出張の合間に旅するヴュルツブルク

2023-04-30

ヴュルツブルク

2008年2月29日(うるう年!)

 

フランクフルトでのお仕事が激しく順調に終わり、予め設けてあった予備日の大部分がぽかーんと開いてしまった…、幸運なことに(笑)

ということで、空いた時間を有効活用すべく、ICE(ドイツの新幹線)に乗り込み、世界遺産のある街、

ヴュルツブルクへLet's Go!!!

 

んで、ヴュルツブルクといえば、長崎の出島で活躍した、歴史の教科書にも出てくるシーボルトが生まれた地であり、レントゲン博士がX線を発見した地でもあるw( ̄△ ̄;)wおおっ!

そんな、フランクフルト中央駅から約1時間10分で到着するこの街の第一印象は、

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

灰色の空が災いしてか、とても世界遺産がある街とは思えない、いたって普通の街・・・

ほんとに往復で64ユーロ(約10,000円)も出して来る必要があったんだべか・・・

と、軽く落ち込む_| ̄|○ ガクッ!!

それでも、ところどころに何気なく現れる教会の数の多さには驚かされ、普通に歩いてるだけでも、

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

シュティフト・ハウク教会(写真左)やらノイミュンスター教会(写真右)やらが視界に入り、はっと顔を上げれば、

ヴュルツブルク

マリエンカペレ(マリア礼拝堂)が登場する。

それにしても、このマリエンカペレとやらは、随分とまぁ、奇抜な配色だこと(苦笑)

でも中は、

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

いたってシンプル(写真左)

ちなみに、マルクト広場側の扉の両サイドにあるアダムとイブの彫像(写真右)は、リーメンシュナイダーっていう有名彫刻家の傑作らしい・・・

ヴュルツブルク

これが傑作…。彫刻の評価は、下々にはわかりかねますね…(汗)



で、そんな疑問を抱きつつ、向かいのマルクト広場に立ち並ぶちっちゃなスタンドを冷やかしていると、不意に目にとまったスタンドに、なんと、その昔ミュンヘンやフュッセンで激しく感動した、うまそうな焼きソーセージが売られているではないか゚+.(◕ฺ∀◕)゚+.わぁ♪

ヴュルツブルク

ということでさっそく購入( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう

焼いたソーセージにたっぷりマスタードをぬったくって固めのパンにはさんで食べる、こりゃ間違いなく、

ヴュルツブルク

ドイツで一番うまい食べ物だろっ!(人´∀`).☆.。.:*・

コストパフォーマンスも申し分ないしね♪

ちなみに、このスタンド、食べ終わってから気づいたけども、地球の歩き方にも載ってるブラートヴルスト・クニュプフィングとかいう人気ソーセージスタンドらしい(・0・。) ホホ-ッ

どおりでうまかったわけだ(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン

と、なんだかテンションも上がってきたところで、聖キリアン大聖堂登場♪

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

 

・・・

 

_| ̄|○ ガクッ!!

 

な、なんなの、こののっぺりした外観は…(写真左)

しかも入ってすぐの装飾も味気ないし…(写真右)

一気に落とされたわ、俺のテンション・・・(涙)

それでも、内部奥は、

ヴュルツブルク

入ってすぐの装飾の少なさは金切れのせいですか?と思わずにはいられないほどの、豪華絢爛ぶり♪

なんだよ、やればできるじゃんかよ(_≧Д≦)ノ彡☆♪
(実際は、この部分だけ、第二次世界大戦の被害から免れたものと思われる)

ちなみに、大聖堂の双塔の真ん中のファサードは、各種ガイドブックやらパンフレットに載ってるやつと微妙に違ったんで、おそらく最近改修したと思われるんだけども、なんとなく、改悪しちゃった、って感じがするのは気のせい???



