2008年1月1日早朝
とにかく、むちゃくちゃ頭が痛い・・・(;≧皿≦)。゜°。ううううぅぅぅ
ぶーも昨日に引き続き辛そうだ・・・
が、僕とぶーには決定的な違いがある・・・
そう、
ぶーは高山病で、
自分は単なる、
二日酔いΣ(゜Д゜|||)エッ!?
だからだ(苦笑)
いくら大晦日とはいえ、こんな標高4,300mもあろうかという高地で飲みすぎた感が否めない・・・。ボリビア人であるマウリーシオでさえ、高地での泥酔を避けてか、ビール2杯くらいに控えてたのに、自分ときたらセルジオに、
(_≧Д≦)ノ彡☆♪ 「(セルジオ)たくは昨晩、もの凄い勢いで飲んでたよね!」
なんて言われるくらい、人一倍飲んで酔っ払ってたし・・・( ̄□ ̄;)アセアセ.....
とは言っても、一人だけ二日酔いで気持ち悪いっていうんじゃ格好が悪いので、ランクルの最後尾席で、あたかも高山病かのように、ぶーと二人でぐったりすることにした(二日酔いじゃなく、ほんとに高山病かもしれないしね・・・)(;¬∀¬)ハハハ…
※ラーメンを無性に食いたくなったんで、ほぼ間違いなく二日酔い・・・
そして、午前6:25、本日最初の見所である「間欠泉」に到着(冒頭写真)
まぁ、ボリビアまで来て見なきゃいけないか?って程の規模の間欠泉であったこともあり、僕もぶーも具合が悪いことを言い訳にして、1、2分で観光終了&ランクル引き篭もりを決め込む(´,_ゝ`)プッ
んで、
続いてはいろいろな旅行記を通じて知って、ちょっぴり楽しみにしていた温泉へ(写真上)≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!
思えば、12月29日のお昼に一番ホテルでシャワーを浴びてからというもの、かれこれ丸3日間くらいシャワーに入れてない・・・Σ(゜Д゜|||)エッ!?
で、そんなことだろうと、僕もぶーもあらかじめ水着&水中カメラケースなんかを用意して、温泉に浸かる準備をしてきたわけなんだけども、いかんせんぶーの荷物はロストバゲージ中・・・
僕が寝巻き用に使ってた薄手のジャージの下とTシャツを着れば、ぶーも温泉に入れることは入れるが、体調的にぶーは足湯でのんびりすることに。
そんなわけなんで、僕もぶーの横で足湯してると、
(´・ω・)「(ぶー)ぶーに気を遣わなくていいよ、たくは温泉につかりなよ。」
と一言。
いやいや、ぶーに気を遣っているんじゃなくて、あまりの二日酔いで着替えとかそんな余計な労働(?)、動作(?)をする元気が無いだけです・・・
でもって、足湯や隣接する施設で朝ご飯をとる等して2時間ほどゆっくりした後、ラグーナ・コロラダよりもさらに標高が上がっているせいか、一層激しさを増す頭痛をこらえつつ、重い腰をあげて出発(;´ρ`) グッタリ
途中、
サルバトール・ダリの丘と呼ばれる見所の、反対側にある(笑)、これまた不思議な色彩を持つ、完全に地球外の光景にびびらされ、午前9:45には、標高4,400mにして、本日最大の見所であり、昨年秋にはフジテレビの世界の絶景100選にも選ばれた、
緑の湖、ラグーナ・ベルデに到着した♪
出発前から、週間天気予報を毎日毎日チェックして、ちょうど僕らが滞在する頃は連日連夜の雨ってことを知り、自分らの不運を嘆きまくってたわけだけども、実際到着してみると、それこそ連日連夜、雲ひとつ無い快晴に恵まれた♪
ほんと、こんな雨季の入口という微妙な時期に、これほどまでに青い空とエメラルドグリーンの湖を見れるだなんて思っても見なかったし゜+.(・∀・).+゜
ちなみに、こんなにも幸運だったのは、ぶーがロストバゲージを喰らってくれたからもしれないな、なんて思ってみたりして。
(写真上) ラグーナ・ベルデの湖岸は、何やら真っ白い。まったく得体が知れないだけに、ウユニ塩湖のように舐めてみるなんてことはできず・・・。そして、ぶーが持ってきた帽子は、バックパックと共にロストバゲージ中なため、僕の帽子を貸していたわけだが、この頃になると、標高4,300m&帽子なしの僕の顔の日焼けは尋常じゃないものになりつつあった(o;ω;o)ウゥ・・・
んで、
これにてこのウユニ塩湖3日間ツアーのメジャー級観光地終了ってことで、運転手のロペスさん含め、みんなで記念写真をパチリ゜+.(・∀・).+゜
うん、すっごい良い写真が撮れたね♪
スペイン語はもちろん、英語もろくに喋れない上に、高山病(一部二日酔い、苦笑)でぐったりする日本人2人を、やさしくサポートしてくれた今回のメンバーの皆様には、ほんと、幾ら感謝しても仕切れませんって感じです。
そんなわけで、これから、惰性でちょっぴり観光しつつ、
7時間程 Σ(゜Д゜|||)エッ!?
