最後の最後に待ち受けてるんだよね…、こういうのってさ…

2021-09-05

オーロラ

2007年3月25日、深夜3時過ぎ・・・

 

ずっーと大感動のオーロラの余韻にひたりたいところですが、切ないことにそんな余裕も無く、急いで帰る準備をしなければなりません・・・(涙)

だって、

03:30 B&B到着。睡眠どころか荷造りをし、
05:15 チェックアウト、一路タクシーで空港へ(かずみさんが手配してくれました♪)
07:00 フェアバンクス発 → 11:45 シアトル着
12:45 シアトル発 → 14:59 サンノゼ着。一旦、家に戻って準備をし、
21:50 サンノゼ発 → 23:10 ラスベガス着

と、今日は帰ったらすぐに出張でラスベガスに行かなきゃいけないんです・・・(汗)

しかも、シアトルでの乗継がわずか1時間しかなく、フェアバンクス→シアトルがちょっとでも遅れたらかなりアウト…(シアトル→サンノゼはどの便も超満席だったし…)。

昨日の朝から、今日の夜まで、長い長い一日になるな、まじで・・・、どうなることやら・・・

フェアバンクス

(写真上) かずみさんが呼んでくれたタクシーの運転手さん。最初乗り込んだときは、この彼のコレクション(バッジ)が詰まった愛車に相当ビビったんですけど・・・(汗)

しかも、走り出してからも、なんかキョロキョロして落ち着かない人だったから、まじでこの人大丈夫?って疑ったりもしたくらい(苦笑)

けど、

ゞ(*ゝω・)ノ「(運転手)おい、見てみろ!オーロラが出てるぞ!」

って実は、僕らのためにオーロラを探しててくれたんです!

いやー、最後の最後までアラスカのすばらしさ、暖かさに包まれた良い旅になったねぇ~♪




で、

フェアバンクス

フェアバンクス国際空港到着。朝早いだけあって、がらーんとしてる。

んで、ちょいと飛行機の様子を確認しに行くと、

 

ん!?

 

フェアバンクス

ガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン

 

えっ!?Delayed???なぜよりによってこれだけ???

しかも2時間遅延って・・・、シアトルでの乗継時間1時間なんですけど(涙)

更には、とりあえず9時発ってしてるけど、実際には、飛行機故障による遅延だそうで、その復旧次第=今の時点で、何時になるかは実際わかんないらしい…。

 

ガクッ・・・ orz

 

と、落ち込んでる場合ではないんです!だって今晩からのは出張なんですもんっ!!!

というわけで、急ぎ、アラスカ航空のカウンターに行き、カタコト英語で今晩のスケジュールの話をして、なんとかしてくれよーっ!って頼み込んでみたものの、やっぱり、(もちろんだけど)どうにもならない…(ノд`@)アイター

って、その時っ!!!

なーんと、アラスカ航空航空の隣のカウンターの担当者は日本人の方じゃないですかヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ

でもって、事情を一部始終話し、けどやっぱりどうにもならないって言われて、そうは言っても納得するわけにはいかないんで、ちょっと理不尽なお願いをしたくらいにして(すみません…)、結局、試行錯誤の末、以下の3つの選択肢を引き出すことに成功!(って成功なのか・・・!?)

  • 案①:08:50発のアンカレッジ経由シアトル行きに乗り込み、およそ15:25シアトル着。その後、20時頃発のサンノゼ行きにのり、22時過ぎにサンノゼに到着。ラスベガスは翌朝一番の便で出発。これだと片道航空券は追加購入。
  • 案②:案①のチケットに加え、到着直後に飛び立つ15:45 シアトル発の航空券も併せて抑えておき、万が一、その乗り継ぎに間に合ったらそれに乗って20時頃サンノゼ到着し、予定通り21:50 サンノゼ発の便に乗り込んでラスベガスへ出発!(ん!?てか、15:45シアトル発の便で空席あるの!?)
    ただし、その場合、荷物を載せ替える時間は無いので、荷物だけ22時過ぎにサンノゼに到着(でもその時間にはサンノゼにいないので、空港に空港保管を別途お願いする必要有り)。そんなことができるの?かなり裏技だな、これは…
  • 案③:案②に加え、当初予定のチケットも抑えておき、08:50発のアンカレッジ行きよりも先に、当初の飛行機の故障が直った場合、それに搭乗し、15:45シアトル発の便に余裕を持って搭乗する。ただ、この場合も荷物の問題があって(より確実なアンカレッジ行きに荷物を乗せる必要があって、その後、15:45発の便に荷物を載せ替える時間は無い…。スーツケースで来なきゃよかったなぁ…、涙)、荷物自体は結局22時ごろサンノゼ到着…。

でもって、最悪、荷物無くなってもしょうがないと腹をくくり、案③を採用!これにより、バックアッププラン含めてシアトル行きで2枚、サンノゼ行きで2枚の計4枚を駆使することに!