でもって、その後は、ヴュルツブルクのメジャー観光地のひとつ、マリエンベルク要塞を目指して、いっこうに降り止まない雨の中、もくもくと歩く。

んで、途中、

ヴュルツブルク

途中、謎な彫刻に遭遇…。普通に気持ち悪いんですけど…。進撃の巨人系だよね…。

まぁ、それはさておき、マリエンベルク要塞を背景とした絶好の撮影ポイントと噂の、マイン川にかかるアルテ・マイン橋に到着。

が、

ヴュルツブルク

激しい濃霧で霞む、マリエンベルク要塞・・・(o;ω;o)ウゥ・・・

それでも、

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

気を取り直して橋を渡り、激しく運動不足な体には思いの他辛い坂道を登ると、マリエンベルク要塞の入口が見えてきた(写真左)

 

ちなみに、入口内部から外を見てると、写真右みたいな感じで、なかなかいい感じ。城っぽい♪

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

ちなみにこの要塞、入場料無料という太っ腹ぶりに加え、

 

ヴュルツブルク

マリエン教会(写真上の左側建物)や高さ42mのベルクフリート(主塔)に、深さ104mの井戸(写真上の中央下部の建物内)と、意外と見所があったり。

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

(写真左)外観のシンプルさからは想像できないほどのしっかりした内部装飾と自分好みの配色をもつマリエン教会内部♪

 

(写真右) かるくライトアップされてるせいで、底がはっきり見える深さ104mの井戸コインを落としてみるとその深さがよくわかる

で、要塞内にある、領主の庭園からのヴュルツブルクの眺めが綺麗らしいっていうので、要塞内部を隈なく散策するも、領主の庭園を見つけれなかったんで(涙)、やむを得なく、要塞内部から出て、外構からヴュルツブルクを俯瞰してみようと外構へ。

ちなみに、外構から見た要塞は、

ヴュルツブルク

 

・・・

 

要塞っていうか、古城ホテル。

んで、肝心のそこからのヴュルツブルクの眺めはというと、

ヴュルツブルク

 

・・・

 

_| ̄|○ ガクッ!!

濃霧過ぎてよくわかりませんけど・・・。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク



そんなこんなで、マリエンベルク要塞を下りて、気づけば2時間半もぶっ通しで歩き、既に棒になってしまっている足をひきずりながら(←大袈裟)、本日最後の見所にして、ヴュルツブルク最大の見所

ヴュルツブルク

世界遺産、レジデンツに辿り着いた♪

でも、

ヴュルツブルク

実に惜しい・・・

これが晴れていて、しかも花が咲き乱れる春から夏に来ていれば、また全然違う印象を持てたはずなのに・・・

曇天模様と激しい疲労に加え、落葉しきった木々たち・・・

そりゃ、仕事の合間に来てるんだから贅沢いってちゃバチあたるわけだけども、それでも人間って奴は欲が深いわけで…(苦笑)

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

(写真左)レジデンツのホーフ庭園の門にあった装飾。冠と十字架と人の顔・・・。レジデンツの正面玄関(?)上部にも似たようなものがあったけども、なんだべ、なんかの紋章的なものなの???

(写真右)同じくホーフ庭園内の木の下に隠れてた女の人の彫刻。こういうのは結構めずらしいような気がする。

写真撮影禁止だったんで、レジデンツ内部の写真は紹介できないけども、「階段の間」天井に描かれた世界最大のフレスコ画は一見の価値ありかも(人´∀`).☆.。.:*・

でもまぁ、ヴェルサイユ宮殿とか見たことあれば、同じっちゃおんなじ感じか・・・

というわけで、

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク

ヴュルツブルク名産のフランケンワインに、フランケンワインを使ったスープ(ドイツのくせに結構美味っ!!)、そして定番の焼きソーセージを喰らって、そそくさとヴュルツブルクを退散。

やっぱ、いくら仕事の合間といえども、晴れてなきゃテンションも下がるよね…

 

おしまい