2007年4月30日
プンタアレーナスから、3時間、200US$を費やし、タクシーで230kmにも及ぶ北上を終え、ホテル「グラシアレス」に到着したのは早朝4:30・・・(ㅎωㅎ*)ウトウト
金もないってのに、親切な彼(ドライバー)にチップ20US$(10%)を手渡し、笑顔で別れ、ホテルにチェックイン。
ツアースタートまであと3時間弱。とりあえず、およそ2日ぶりのシャワーを浴び、携帯他、セットできるだけの目覚ましをセットし、1時間半程度、仮眠することに(*_ _)zzZ
06:30
トゥルルルルル・・・
ヾ(・ω・o)「(フロント係)今日は07:30からパイネ国立公園ツアーだぞ。わかってるか?」
スペイン語だか英語だかなんだかよくわからなかったけど、そんなモーニングコールで目を覚ました。体調は意外と良好っ(≧▽≦)ノ
あとは、天気が良ければ最高だ。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
・・・ orz
まぁ、そんな都合よく進まないよね、何しろ運気最低レベルの今の僕ですから・・・(ちなみに大殺界の最後の年でもある・・・)
んで、 もしかしたら晴れるかもしれないと淡い期待を抱きつつ、ツアースタート。参加人数は自分含めて10人。オフピークっていっても結構いるもんだね。しかし、ガイド以外はほぼ英語ダメ(スペイン語オンリー)でなかなか打ち解けることが出来ず・・・(涙)
まず、向かったのは、約1万年前に絶滅したといわれる巨大なナマケモノのような動物、「ミロドン」の骨が発見されたとか言う洞窟(写真左)。正直、まったく興味なかったし、昨年ここを訪れた「おかぽんさん」も別料金払ってまでは見る価値なしとおっしゃってたんで、スルーしようと思ってました。
でも、自分以外全員がぞろぞろとバスを降りていくのを見てると、たまらず自分も降りてしまったわけで・・・(;¬∀¬)ハハハ…
で、感想はというと、
・・・
というわけで、皆さんもパスできるならしても何の問題もないですよ(笑)
ちなみに、写真右が体長3mはあろうかというミロドン復元像で、入園料は一人3,000チリ・ペソ・・・
ミロドンの洞窟を後にして、トーレス・デル・パイネ国立公園へ向かう道中には、コンドルだとかニャンドゥだとか、グアナコ(写真上)だとかがいて、特にグアナコが登場すると、みんな興奮してバスを止めてはカメラを構えてた。
けど、ちょっと進むと、道路沿いに気持ち悪いくらいグアナコがいて(写真左)、一気にグアナコの価値暴落(笑)バスも止まりもしねぇし( ̄▽ ̄;)アハハ…
んで、
パイネ国立公園に入っても、天気はいっこうに回復の兆しを見せず、っていうかより悪化・・・。
「もし」、晴れたら、「もし」、ピークシーズンだったら、さぞかしすごい絶景を堪能できたんだろうなぁと、自分の旅人としての未熟さ・不運ぶりを恨むわけで・・・
パイネ国立公園のハイライトの一つ、サルト・グランデ。
サルトは「滝」って意味なんで、さしずめ「大滝」とかそんな感じですね。
で、しつこいですけど、「もし」、晴れてたら(苦笑)、虹がかかるらしいですよ・・・
ノルデンフェール湖とペオエ湖とを結ぶ、サルト・グランデ。写真左は、サルト・グランデから望むペオエ湖。
んで、そうこうしているうちにお昼どき。ガイドに連れられてオステリア・ラゴ・グレイっていうホテルのレストランに来たけど、とにかくキャッシュ不足が気がかりの僕は、周囲をかるくぶらぶら歩いた後、一人バスへ戻ることに・・・(涙)
ホテルのレストランなんかで食えるような金持ってねぇんだよ!ちっきしょーっヽ(`Д´)ノ
そんなわけで、バス内で3枚ほど手紙を書いていると、いよいよ個人的にちょっと楽しみにしてた、間近で氷塊を見れるという、
グレイ湖散策へヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
・・・
ガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
少しも間近じゃないんですけど・・・(涙)やっぱ、寒くなると氷河って少しも崩落しないんですね・・・(ノд`@)アイター
メカの力を駆使して(デジタルズーム6倍)、何とかそれらしい氷塊の写真を撮るのが精一杯・・・。それでも、曇り空の下、異様な程青白く発光する氷塊にはちょっと感動を覚えましたね.+゜(・∀・)゜+.゜
15:30頃、
グレイ湖畔の散策を追え、パイネの峰々を少しも拝むことが出来ず、後ろ髪ひかれる思いでいっぱいでしたけども、プエルトナタレスへの帰途に。途中、ものすっごくうっすら雲の切れ目ができたとかで、ペロエ湖畔で写真タイム(どの辺が雲の切れ目?)。
たぶん、写真上の右奥にそびえ立つのが”パイネの角”ってやつで、手前の建物がオステリア・ペロエだな?いずれにしても春~夏にかけて美しい景色が広がることは間違いなさそう・・・(,,-_-)
というわけで、金と体力を相当つぎ込んで目にしたものは、かなり残念な結果となり、
18:30頃プエルトナタレスの町に戻ってきたのでした(´口`)最悪↓↓
んで、せめて夕食だけでも、チリを満喫したいと思い、ガイドさんも「rico(おいしい)だよ」よと教えてくれた「Asador Patagonia(アサード パタゴニア)」に行ってみたんですけど、午後7時の時点でまだ閉まってました・・・。チリの夜は遅く、いずれのお店も20時か21時オープンらしい・・・|`Д´)ぷぅ~だ!
で、とりあえずホテルに戻り、荷物を置き、念のため、ホテルの兄ちゃん(写真上)にもお店情報を聞いてみた。すると、彼曰く「Asador Patagoniaは”NO”だ。Ultima Esperanzaに行け」とのこと“((・Д・*)コクリ
ふたりとも言ってることが違うんで、お店の混み具合でどちらに行こうか判断しよう思ったが、20:30時点でいずれのお店もお客ゼロ・・・
ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
んで、結局、ホテルに近い「Ultima Esperanza」に入ったところ、21時を回った頃にはほぼ満席状態にw( ̄△ ̄;)wおおっ!
(写真左) 食前に出されたパン ★★★★★(超サクサクッ!)
(写真中) 魚介スープ2,500チリ・ペソ ★★★★★(具の量がハンパじゃない!)
(写真右) 子羊のアサード5,000チリ・ペソ ★★★(たしかに臭みはないんだけど、味付けがちょいと薄すぎかなぁ・・・)
んで、
21:30を過ぎても、まだバス会社が開いていたんで、旅行前から予約してた、カラファテ行きのバスチケットをリコンファームしに行ってみたところ、
(*´∀`*) 「(スタッフ)9時発だから10分前に来て!あなたの座席番号は1番よ!」
と気さくな感じの女性に満面の笑みで対応され、なんだか、これまでの悪い流れが吹き飛んだような気がした。ホテルへと続く夜道を歩く足取りも、心なしか軽くなっていた。
つづく