2001年12月1日
1日半お世話になったフィレンツェを後にして、今日は朝から、水の都ヴェネツィアへ向った。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
かつて「アドリア海の女王」としてその名を馳せ、水の都という名の通り、大小無数の運河が張り巡らされたヴェネツィアは、リベルタ橋によってイタリア本土と繋がれた、ヴェネツィア湾のラグーナ(潟)に浮かぶ小さな島だ。
そんなヴェネツィアを目指し、朝8時半頃フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅を出発した我らがユーロスターは(冒頭写真)、お昼前にはヴェネツィアの入口サンタ・ルチア駅に到着( ´ ▽ ` )ノ タダイマァ
で、到着するや否や、すっごい、
水の匂い゚+.(◕ฺ∀◕ฺ)゚+. わぁ♪
異国の香りだぁ(人´∀`).☆.。.:*・
思えば、はじめてヨーロッパに足を踏み入れた2週間弱前から、ヴェネツィアに到着した今の今まで、まーったく、外国に来たんだぁー、異国なんだぁー、って感じがしなかったよなぁ。
例えば東南アジアみたいに、機内から出た途端、匂いはもちろん、強烈な湿気に圧倒されて、五感をビシバシ刺激されっぱなし、なんてことがずーっとなかったもんだから、ここヴェネツィアのそんな異国の香りに、かなーり心が躍り放題(・∀・)♬♬
それと、微妙に観光シーズンじゃないせいもあるのか、ヴェネツィアってなんだか、
ディズニー・シーのような透明な賑わいっヽ(゚∀゚ )ノ
って感じがした(◕ฺ‿ฺ◕ฺ✿ฺ)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン
だって、クラクションとかそういう騒音が全然無いんだもん。さっすが、ヴェネツィア本島の西側の一部を除いて、車の通行を禁止してるだけあるよ(・0・。) ホホ-ッ
というわけで、島北西部にあるサンタ・ルチア駅からヴァポレット(水上バス)に乗りこみ、ヴェネツィアの中心サン・マルコ広場を目指す≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーース!!!
んで、水の匂い、異国の香りにウキウキしながら、
ヴェネツィアの真ん中をS字型に貫く大運河「カナル・グランデ」をひた走り、リアルト橋を越え(写真上)、
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(写真上)を過ぎると、いよいよ、
サン・マルコ広場が見えてきた゚+.(◕ฺ∀◕ฺ)゚+. わぁ♪
で、そこには、
どーんっヽ(゚∀゚ )ノ
と、
サン・マルコ寺院が構えていらっしゃる(人´∀`).☆.。.:*・(写真上、2007年ぶー撮影)
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
でもって、おっきなバックパックを背負い、入口手前までくるも、やっぱ先にホテルにチェックインしてから、後でじーっくり観光でしょ、と、後ろ髪惹かれる思いでサン・マルコ広場を後にした。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
目指すホテルは、昨日、フィレンツェから電話予約した、地球の歩き方にも載ってる「Hotel Bernardi Semenzato」。
が、地球の歩き方さんときたら、ホテルを紹介してるにも関わらず、何を思ったか、場所を地図に載せてないときたもんだ∑(゜д゜υ)
記事欄にも、
「駅から徒歩20分。サン・マルコ広場まで10分程度。サン・アポストリ広場とソフィア広場の中間にある。大通りに看板が出てるのでわかる。」
しか書いてない・・・
今でこそ、住所が書いてたらGoogleマップでサクっと検索すればいいだけだけども、この当時にはそんな手段なんかあるわけもなく・・・( ̄□ ̄;)アセアセ.....
ほんと、昔の旅人達は偉大ですよ、ネットもないのに旅できたんだから・・・
とりあえず、サン・アポストリ広場とやらに向おうと思ったら、
その辺の運河にはヴェネツィア名物ゴンドラが(写真上)
もちろん、男一人で乗り込める程、人目を気にしない強い心なんて持ち合わせてないわけで・・・('▽'*) ・・・ァハハ
(写真左) そのなんとか広場付近に到着するも、いかんせんヴェネツィアの陸地部分はほぼ迷路状態なわけなんで、ひたすら、薄暗い路地裏をいったり来たり・・・
どの辺が「大通りに看板が出てるのでわかる」だよ(#゚Д゚) ゴルァ!!
