こんな日もあるよ、モン・サン・ミッシェル・・・

2021-11-23

モンサンミッシェル

2001年11月22日

 

二晩お世話になったホテル「Henri Ⅳ」をチェックアウトし、この旅の前半戦最大のお楽しみ、一面に広がる干潟にそびえ立つという僧院、

モン・サン・ミッシェル!キャッヾ(*≧∇≦)〃キャッ

へ向けて出発っ!

あ、そうそう、冒頭写真のHenri Ⅳのオーナーのおじいちゃん。結構無愛想なおっちゃんだったんだけど、別れ際に、

(´Д`ι)アセアセ「(たく)Je suis tres content(とても楽しかったです)」

ってあってるかわかんないフランス語で挨拶したら、急に気さくなおじいちゃんへと態度が豹変してびっくり∑(゜д゜υ)

やっぱ現地の人との会話は、いくら片言でも現地語に限るねんだね・・・

 

で、ホテルを出てこれからモン・サン・ミッシェルへと向うわけなんですけども、今日は丸一日掛けての日帰り旅行なんで、おそらくパリに戻ってくるのは今晩夜遅く・・・。

なので、Henri Ⅳから国鉄モンパルナス駅に向う途中にあるカルチェ・ラタンのユースホテルを先に予約していくことにした。カウンターの兄ちゃんが英語しゃべってんのかフランス語しゃべってんのかも理解できなかったけど、とりあえず、一泊朝食付シングル155フラン(2600円くらい)であること、今晩遅くに帰ってくるけどキャンセルしないで欲しい旨を確認し(たぶん確認できてたはず・・・)、モンパルナス駅へと向った。

モン・サン・ミッシェルへの行き方はいくつかあるとは思うけど、この日の行き方は、

モンサンミッシェル

モンサンミッシェル

まず国鉄モンパルナス駅に行き、フランスの新幹線TGVで、約2時間かけてレンヌ(Rennes)へ。そこからローカル線に乗り換えてから約50分後、モン・サン・ミッシェルの最寄駅ポントルソンで下車して、さらにバスに乗ること15分でようやく到着、ってな感じで、なんと、パリから片道4時間の旅になる・・・(A;´・ω・)フキフキ

というわけで、

モンサンミッシェル

パリ-レンヌ間の指定席券(往復50フラン弱)とついでに明日、パリからドイツのケルンに向うインターシティ(IC)タリスの指定席券(片道90フラン程度)を購入し(写真上。ICであろうとも運賃はユーレイルパスでOK)、昨日に引き続きTGVへと乗り込んだ。

モンサンミッシェル

(写真上)ヨーロッパの鉄道は、2等車両であっても、日本人には十分すぎるほどに広くて快適゜+.(・∀・).+゜



4時間後、

モンサンミッシェル

モン・サン・ミッシェルが見えてきた!w( ̄△ ̄;)wおおっ!

あいにくの曇り空で多少感動は薄れてしまったけども、遠く、バスの車窓越しにそびえたつその砦は、何度となくガイドブックで見たものそのもの+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪

そして、数分後・・・

モンサンミッシェル

ウヒャ━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━ !!

フランス西海岸、サン・マロ湾に浮かぶ「西洋の脅威」

モン・サン・ミッシェルが登場ヽ(゚∀゚ )ノ

でもまぁ、実に惜しいのう・・・、これでもし晴れていればなぁ・・・

って、そんな嘆いていても仕方がないので、モン・サン・ミッシェルに入ってみると、

モンサンミッシェル

さすがに江ノ島ほど安っぽい遊園地みたいではないけど、狭い路地裏にぎっしりと土産物屋がひしめき合う、いかにも観光地って感じでちょっとがっかり(ノд`@)アイター

ま、青空の下であれば、また違った感覚になったんだろうけどね(o;ω;o)ウゥ・・・

でもって、

モンサンミッシェル

モンサンミッシェル

修道院内部(写真上)やらを見学後、お腹もすいてきたのでモン・サン・ミッシェル名物

モンサンミッシェル

特大ふわふわオムレツを食べてみることにした( ̄~; ̄) ムシャムシャ (写真上)

が、

どの辺が名物!?普通に、そんなにおいしくない・・・n(ー_ー?)ン?

どうやら、たった1個の卵を、たっぷり水を入れてんのか知らんけど、めちゃでかくふくらましてるらしくって、正直、ふわふわしすぎてて何食ってるかようわからん・・・(´-ω-`;)ゞポリポリ

さすが、地球の歩き方に「美味というより話のタネにどうぞ。」って書いてるだけある(笑)



ちなみに、対岸とモン・サン・ミッシェルは、

モンサンミッシェル

唯一このグランド・リュ大通りのみで繋がっていて、

モンサンミッシェル

モンサンミッシェル

そのまわりは見渡す限り灰色の干潟干潟干潟・・・

グランド・リュ大通りがなかったころは、今よりもずっとずーっと干満の差が激しく、満月や新月のときはモン・サン・ミッシェルは完全に孤島と化していたんですって・・・

圧巻だったんだろうなぁ、その時代のモン・サン・ミッシェル・・・(遠い目)

でもでも、聞いた話ですけど、かつての潮の干満を取り戻すために、グランド・リュ大通りは2009年に取り壊されるらしいですよ( *´ノд`)コショショ

なので、次の訪問時期は2010年以降だね(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ゥィゥィ♪

というわけで、何やら楽しみにしてた割には愚痴ばっかりになってしまったけれども、これもすべて天気のせいということにして、次にモン・サン・ミッシェルを訪れるときは、ぶーと一緒に、ここで一泊し、徐々にピンク色の光に包まれていくモン・サン・ミッシェルの夕暮れを堪能しようっと+.d(・∀・*)♪゚+.゚

でもって、さらに、大前研一著「旅の極意 人生の極意」にあった「食いしん坊たちよ ”er”の季節に集合せよ!」にあやかって、ゴージャスにブルターニュ地方の生牡蠣と白ワインを堪能したいっ。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。

(古都ヴァンヌの近く、ポンタヴェン村にある『ル・ムーラン・ド・ロズマデック』っていうオーベルジュ(宿泊施設付レストラン)が超オススメらしい♪ヽ(*´∀`)ノ)

 

・・・

 

20時40分、パリ・モンパルナス駅到着。

まじで疲れたわぁ、天気も悪くて気分も冴えなかったし・・・

早く部屋に帰ってゆっくり休もうっと・・・

モンサンミッシェル

っておいっ(# ゚Д゚)つ〃∩ ゴルァ ゴルァ ゴルァ

あれほどシングルって言ったのに、二人部屋じゃねぇかよー。・"(>0<)"・。ンモォ~

どうせ知らない人と寝るなら4人部屋とかもっと複数にしてくれよ・・・、二人なんてめっちゃ気まずいじゃんかよ・・・(。´Д⊂)うぅ・・・。

しかも何度も念を押したってのに、僕の名前が「TAKU」じゃなくて、

「TAKO」

になってるしっ!ムキィィィィイ━━━━━(#`Д´)凸

まったく、「タコ」ってなんだよ・・・、もしこいつが日本語わかってて、わざとやってたとしたら死刑だぞ((_ヾ(≧血≦;)ノ_))きぃぃぃぃっ!

 

つづく