2007年9月25日未明・・・
ガタンッ!!!
Σ(`゜Д゜´//)ななななな、なんだっ!?
突然の揺れに、目が覚めたどころか二段ベットから落ちそうになったヾ( ̄0 ̄; )ノ オット!
さすがに、クワンさんが言ったとおり船の揺れが尋常じゃない。と、不意に横を見てみると、何やらトイレに電気がついていて、
軽く青ざめたぶーが、しんどそうに出てきたのだった!?(〃゜口゜)!?
(p・Д・;)アセアセ「(たく)ぶー、大丈夫か???」
ハァ━(-д-;)━ァ... 「(ぶー)だめ・・・、もう二回も吐いた・・・」
Σ( ̄ロ ̄lll) 「(たく)ま、まじでか・・・」
可哀想だけど、ぶーの長い夜はまだまだ続きそうだ・・・
・・・
夜が明けた。とにかく、狭いキャビン内にいることがぶーにとっては大きな障害になっていた。なので、さっそく二人でデッキへ出てみることに。
ただでさえ船酔いで体調が悪い上に、天気も微妙で風も冷たくって、妙に沈んだ気持ちになる・・・。ぶーも相当やつれた感じだ・・・(写真左)
朝ご飯の鐘がなったんで、船内に下りてみると、ほとんどの人が眠れていない様子。特に、フランス人ご夫婦の奥さん、マリーさんときたら、ぶー以上に辛い夜を過ごしたみたい・・・。朝ご飯も食べれてなかったし・・・(゚-゚*;)オロオロ(;*゚-゚)
(写真右) そんな中、モリモリ朝飯を平らげては、一人気をはく、インド人のおじいちゃん(右奥)w( ̄△ ̄;)wおおっ!
まじで、どうしてそんな元気なんだべ???∑(゜д゜υ)
で、本日の予定↓
今日は一日、ジェノベサ島を観光し、その後、またしても夜な夜な荒れ狂う海を渡り、プラサ島へと向います・・・。
ジェノベサ島では、午前中はまず、ダーウィンベイに上陸して、島内散策&スノーケリング。午後も同じくジェノベサ島のフィリップ・ステップってとこを上陸散策。フィリップベイでは、運がいいとフクロウが見れるってクワンさん。が、正直、フクロウ相手なら大して運が良くなくってもいいかも、って思ってみたり・・・(;¬∀¬)ハハハ…
昨日のラビダ島の赤砂ビーチとは打って変わって白砂ビーチのダーウィンベイ(写真上)
上陸するや否や、そこら中にあふれている鳥たち。鳥の楽園ぶりを見せ付けてくれる。
(写真左) 空を飛び交う、空のパイレーツ、グンカンドリ。割とキュートなやつだろうと思って楽しみにしてたけど、パイレーツという異名を持つくらい、鳥のヒナやら何やらとにかく何んでも襲って食うらしい・・・。そう思うと、なんだか見てるだけで怖くなってきたんですけど・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
(写真右) 今回出会った中で、いっちばんかわいかったのはもちろん、このアカアシカツオドリっ!赤い足に青いくちばし、そして灰色 or 真っ白な毛で覆われたかわいこちゃん゜+.(・∀・).+゜
というわけで、アカアシカツオドリ特集↑↓
真っ白な子もいれば(写真左)、モヒカンみたいに毛が残ってるベイビーもいたり(写真右)
(写真左) 繁殖期には、喉元にある袋をおっきくふくらませるグンカンドリ。ガラパゴス諸島の代名詞的な鳥なんだけども、繁殖期以外は単なる怖い鳥('▽'*) ・・・ァハハ
(写真右) アオアシにアカアシにと、カラフルさがウリのカツオドリの中では一際特筆すべき点のない(笑)、ナスカカツオドリ(´,_ゝ`)プッ
天気が良くなってくると、羽を広げて日向ぼっこ(?)するグンカンドリ。
油断してると、すっごい綺麗な池やら(写真左)、昨日は見るたびに大興奮してた(笑)ウミイグアナに普通に出くわします( ̄▽ ̄;)アハハ…(写真右)
ダーウィンベイ散策折り返し地点で一休み(写真上)
午後は、向って左奥に見える、フィリップステップとやらに行くらしい。ちなみにこのダーウィンベイ。かの有名なダーウィンさんはもちろん、来たことがないそうです…(´,_ゝ`)プッ
で、島内散策後は、1時間のスノーケリングタイム。
が、
あまりの寒さに一同揃って、動き出す気配なし・・・
って思ったら、
(°◇°;) ゲッ
例の好奇心旺盛おじいちゃんは、果敢にもウェットスーツに着替えて海へ・・・。元気過ぎて尊敬します、ほんと・・・。
というわけで、
僕らはビーチでアシカと戯れ中(写真上)。にしても、自分の顔と足の日焼けがまじでやばい( ̄□ ̄;)アセアセ.....
