2009年9月28日
グラナダといったらアルハンブラ宮殿とフラメンコ、
なわけだけども(うちら的に)、入場制限があってチケットが売り切れてしまうこともあるアルハンブラ宮殿の入場チケットは出発前にネット予約してあったので、残るは今夜のフラメンコの予約!!!゜
ということで、早速、市庁舎近くにある「日本語情報センター」にて、今宵の洞窟フラメンコ「ロス・タラントス」のショーと往復送迎、さらに、アルハンブラ宮殿を望む、アルバイシンの丘夜間ツア-がセットになったツアーを申し込む(。→ˇܫˇ←。)ププッ
ちなみに、ここの館長?ったらなかなか個性的な方で、そこで扱ってるフラメンコツアーのキャッチコピーに、なんと、
妖怪フラメンコ婆ぁ登場!!
とかってつけてみたりと、なんか思い切りが良すぎるっていうかなんというか・・・('▽'*) ・・・ァハハ(この時世だと訴えられるのでは…、汗)
日本語情報センターからレイジェス・カトリコス通りを東に向って歩き、
ヌエバ広場の手前で朝食をとった後(写真上)、
1kmくらいは続きそうな勢いではあったけども、歩いてゴメレス坂を登り、アルハンブラ宮殿を目指すことにした≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!(写真上)
途中、
(▼∀▼)ニヤリッ「(怪しい靴磨き屋)ナカタ、ナカタ、トモダチ」
といって、無理やり靴磨きをしようとしてきた輩と揉めつつも、アルハンブラ宮殿のチケット売り場に到着。朝早いっていうのに、既にかなりの長蛇の列が形成されている・・・(予約してなかったらマジでやばかったね、こりゃ・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル )
宮殿の敷地内に入り、まず最初に向かったのは、アルハンブラ宮殿(城外)の東端、太陽の丘にある、
アルハンブラ宮殿の夏の離宮、「ヘネラリフェ」(写真上)
ここは、「水の宮殿」とも呼ばれているらしく、確かに、池を挟んで木々が生い茂り、
噴水の水しぶきが涼しげだヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
そして、「アセキアの中庭」の美しい庭園はもちろん(写真左)、
化粧漆喰によるアラベスク文様
もこれまた相当お見事で、マラケシュのバイア宮殿を思い出す(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン(写真上)
※2009年9月に訪れた、バイア宮殿を含む、マラケシュ旧市街の思い出はこちらから↓
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祭り、祭り、祭り!な古都、マラケシュ
時計の針を1時間戻した、2009年9月20日午後11時30分 モロッコ第三の都市、マラケシュのメナラ空港に ...
って、そりゃそうだ( ´,_ゝ`)プッ
なにせ、このアルハンブラ宮殿は、13世紀前半から1492年のキリスト教勢力によるレコンキスタ(国土回復運動)が完了し滅亡させられるまでイベリア半島南部に存在したイスラム王朝、ナスル朝グラナダ王国によって築城されたんだもん♪
パルタル庭園に立つ「貴婦人の塔」と(写真左) 、そこから見下ろすアルバイシンの丘(写真右)
と、まぁ、ここまででも、普通に考えればそこそこの見所なわけなのだが、アルハンブラ宮殿の真の見所はこれから始まるのだっ!!!エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
というわけで、13時、
時間だぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
アルハンブラ宮殿随一の見所、ナスル朝宮殿への入場時間だヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
何を隠そう、このナスル朝宮殿には30分毎(?)の入場制限がかけられていて、入場チケットに明記されている時間内でのみ入場許可される特別な場所なのであるヽ(゚∀゚ )ノ
(例え、当日早朝に入場チケットを購入してアルハンブラ宮殿に入れたとしても、日中にこのナスル朝宮殿に入れない可能性が高い(「夜の部」になる)ので、要事前予約!)
そして、宮殿入口から、
あいかわらず、緻密な装飾の美しさに目を奪われつつ(写真上)、メスアールの中庭を抜ければ、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
でもって、さらにその向いには、
キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!
社会の教科書で見たコマレスの塔だヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃(写真上)
天気が微妙なのは残念だけど、それでも、
水面いっぱいに宮殿を映し出すこの「アラネヤスの中庭」の美しさは揺るがないっ!(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン(写真上)
ちなみに、ここで、水面を挟んで建物のベストショットを撮りたいっ!と思ったら、そのためのベストポジションは、次から次へと押寄せてくる観光客の間で取り合いになるので、相当な根性&我慢が必要です(;¬∀¬)ハハハ…
んで、後ろ髪引かれる思いでコマレス宮を後にすると、このアルハンブラ宮殿のもう一つのハイライトであり、王族のプライベート空間であったという、
「ライオンの中庭」がその姿を現すっ!!!ヽ(゚∀゚ )ノ(写真上)
って、
ガ―――(((((∑(°Д° )))))―――ン
肝心なライオンの噴水が、工事中やんけ・・・
噴水のまわりに12頭並んでいるはずのライオン像も一切も見当たらないし・・・
そして、いくら工事中だからって、そんな中庭のど真ん中でガラスケースによる養生ってのはないでしょ・・・(あと、手前のロープも・・・)(;¬∀¬)ハハハ…
いや、そもそも何年工事中なんだ?2年くらい前の旅人の旅行記でも工事中だったぞ???
おかげで、写真が台無しですよ、ほんと(#゚Д゚) ゴルァ!!