(写真右) びっくりするくらい迷子になった後、なんとかホテルにチェックイン。おそらく昨日電話に出てくれたキュートボイスの持ち主と思しき黒ぶちメガネの女の子に案内された部屋は、とうてい50,000リラ(3,500円)だなんて思えないくらいグッドっ!(・∀・)♬♬
なーんか、運気が上がってきたかも。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
で、さっきまでは、とりあえずサン・マルコ寺院に入ってみようと思ったけども、お楽しみは明日に取って置いて、
サン・マルコ広場から運河をはさんで向かいにある、サン・ジョルジョ・マジョーレ教会に行ってみることにした(写真上、2007年ぶー撮影)
タイミング的に、その教会の鐘楼から夕暮れのヴェネツィアを一望できるかも(・∀・)♬♬
というわけで、水上バス「ヴァポレット」に乗って、目の前のサン・ジョルジョ・マジョーレ島に向ったイテキマ-ス!!Σ≡≡≡((っ`・Å・)っ ドピューン
が、
サン・マルコ広場からだとヴァポレットで隣の駅のはずのサン・ジョルジョ・マジョーレ教会が、何故か、どんどんどんどん視界から遠ざかっていく・・・
ガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
ヴァポレットって、反対周りもあるのかよ・・・(ノд`@)アイター
そんなわけで、本来数分で着くはずの距離を、おおいに遠回りして辿り着いた頃には、
空は雲がかり、夕陽を堪能もクソもない・・・(=□=;)ゲッッ↓↓
しかも、ヴェネツィア本島を一望だなんてガイドブックに書いてるクセに、遠すぎだし、見下ろす角度的にも微妙で、思うような写真も撮れやしない(o;ω;o)ウゥ・・・
全然、運気上昇なんかしてないじゃん・・・_| ̄|○ガクッ!!
翌日、
2001年12月2日
今日のヴェネツィアはかなーり快晴゜+.(・∀・).+゜
こりゃー、サン・マルコ広場の鐘楼からの眺めに超!期待大でしょ(人´∀`).☆.。.:*・
そんなわけで、
早速サン・マルコ広場に向かい、鐘楼に登ってみると、
キタ━━━━━━(◕ฺ∀◕ฺ)━━━━━━ !!!!!
サン・マルコ寺院のキュートなタマネギ型クーポラに、ヴェネツィア本島に敷き詰められた、いかにもヨーロッパ風味の赤い屋根とそのさらに奥に広がる青い海と青い空ヽ(゚∀゚ )ノ
たまんねぇー。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
(写真上) 柱廊に囲まれたサン・マルコ広場。実際よりも奥行きをだすために、台形型に設計された(らしい)。
(写真上) 鐘楼から望むサン・マルコ広場南側。
ほんと、ここからの眺めは、
どこを見渡してもうっとりしちゃうわー(人´∀`).☆.。.:*・
ちなみに、写真中央にあるのは、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。
んで、その後はというと、お待ちかねのサン・マルコ寺院で、金色のモザイクに驚愕し(写真撮影禁止なのが超悔しいっ!)、さらに、ガラス細工でも買ってみようかと、ヴェネツィア本島の北にあるヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島を訪ねてみるも、いかにも静かな職人の町って感じで、はっきりいってまったく興味なし・・・
やっぱ、リゾート地でもない、静かな町って性にあわないみたい(;¬∀¬)ハハハ…
でもまぁ、そんなこんなで夕方になり、
明日の朝まで、このクシェット(簡易寝台)に揺られれば、ついに、ついに最終目的地
ローマ゜+.(・∀・).+゜
に到着(人´∀`).☆.。.:*・
長かったような、あっという間だったようなよくわかない感覚だよ、ほんと。
ただ、それにしても、
いくら簡易だからって、クシェットって狭すぎやしないか・・・。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
つづく(o;ω;o)ウゥ・・・