こんなに時間を金で買ったのははじめてかも(苦笑)


 

そんなこんなで、

フェアバンクス

とはいえ、当初予定の飛行機の修理が早く終わることを願ってたものの、なんと、故障って、エンジンが凍結したせいらしい…。んもうっ!ちゃんと事前に温ためといてよぉ!(←そういう問題じゃない?)

 

で、結局、こいつはいっこうに飛ぶ気配を見せず(案③ 消滅…)、

  1.  アンカレッジ経由でシアトルに行き、
  2.  シアトルで猛ダッシュでサンノゼ行きに乗継ぎ(←ここが奇跡の分かれ目
  3.  ぶーをサンノゼ空港に残して(荷物はラスベガス出張から帰ってきてからピックアップ)、
  4.  自分はタクシーをぶっ飛ばして自宅に仕事道具を取りに帰り、すぐさまサンノゼ空港に戻ってぶーと合流し、
  5.  21:50サンノゼ発ラスベガス行きに搭乗!

という、案②が本日中にラスベガスに到着する唯一の選択肢に。

 

お金は結構かかっちゃったものの、アンカレッジ行に乗ったおかげで(?)思わぬ贈り物もあったんです゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪

フェアバンクス

飛行機の窓から見えたこの景色、そう、北米大陸最高峰マッキンリー山を中心に広がる

デナリ国立公園」ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ

 

氷河も見えるし♪

 

ヾ(*゜∀゜)八(゜Д゜*)ノヤッタ!!

 

「アラスカ編・完、ラスベガス編につづく」

 


 

って、

なれば良かったんですけども、この話にはまだ続きがありまして…。

そう、それはシアトルに着いた時のこと…。

事前に、キャビンアテンダントに、乗り換え時間が超少ないから(20分!)、優先的に降ろして欲しいってお願いをしてOKをもらってた上に、奇跡的に定刻どおりにシアトルに到着したもんだから、

オッシャ!間に合うっ!!d(≧▽≦*d)

って、広い広いシアトルの空港をぶーと二人で激走ε=ε=ε=ε=ε=ヾ(;゜□゜)ノ

そして、なんとか出発10分前の15:35にゲートに到着したものの…、

ヽ(*´∀`)ノ「(たく&ぶー)チェックイン、プリーズ!」

(´・ω・`;)「(係員)あいにく、本便は満席です・・・」

( ̄□ ̄;)「(たく)えっ、うそ!?フェアバンクスのアラスカ航空の担当者がちゃんと手配してくれたって言ってたよ!」

(´・ω・`;)「(係員)申し訳ありません。そうは言っても満席でして・・・」

( ̄□ ̄;)「(たく)何言ってるんだよ!どうにかしてよ!おめぇらのミスだろ!」

と怒り心頭!

まぁ、ただ内心は、あまりに直前だし、フェアバンクスを出発した時点では乗れるかわからないこの便にチェックインできなかったんだから、キャンセル待ちの輩に席を譲ったんだろうなぁってのは想像つくわけで。

しかも、この人たち自体は何も悪いことしてないし…。でも、そうはいっても、こっちの怒りは静まらず、引き続き文句を言っていると、

(´・ω・`;)「(係員)ここではどうしようもできません。空港内にあるカスタマーサービスにてしっかり対応させていただきますので…」

と、カスタマーサービスの場所を案内され、おばちゃんに永遠と文句をたれ、それでも埒が明かないので、日本語カスタマーサービス(電話)を準備させ、その通訳とおばちゃんと自分の三人であーでもないこーでもないと、かわるがわる電話で話し、結局こんな感じで落ち着くことに ↓

  1.  今晩のシアトル発サンノゼ行きを確実に座席確保する
  2.  乗る予定だったサンノゼ発ラスベガス行きの航空会社サウスウエスト航空宛に、今晩のフライトに乗れなかった旨を書いたレターを準備する
  3.  さらに、サウスウエスト航空にその旨を念のため、電話でも伝え、さらに無料で、翌朝早朝の便へ変更してもらう

まったくもって、嫌な客だなぁと自分自身でもわかってます。けど、以前、ペルーのリマの空港でこうやって飛行機の遅延がきっかけのリファンド交渉をしてたときに、結局、そこでの会話の内容を文書で残しておかなかったから、空港から離れたカスタマーオフィスで相当苦労したっていう経験があったんだよね…(その時の思い出?はこちらから ↓)

リマ
何度怒らせれば気が済むんだよ、南米ってとこは…

2006年6月29日、夜11時半頃・・・   ペルーの首都、リマに到着。 お次はここで、深夜1時45分発のサン ...

 

でもまぁ、結局、翌日からラスベガスで始まるカンファレンスにも無事出席することが出来て、良かった良かったということで、次からは良いお客さんになろう♪(でも、次の旅がトラブル続きの経験しかない南米ってあたりが、これまた気がかりだったり…)

というわけで、たった3泊4日の旅行にも関わらず、波乱万丈&大感動、大満足のアラスカの旅、めちゃくちゃオススメです♪

 

ラスベガス編につづく(苦笑)