ただ、それでも、
周囲をいろどる、化粧漆喰の透かし彫りや(写真上)
中庭に面した「二姉妹の間」(冒頭写真)に、
「アベンセラッヘスの間」の鍾乳石飾り!!
は、もうヤバイの一言っ!!ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ (写真上)
ちなみに、この鍾乳石飾りの丸天井のことをアラビア語で「ルカルナス」っていうらしい(・0・。) ホホ-ッ
そんなこんなで、アルハンブラ宮殿を一通り観光し終わったわけだけども、
マジでやばかったねぇ、この装飾たちの精緻さは!w( ̄△ ̄;)wおおっ!
日本職人も真っ青っ!!!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
かなり甘く見てましたよ、アルハンブラ宮殿さん・・・、ほんとごめんなさい・・・
でもでも、ナスル朝宮殿の南側にある、
カルロス5世宮殿は、
ないよねぇ~(;´∀`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・(写真上)
イスラム建築の調和を乱し過ぎ・・・('▽'*) ・・・ァハハ
イスラム王朝が建てたこのアルハンブラ宮殿の中心に、征服者であるスペイン国王(であり神聖ローマ皇帝)のカール5世が、
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ 「(カール5世)イスラム王朝倒したどぉー!カトリック万歳!」
とでも言いたかったんだろうけども(注:レコンキスタを完了させたのは祖父母のイサベル&フェルナンド2世)、それでもこの超繊細で見事な装飾を誇るイスラム建築に、あの重厚で繊細さゼロのルネッサンス様式は、
ないよねぇ~(;´∀`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・
と、久しぶりに、「ザ・世界文化遺産」的な見事な建築を堪能した後、歩きすぎて既に棒になりそうな足をひきずりつつ、
王室礼拝堂&カテドラルに向った≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!(写真上)
アルハンブラ宮殿直後だけに油断してたけど(←甘く見すぎ、苦笑)、カトリック両王(コロンブスの新大陸進出を支持したカスティーリャ女王イサベルとその夫でアンゴラ王フェルナンデス2世)の亡骸が安置された王室礼拝堂もなかなかだったし(写真撮影禁止なのが残念過ぎ・・・)、
その王室礼拝堂と一体化しているかのような、お隣のカテドラルもまた(写真上)、
かなり立派Σ(゚ロ゚屮)屮ぉお!!(写真上)
バルセロナもそうだったけども、スペイン、見所多過ぎ( ̄□ ̄;)アセアセ.....
んで、日も沈み始めたところで、
バルのはしごツアーすたぁ~とヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ♪
いやー、やってみたかったんだよねぇ~こういうのヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
なにしろ、貧乏大学院生時代にスペインに来たときは、
はしごできるようなお金を持ち合わせてなかったもんねぇ~(;¬∀¬)ハハハ…(写真上)
(具なし塩おにぎりとカップラーメン食いまくって旅費を捻出してたくらいだし・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ)
(写真右) プルポ・ガリェーゴ(茹でタコにオリーブオイルとパプリカをふりかけたもの)が美味すぎるっ!!!( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう
そして迎えた、21時。
ヌエバ広場で日本語情報センターの個性的館長と待ち合わせて(といっても、館長とはすぐにここでお別れだけど)、フラメンコツアーへ出発≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!
フラメンコ鑑賞に先立って訪れたアルバイシンの丘(サン・ニコラス展望台)にてアルハンブラ宮殿のライトアップを楽しみ(写真上)、
洞窟フラメンコ「ロス・タラントス」に到着ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ(写真上)
老舗らしく、なかなか雰囲気のある洞窟タブラオ(洞窟住居を利用したタブラオ)で、
(。-`ω´-)ンー「(たく)ほー、これがフラメンコってやつかぁ」(写真上)
と、初のフラメンコ鑑賞に感激させられたのも束の間、自分の集中力は20分くらいしか続きませんでしたとさ(;¬∀¬)ハハハ…
※といっても、妖怪フラメンコ婆ぁ登場で、集中力を取り戻せたことは言うまでもない・・・(失礼っ!)
だって、登場するやいなや、
( ゚д゚)ハッ!「(たく)こやつが妖怪婆ぁ一味かっ!!!あの館長、絶対この婆ぁたちのこと言ってるだろ!!!」
と思える婆ぁが、現れたんですもの・・・(しかも複数・・・)(;¬∀¬)ハハハ…
というわけで、グラナダ最後の夜もふけ、11泊12日に渡ったスペイン&モロッコ旅行が終わった。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
さっきもちょっぴり書いたけども、今回の旅では、サッカーに闘牛&フラメンコ、そしてバルをはしごしてみたりと、大学院生時代の貧乏旅行とはお金の使い方が全然違ったわけで、そのおかげで、あの時感じたスペインとはまた違った印象を受けることができた(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン
つまり、旅や都市っていうのは、
年齢を重ねる毎に、そして投じた金額によって、
いろんな風に見えるんだなぁ、ってことを改めて認識させられた旅となったわけで(日本国内だって、修学旅行で行く京都と、その後再訪する京都じゃぜんぜん違うし)、それはすなわち、
これからもほぼ永遠に(笑)、
飽きることなく、その時々に応じて違った旅、違った都市を楽しめる、ということになるわけで、たく&ぶーの旅中毒はいつになったらおさまるんだろう・・・、なんて、なんだか心配になってきたよ( ´,_ゝ`)プッ
おしまい