晴れてくると、青空と白い砂浜&海草に抜群に映えるガラパゴスイワガニ(写真上)
食べれるんのかな???( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう
ダーウィンベイ観光も終わり、
エンカンターダ号に戻って甲板でくつろいでると(写真上)、何やら良いにおいがしてきたヾ( ´¬`)ノ
そろそろランチだね。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
ってことで、甲板から厨房を盗み見してると、調理長初登場(写真右)゜+.(・∀・).+゜
ランチを終えたら、お次はダーウィン・ベイの対岸にある、フィリップ・ステップへ。
断崖絶壁を登ると(写真上)、
そこには、びっくりするくらい、荒れ果ててるようにしか見えない荒野が広がっていた・・・∑(゜д゜υ)
でもって、いたるところに、ナスカカツオドリ。何も無い平面上に意味なくポツポツいると、なんかドラクエのマップ上の村人たちみたいに見える。
いやね、ちゃんと木とかで家作って、そこに住めばいいと思うんですよ、こいつらも。何故その何もない土の上を選んだの!?雨降ったときはどうするの!?って聞いてやりたくなっちまうわけですよ、まったく・・・ハイハイ (´。` ) =3
んで、
みんな揃ったところで、フィリップ・ステップの奥地へと進んでいくクワンさん。なぜかいつも外では裸足・・・( ̄□ ̄;)アセアセ.....
どうみても普通に足、痛いだろ・・・
ナチュラリストのこだわりなんだろうか・・・
そういやぁ、途中で見た他のグループのナチュラリストも裸足だったな・・・
(写真左)キュート路線のアカアシカツオドリの赤ちゃん。ふわふわだぁ~♪
(写真右)保護色みたいで、よくわかんないかもしれないですけど、ウミイグアナです。昨日のバルトロメ島よりもよく目にする気がする、しかも大群w( ̄△ ̄;)wおおっ!
ここでこんななんだから、フェルナンディナ島なんかいったら、いったいどんだけウミイグアナいるんだろ・・・、キモイだろうけどちょっと見てみたかったな(o´_`o)ハァ・・・
というわけで、
フクロウ未登場のまま、フィリップ・ステップ観光終了。フクロウはどうでもいいとしても、こんな絶海の孤島チックな島に最初に上陸した人って、どんだけ好奇心あるんだよ!って思ったよ・・・、あのインド人のおじいちゃん以上だな(´,_ゝ`)プッ
でもって、
この後、船酔いで全員大変なことになるのを見越してか(涙)、いつもディナー前にやる明日の予定の説明をここフィリップベイで始めだしたクワンさん(*´д`)??
んで、連絡が終わり、船に戻ってみると、
予想通り、まじびっくりするくらい揺れてる、間違いなく人生最大級・・・Σ(゜Д゜lll)
ただでさえ、体中日焼けで痛いっていうのに、完全に二重苦だわ・・・(o;ω;o)ウゥ・・・
んで、その後はというと、僕はベットに横になった方が楽なんで客室へ。
一方、ぶーは、外の方が良いみたいなんで、真っ暗&寒さ的に限界になるまで外にいた後、ベットへ。お互いほとんど立ち上がることができず、夕飯も食わずに朝まで客室に引きこもっていたのでした・・・(ぶーはこの一晩で6、7回は吐いたらしい・・・Σ(゜Д゜lll)エッ!? )
まさに、クワンさんの思惑通り・・・(この晩、生き残った精鋭たちはたった5名だったらしい・・・)
そんなわけなんで、
日焼ケニモマケズ、
船酔イニモマケズ、
フンボルト海流の冷たさにもまけぬ、 (←読みづらいから以下平仮名)
丈夫な体を持ち、
左でドイツ語の会話があれば
わからないとニコニコ聞き流し、
右で英語の会話が始まれば、
日本に住んでいるとお茶をにごす・・・
そういうものに、
わたしはなりたい・・・
ってヾ(・ω・o) ォィォィ
途中から相当しょぼい人・・・
つづく。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク