駅にドゥオーモに、思いの他すごいんですけど!(ミラノ)

2021-12-01

ミュンヘン

2001年11月26日夜明け前

 

ミュンヘン発、オーストリアはザルツブルク経由ミラノ行き夜行列車に揺られていた・・・

いや、正確には押し込められていた、と言うべきか(涙)

深夜3時も過ぎ、ザルツブルクを越えたあたりから真夜中だってのに避難民のごとく次から次へと客が増え、夜行だってのに(そりゃ普通席ではあったけど)、冒頭写真のように足を伸ばすどころかぎゅうぎゅうに詰め込まれてしまった・・・

ミラノまではまだ数時間はある・・・

こんなにしんどいんだったら、金をけちらずクシェット(簡易寝台)でも買えばよかったよ・・・(´д`)ハァ~

 

数時間後・・・

 

ようやく、ようやくミラノ中央駅に到着。

すると、

ミラノ

オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!

駅、めっちゃかっこいいんですけどぉぉーーーーっ!!!ぉお!!(゚ロ゚屮)屮

だって、これってあれでしょ!?

「冷静と情熱のあいだ」のラストシーンに登場した駅でしょ!?

順正が先回りしてあおいを待つシーン!!!

映画見た直後に出国したからめっちゃ鮮明に覚えてるんですけど!!!

超感激。+゜ヾ(o゜∀゜o)ノ。+゜

やっぱ、中央駅ってのはこのくらいかっこよくって、しかも、

ミラノ

荘厳じゃなきゃだめだよねぇ~♪

正直、ミラノなんて、バルセロナに向けての単なる通過点、って思ってめっちゃ油断してたから(←罰当たり)、びっくりするくらい感動しちゃったわ。



 

で、ミラノ中央駅のかっちょよさぶりへの感動が収まったところで、さっそく、

ミラノ

今晩のミラノ発バルセロナ行きの夜行列車のチケットを購入するべく窓口へ。

もちろん、今朝の反省を活かして…、寝台席、しかもちょっと高級めの夜行列車であるホテルトレイン「タルゴナイト」のチケットを購入してやる!

やっぱ二夜連続で夜行(普通席)、ミラノ-バルセロナ往復はさすがにきっついもんねー(風呂にも入ってないし、ボソ)

ミラノ

(写真上) 夜行列車のチケット購入も済んだんで、のんびり便所で歯磨き♪

 

ミラノ

ミラノ

(写真左) あった、あったよ、こんな市電が映画にも!雰囲気あるねぇ~。

等と物思いにふけながら、中央駅から旧市街に向って2、3km歩いたところで、

㍗!!!∑(゚Д゚ノ)ノ

あ、あのビルの谷間にそびえてるのってドゥオーモでしょ!?ぉお!!(゚ロ゚屮)屮 (写真右)

うわー、これまたほとんど事前情報持ってないから、めっちゃわくわくするんですけどー!!!


 

そんなわけで、

ミラノ

キタ━━━━(゚∀゚)(。A。)(゚∀゚)(。A。)(゚∀゚)━━━━!!

いいよ、いいじゃない、ドゥオーモ君っ!!!

旧市街の中心ドゥオーモ広場にどーんとそびえる、イタリアを代表するゴシック建築「ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)」

もー、このつんつん具合にゴシック建築萌えしちゃうわぁ~。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。

ミラノ

ミラノ

(写真左) すかさずドゥオーモと写真を撮ってもらおうと、その辺のガキんちょに頼むも、何を思ったか、人(自分)を中心に撮影してドゥオーモさんが1/3くらいしか写ってません・・・(汗)

まったく、どういうセンスだよ(#゚Д゚) ゴルァ!!

俺が左下で、ドゥオーモがまんなかにどーん!だろっ!!!ヽ(`Д´)ノ

(写真右) 朝昼兼としてドゥオーモ広場沿いのマックで買った「マックピンク」セット・・・

ど、どの辺がピンクなんでしょうか('▽'*) ・・・ァハハ

 

でもって、腹ごしらえが終わった後はドゥオーモの中へ。

ミラノ

w( ̄△ ̄;)wおおっ!

さすがにパリやらケルンやらで見慣れた大聖堂の内部って感じではあるけど、ドゥオーモ広場の騒がしさとは打って変わってひんやり静かな雰囲気には、さすがっ!の一言(_≧Д≦)ノ彡☆♪

ミラノ

ミラノ

(写真左) 内部を見終わった後は屋根上へ。尖塔群を間近に堪能できちゃいます

(写真右) 尖塔越しに見える北京の天壇みたいな建造物は、隣接する「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世ガレリア」のドーム

ミラノ

(写真上)ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)上から俯瞰するドゥオーモ広場。やっぱ、ドゥオーモと広場を中心とした街づくりって良いねぇ~


 

で、ドゥオーモから広場に向って右側、つまり上の写真の右側にあるのが、

ミラノ

さっきちょろっとコメントした「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世ガレリア」で、

 

ミラノ

ミラノ

アーチ型ガラス天井にモザイクの舗道というゴージャスな十字型アーケード(写真上)

もちろん、それに見合ったブランドショップがひしめき合ってるんだけれども、こんな貧乏旅行者にはもちろん無縁…(涙)

 

その後も、スフォルツァ城やら何やらドゥオーモ広場周辺を散策し(ただし、「最後の晩餐」で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院は、要予約らしいので断念、涙)、夕方発のバルセロナ行の寝台列車「タルゴナイト」に乗り込むべく、そそくさとミラノ中央駅へと戻るε=ε=ε=ε=ヽ(* ̄∇ ̄)ノ

ちなみに、この20年ちょっと後の2023年4月に(驚)、海外出張の合間に「最後の晩餐」にリベンジした際の思い出はこちらから↓

最後の晩餐
出張の合間に旅するミラノ②(最後の晩餐編)

というわけで、(惰性的な)スカラ座、ミラノ大聖堂観光を終えて、18時頃、今回、この半日ツアーに参加した目的である、世界遺 ...

 

で、こちらがその寝台列車「タルゴナイト」のコンパートメント(↓)

ミラノ

(写真上)ベットを下ろす前

 

ミラノ

(写真上)下ろした後

 

いやー、昨日とはまったくもって大違いっ!広いよ!!足伸ばして寝れるしっ!!!

完全に人間らしい生活を取り戻したよね♪

と、

喜んではみたものの、冷静に考えれば、もうかれこれ2日間以上お風呂に入ってなかったり…(苦笑)

ま、明日の朝、バルセロナに着いたらすぐ入るってことで・・・

 

つづく