島の入口には、Isla del Pescadoじゃなく、Isla Imcahuasiとかなんとかって書いてるし…( ̄□ ̄;)アセアセ…(写真左)
マジでここ、魚の島じゃないんだ…
今ここではしゃいでる人たちのうち、どんだけの人がその事実を知ってるんだべ…。
でもまぁ、
実際、魚の島だろうがなんだろうが、こーんな人の3倍はあろうかという巨大なサボテンの島を見れただけで十分だし、
遠くそびえた立つトゥヌパ山の雄姿もかっこいいしで、問題ないでしょ(_≧Д≦)ノ彡☆♪
んで、酸素不足のせいか、はたまたすでに高山病になりかけてるせいなのかしらんけども、相当しんどい思いをしつつ(特にぶーが)、(ニセ?)魚の島登山を終えて戻ってみると、
僕らのグループのドライバー、ロペスさんが何やら男の料理中♪(写真左)
ふふ、何やらお肉を焼いてるぜ(ニヤリ)(写真右)
というわけで、完成したのが、
リャマのステーキとお米(っぽいもの)とこれから3日間毎日食べることになるトマトときゅうりの昼飯。案外うまそう( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう
でもって、雲ひとつない青空と、高地の強い紫外線、そして真っ白な塩湖からの照り返しに皮膚を焦がされつつも(ほんとに焦がされました…)、割と長いお昼休みがありそうだったんで、午前中に引き続きトリック写真の大撮影大会開始(_≧Д≦)ノ彡☆♪
ただ、午前中のようにぶーと二人での撮影だと、あんまりいい写真を撮れないのは目に見えてるんで、
遠くで寝転がってる見ず知らずの旅人なんかを利用して撮ってみたり(写真上)、
ツアーメンバーのボリビア人二人組、セルジオ&マウリーシオとコラボレーション(笑)したりなんかして、
午前中に引き続き、約1時間にも渡って、トリック写真に精をだす(笑)
ま、その甲斐もあってか、今回はなかなか良い感じの写真が撮れたんじゃない??
その後、16時半を少しまわったところで、魚の島を出発、今晩の宿で塩湖岸にあるとかいう塩のホテルに向けて、再び塩湖を走る走る≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!
ちなみにその塩のホテル、ウユニの旅行会社のピンクおばちゃん曰く、
(v`▽´)v 「(ピンクおばちゃん)ホテルは塩湖岸にあるから、夕陽も塩湖でバッチリ見えるわよ!清潔で、電気も使い放題な上、ホットシャワーも浴びれるのよ!」
が、
もちろんそこは、さすがピンクおばちゃん、とでも言うべきか、とてもとても塩湖岸とは言えないだろ、といった立地条件で、いったいどの辺が塩湖でサンセットを拝めれるの?ってな感じ・・・(涙)
そして、塩のホテルってのも名ばかりで、塩でできてるのはベッドと床だけ・・・(Playa Blancaなんて壁も塩ブロック(?)でできてたのに(o;ω;o)ウゥ・・・)
さらに、ホットシャワーも有料ときたもんだから、入ってやんねぇよ!って感じ。
ま、唯一のプラス材料といえば、
そこのホテルを運営してる一家の、ちょいと照れ屋さんな女の子が超いい子だったことくらい♪ (写真上)
そして、インディヘナの女の子は、ちっちゃいとき相当かわい子ちゃんですな。それに、大人のお手伝いもたっくさんするし。
というわけで、結構残念な塩のホテルではあったが、その辺は、最初からそんなに期待してなかったんで怒る気も起きないわけだけども、それでもやっぱり、塩湖の中でサンセットを拝みたいっ!ってのが人の性。
なので、スペイン語も英語もしゃべれるセルジオに、「サンセットを見るために塩湖の中まで連れてって!旅行会社は塩湖内でサンセット見れるって言ってたよ!」とドライバーのロペスさんにスペイン語でお願いしてもらうことにした(;¬∀¬)ハハハ…
んで、さすがに最初は、夕飯の支度があるからと難色を示していたロペスさんも、ふてくされはじめた僕に同情してくれたのか、結局、
塩湖岸から30分くらいのところまで連れて行ってくれた゜+.(・∀・).+゜
ただ、ホント言うと、絵葉書とかで良く見る、六角形の模様のある場所でサンセットを拝みたかったんで、ロペスさんには悪いけど、結構不満足だったり(;¬∀¬)ハハハ…
ま、それでも、見渡す限り平らで、そして薄っすら赤みがかったウユニ塩湖は、それはそれで結構良い感じ♪
ちなみに、セルジオとマウリーシオは、塩湖内ではなく、そのニセ塩のホテルの裏山に登って、そこからサンセットを見たみたい(・0・。) ホホ-ッ
山から見下ろすウユニ塩湖のサンセットって、いったいどんな感じなんでしょ???
とりあえず、旅行記では一回も読んだことないパターンだねw( ̄△ ̄;)wおおっ!
で、サンセットを終えてホテルに戻って間もなくすると、夕食のお時間( ̄¬ ̄*)じゅる
ほんと、何がうまいって、ロペスさんの手作りスープっ!(・∀・)??
こんな場所で、そして男の手料理とは思えない程の絶品です!
あ、そうそう、ついでなんでメンバー初回をば。写真上、右から順に、
マウリーシオ、セルジオ、ぶー&たく、エディスにぶー曰くエディスのお母さんのサラビィアといった、うちら以外オールボリビア人というめずらしいグループでw( ̄△ ̄;)wおおっ!、
セルジオはラパス在住、マウリーシオ&エディスはサンタクルス在住で、サラビィアおばちゃんはコチャバンバ在住なんだってさ(・0・。) ホホ-ッ
あと2日間、どうかよろしくお願いいたします。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
そして夕食後・・・
セルジオとマウリーシオの二人が、
(・∀・)「(セルジオ&マウリーシオ)これから、音楽の練習に行くんだけど一緒にどう?」
Σ(゜Д゜|||)「(たく&ぶー)お、音楽の練習って何で???」
(・∀・)「(セルジオ&マウリーシオ)何故って、明日は今年最後の日じゃないか!みんなでパーティをやるだろ!?パーティには音楽がつきものだからね♪」
Σ(゜Д゜|||)「(たく&ぶー)そ、それで、どこで練習するの???」
(・∀・)「(セルジオ&マウリーシオ)塩湖だよ!」
と、懐中電灯1個を頼りに、真っ暗闇の中、塩湖に向って歩き、ちょっとした小高い岩山に腰掛けて、セルジオ&マウリーシオによる、いわゆるフォルクローレの練習がはじまった゜+.(・∀・).+゜
オリオン座が輝く、
天の川が見えるほどの満天の星空と、
地平線のかなたで幾度となく繰り返される雷光。
そんな、まるで夢を見てるいるかのような不思議なセカイに鳴り響く、太鼓と縦笛の音色に、ただただ聞き入っていた。
つづく。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。