かけて、
再び道なき道を走りぬけ、ウユニの町に戻る_| ̄|○i||||||iモウダメポ
帰りももちろん、ラグーナ・ベルデでの感動が消え去るほどの振動が続くわけだが、
行き程に見所があるわけでもなく、それはそれは辛い辛い、無言の帰路(o;ω;o)ウゥ・・・
さらに、車内だってのに、ペットボトルやらバックやらにちり積もる埃は、留まることを知らないわけで・・・
ほんと、こんな辛い道程を日々運転してるロペスさんはじめ、ウユニの運転手さんたちの忍耐力は驚愕に値するよ(????д??)ェッ!?そんな…
でもって、途中の小さな村で昼飯をとる等して、ウユニの南に位置する、
サンクリストバルの町に着いたのが、ラグーナ・ベルデ出発後およそ7時間が経過した午後5時過ぎ…ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!
幸い、僕らのラパス行き夜行バスは明日の夜出発だから問題ないが、旅行会社が言う17時半ウユニ着を信じて、到着日当日の夜発の便を取っている旅行者がいたら、結構笑えない状況だったり( ̄▽ ̄;)アハハ…
ちなみに、この日のサンクリストバルでは、新年を喜ぶパレード開催中♪(写真上)
そして、サンクリストバルを出発すると、おそらくウユニ塩湖があると思われる西の空の雲行きが激しく怪しくなっていた。
そんなわけで、
→ ウユニ塩湖は、雨が降ってそうだ(。-`ω-)ンー
→ 明日になったら塩湖に水が張ってるかもしれないな( ̄ー ̄)ニヤリ
→ 明日、夜行バスの時間に間に合うように、ウユニ塩湖日帰りツアーに参加したら水鏡状態を拝めるかもしれないな(人´∀`).☆.。.:*・
なんて希望的観測を始めた直後、突然車が停車した。
(。-`ω-)ンー「(ロペスさん)うーん」
と、眉間にしわを寄せながらランクルの後輪をじっと見つめはじめたロペスさん。
んで、再び走り始めることたったの200m程でまた停車。
どうやら、
後輪を交換するらしい!?(〃゜口゜)!?
いったい、今までとどの辺が違うのか、ロペスさん以外はまーったくわからなかったわけなんだけども、プロのみぞ感じる違和感があったらしい(・0・。) ホホ-ッ
そして、感動するはその手際の鮮やかさ゚+.(??∀??)゚+. わぁ♪
地面に寝転がったと思ったら、くるくるくるっと回転して車体下に入り込む姿はまさに職人芸。
そして、正直、さんざん車両トラブルが発生するって聞いてただけに、旅行記的にもそういうシーンが欲しかったな、とか本末転倒な思いを密かに抱いていたので(笑)、ツアー内容的にも、自分のその後の旅程的にも悪影響を与えないこのタイミングでの車両トラブルは願っても無い絶好のハプニング(?)だったり(;¬∀¬)ハハハ…
にしても、このロペスさん。
おそらく、このウユニ運転手軍団でもボス的存在の一人で、運転もうまいし、車体整備技術も見事な上に、手料理もかなりイケルんだから、ほんとにすごい人だなぁって関心しちゃう(人´∀`).☆.。.:*・
それに引き換え自分なんか文明が無かったら生きてもいけなそうだもんなぁ・・・
人間として、もっと生きる術も身につけねばならんね、まじで・・・ハァ━(-д-;)━ァ...
というわけで、午後7時過ぎ、
無事、ウユニの町に帰ってきた(人´∀`).☆.。.:*・
今振り返ってみても、この3日間で目にした絶景や通ってきた道程は、ほんとあまりに雄大であり、オフロードや日差しに標高にと、それはそれは過酷な道程でもあった。
特にその過酷さと言ったら、もう一回ラグーナ・コロラダやラグーナ・ベルデまで行きたいか、というとかなり真剣に悩んでしまう程だ(´⌒`;)
それでも、今回は、セルジオにマウリーシオ、
でもって、サラビアおばちゃん、エディスにロペスさんにと、激しく好メンバーに恵まれたから、その辛さもなんとか凌げたのだと思うd(。ゝд・)
高山病だか二日酔いだかで迎えたしんどい2008年だったけども、その2008年最初の一日を、絶景を堪能し、無事に帰ってこれたという、ある種の達成感を持って締めくくれたたんだから、今年もきっと良い一年になりそうな気がするね。
そんなわけで、
3日間、ほんとにお世話になりました。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
つづく