速報!!南極から帰ってきました!②

2021-03-20

南極クルーズ・クーバービル島

南極クルーズ5日目の午前は、南シェトランド諸島を越え、ついに南極半島近傍にたどり着き、

クーバービル島に上陸ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ(写真上)

 

南極半島にたどり着いた、といってもまだそれに隣接する島に上陸しただけなので、南極大陸自体に上陸できたわけではないが、それでも、海に浮かぶ氷山は、南シェトランド諸島で見たそれよりもずっと大きいし、そんな氷山をバックにしたペンギンたちは激しく絵になるしでもう大興奮ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ

うちら、南極に来たんだぁ!!!(_≧Д≦)ノ彡☆♪

南極クルーズ・クーバービル島の子ペンギン

南極クルーズ・クーバービル島で見たオットセイ

(写真左&冒頭写真) 南シェトランド諸島よりも南、もっと寒い南極半島に来たせいか、南シェトランド諸島よりも繁殖のタイミングがちょっと遅れているようで、ここでは、卵から孵ったばかりのヒナや泥だらけの羽毛で覆われたかわいい子ペンギンたちを拝めちゃう♪

(写真右) カメラを向けるとキュートなポーズをとる、サービス精神旺盛なオットセイ(Fur seal)

 



 

でもって、その日の午後、今にして思えば最初で最後にして最高の絶景を堪能するできたアクティビティとなった、アンバース島のトンプソン半島西岸、

南極・パタゴニアベイでのゾディアッククルーズ

パタゴニアベイでのゾディアッククルーズがスタート!!! (写真上)

 

南極・パタゴニアベイでのゾディアッククルーズ

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

これまでとは打って変わった青空の下、白光りした大きな大きな氷山がそこら中に浮かび(写真上)、

南極・パタゴニアベイの氷河が押し寄せる崖っぷち

南極・パタゴニアベイで聞く、青い氷山片が溶ける音

四方八方に、氷河が押寄せる崖っぷちがそびえ立つ(写真左)、もうそれはそれは見事な超絶景の数々。

(写真右) パチン、パチンと音を響かせながら溶けていく、たくさんの気泡が閉じ込められた青い氷山片。

『南極の音』だねぇ~。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

でもってここでは、

南極・パタゴニアベイでのゾディアッククルーズ

白と青の絶景のみならず、氷河の崩落や、

 

南極・パタゴニアベイの氷山片で昼寝中のヒョウアザラシ

南極・パタゴニアベイの氷山片で昼寝中のカニクイアザラシ

氷片の上でのんびりと昼寝中の、ヒョウアザラシ(Leopard seal)(写真左)やらカニクイアザラシ(Crabeater seal)(写真右)なんかも拝めたくらいにして、ほんと、

南極・パタゴニアベイでのゾディアッククルーズ

超がつく程感動の3時間クルーズだった(_≧Д≦)ノ彡☆♪

が、

人生それほど甘いもんじゃないようで(涙)、この日を最後に、天候が大変なことになり、

エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

アデリーペンギンの営巣地が見られたらしいピーターマン島&ヤロー島(Yalour)に、南極上陸記念スタンプがもらえたり、手紙も投函できたらしい元イギリス南極基地があるポートロックロイ、そして、南極にも関わらず水着で温泉を楽しめるデセプション島といった、クルーズ後半の見所ほぼ全てを断念せざるを得なかった(涙)

 



 

それでも、悶々としつつも南極ドリーム号から見続けた、

南極・南極ドリーム号から見続けた、海水に薄っすらはった雪の層

あまりにも冷たい海水に雪が降りそそいだときにできる、薄っすらはった雪の層の美しさや(パンケーキって呼ばれてた)(写真上)、

南極・押し寄せる青白い巨大な氷河

押寄せる青白い氷河の豪快な光景には圧倒されまくった(写真上)

(といっても、さすがに終盤には飽きてきて、大富豪ばっかりやってたけど、苦笑)

 



 

そして、7日目の夕方、(見応えという点では???ではあったものの)それまで実現できずにいた南極大陸自体への上陸という目的についても、「悪天候続きのこの状態で帰らすのはさすがにかわいそうだ」とクルーの皆さんが必死になって探してくれたんだろう、

南極・スピゴット・ピークで南極大陸上陸を果たす

スピゴット・ピークSpigot Peak)と呼ばれるポイントでなんとか果たせた(写真上)

ちなみに、南極ドリーム号のクルーでここスピゴット・ピークを訪れことがある人は誰もいなかったらしいエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

となると、そんな場所に総勢70名強の観光客を上陸させるというこの決断は、南極ドリーム号のクルーにとってもさぞかしリスキーなものだったことは容易に想像つくわけで、感謝感謝(_≧Д≦)ノ彡☆♪

南極・スピゴット・ピークで南極大陸上陸を果たす

(写真上)南極大陸上陸を記念して、このクルーズで一緒になったコージさん&ユカさんご夫婦と台湾の女の子と一緒に、シャンパンで乾杯♪ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ

 



 

と、終わってみれば、南極半島近くにいた5日間のうち、船から出てアクティビティに参加する事ができたのが、わずか2日半の5回という近年稀に見る不運ぶりを発揮してしまったわけだけども(ちなみに、僕らの直前のクルーズでは10回だったらしい…Σ(゚Д゚;エーッ! )、

2週間の南極旅行でお世話になった南極ドリーム号

あの快晴の中でのゾディアッククルーズが全てを打ち消してくれる程の超絶景だったし、南極で出会ったかわいい動物たちに加えて、世界各国17ヶ国から参加しにきた旅人からちょこちょこいろんな話を聞けたのは楽しかったしで(といっても、旅程の80%くらいは、僕らを含む5名の日本人+台湾の女の子のアジア勢で固まってたけど(;¬∀¬)ハハハ… )、ほんと、

思い切って南極に行ってみて良かった!!ヽ(゚∀゚ )ノ

(写真上) エクスペディション・スタッフでウシュアイア出身のマックスこと、マキシミリアン君とアジア勢で記念撮影♪

2週間の南極旅行でお世話になった南極ドリーム号

(写真上) 終盤はさすがにアジア料理が恋しくなっちゃったけども、3食それなりにちゃんとしたご飯を食べれたのはうれしい限りだし、10日間毎日同じで正直うんざりだった朝ご飯も今となってはなんだか懐かしい。

2週間の南極旅行でお世話になった南極ドリーム号

(写真上) スピゴット・ピークでの南極大陸上陸を記念して、エクスペディション・リーダーのロドリゴから上陸認定証を授与されちゃったヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ

 

そんなわけで、

2週間の南極旅行でお世話になった南極ドリーム号

南極ドリーム号のクルーの皆さん、11日間お世話になりました!!

 

でもって、次は北極で白熊だね、こりゃ( ´,_ゝ`)プッ

あと、ありえないくらいにキングペンギンが密集して生息してるらしい、南ジョージア島にも行ってみたいっ!!!ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

 

おしまい

 

※ちなみに、速報ではなく、この旅を全8話の旅行記として書き下ろした「ドレーク海峡乗り越え、待望の南極上陸の旅!」はこちらから↓

南極
Antarctica

ドレーク海峡乗り越え、待望の南極上陸の旅! 2011/2/15 - 2011/3/1   ドレーク海峡乗り越え ...