意外と熱いぜケンタッキー(聞き覚えのある歌編)

2021-10-02

"The sun shines bright in my old Kentucky Home(懐かしいケンタッキーの家は日差しで明るく輝いている)"

の歌詞で始まるこちらの曲、聞き覚えのある曲ですよね?

そうです、

スティーブン・フォスター

「アメリカ音楽の父」とも評される、

スティーブン・フォスター(Stephen Foster)(写真上)の代表曲、

My Old Kentucky Home(ケンタッキーの我が家)!!

 

・・・

 

( ゚д゚)ポカーン

 

と思われた方もいらっしゃいますよね…。

なんたって日本では、

ケンタッキーフライドチキンの曲!!

として、お馴染みなんですもん(って、世代にもよるでしょうけど…)

しかし、アメリカ(というか日本以外?)におけるこの歌は、スティーブン・フォスターの代表曲であり、ケンタッキー州の州歌として知られていますので、当たり前ですけど、ケンタッキーフライドチキンの曲、と言っても誰も理解してくれません(笑)

と、えらそうに言ってる自分自身も、実はここに来るまで、この曲の曲名「My Old Kentucky Home」を知りませんでしたけどね…(苦笑)

 

というわけで、出張の合間にケンタッキー州を旅した思い出、「意外と熱いぜケンタッキー」の

『チャーチルダウンズ競馬場編』

チャーチルダウンズ競馬場
意外と熱いぜケンタッキー(チャーチルダウンズ競馬場編)

2009年6月21日から6月26日まで、仕事の関係でケンタッキー州はルイビル(Louisville)に行く機会があった。 ...

『KFC編』

KFC本社
意外と熱いぜケンタッキー(ケンタッキーフライドチキン発祥の地編)

2009年6月22日   ケンタッキーと聞いて最初に思いつくのは、ほぼ間違いなく、 ケンタッキーフライドチキン ...

に続く、第3弾は『聞き覚えのある歌編』♪



 

2009年6月20日

そんなケンタッキーの名曲にして、スティーブン・フォスターの代表曲、「マイオールドケンタッキーホーム(My Old Kentucky Home)」のルーツを探るべく(←後付の名目)、ルイビルから南に40マイル走ったところにある小さな田舎町、

スティーブン・フォスター

スティーブン・フォスター

バーズタウンに行ってきました(写真上)

まぁ、町自体は、ちっちゃいし、ちょっとノスタルジックな街並みを残すくらいで、特筆すべき点もあまりないんですけども(爆)、この町の東はずれには、スティーブン・フォスターが「My Old Kentucky Home」を作詞・作曲する際に、(今風に言うと)インスピレーションを受けたらしい(モデルとなった)、お屋敷が保存されている、

スティーブン・フォスター

スティーブン・フォスター

マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム州立公園があるんです♪(写真上)

って、そのまんまかよ…。


んで、こちらがその、

スティーブン・フォスター

歌のモデルとなったお屋敷(写真上)

(木々が邪魔で、25セント記念硬貨(ケンタッキー州)にも彫られているお馴染みのアングルで写真に収めることができない・・・)

1852年、スティーブン・フォスターが26歳の時にここを訪れ、あのケンタッキー(KFC)のCMソング(笑)を世に送り出したそうなんですけども、ほんと、偉人ってのはすごいですよね、バーズタウンの素朴な街並みとこの建物から名曲を作ってしまうんですから…。

自分なんて、暑過ぎる!、以外ほとんど何にも感じませんでしたよ…(苦笑)

そんなわけで、バーズタウン観光終了!

とはならず、容赦なく照りつける、尋常ではない陽射しから開放されるべく、キンキンに冷えた(笑)近くのマクドナルドで1、2時間ほどお仕事なんかをこなしながら時間を潰した後、再び州立公園に戻り、園内にある、

スティーブン・フォスター

屋外劇場に向かう≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!(写真上)

どうやら、ここ、夏の間は夜8時半から、

スティーブン・フォスター

スティーブン・フォスターの生涯をドラマ仕立てにしたミュージカル、その名も「ステファン・フォスター - ザ・ミュージカル」(←こちらのネーミングもそのまんま…、苦笑)が上演されてるんです♪


んで、

スティーブン・フォスター

スティーブン・フォスター

1時間半程(?)に渡るミュージカルでは、「My Old Kentucky Home」はもちろんのこと、「Oh! Susanna」やら、「Beautiful Dreamer」等といったフォスターの名曲が流れ、

「エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ? (たく)あ、これ、聞いたことある!これもスティーブン・フォスターなんだぁ♪」

の連続゚+.(◕∀◕)゚+. わぁ♪

スティーブン・フォスター

でもって、ミュージカルの内容はというと、身内からなかなか評価されなかった青年フォスターが、次第にその才能を世間に認められていく様&妻ジェニーを手に入れる際の恋物語(というか一悶着)なんかが描かれていて、お値段がお値段なだけに、ちょっぴり安っぽくはありますが、なかなか面白かったです(写真上)

スティーブン・フォスター

スティーブン・フォスター

(写真左)それにしても、いくら冬の設定とはいえ、30℃なんかは優に超えるだろう真夏の夜に、こんな厚着させられたんじゃ、自分だったら死んじゃうわ・・・

マフラーまでさせられてる方もいたし・・・(/x_x)/グッタリ

(写真右) 奥の張りぼての家(爆)が、さきほどのお屋敷w( ̄△ ̄;)wおおっ!

あ、そうそう、この日は、うちらの他に日本人の3人家族がいらしてたんですけども、はっきり言って、

なぜにこんなところに日本人が・・・???

ってな感じゥ─σ(・´ω・`*)─ン…(お互い様かもだけども)

自分と同じカンファレンス(場所はルイビル)にでも参加してて、せっかくだからということで、ご家族を日本から連れてきたのかなぁ???なんて、妄想したくなっちゃうわけで…(いや、逆に、そうじゃないとおかしいか、こんなちっちゃな町だけに)

スティーブン・フォスター

(写真上)右から3番目のなかなか美女なジェニー(まぁ、美人なのは役者さんですけど)を妻にもらった上に、ミュージカルの中でも、随所随所でちょっとした火遊び的なことをしでかしちゃうフォスターが描かれてたんで(何人かの女の人にチューして、ジェニーに怒られてたし、苦笑)、実際にも、なかなかやんちゃな方だったのかもしれませんね、フォスターさんってば( ´,_ゝ`)プッ(←あくまで個人的な妄想です)

まさに、「英雄、色を好む」、だわ(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン

 

といっても、紆余曲折あって、

スティーブン・フォスター

ニューヨークに移った、その後のフォスターの人生はと言うと(劇中では描かれていない)、あくまでWikipediaを読む限りですけど、『フォスターはマンハッタンのノース・アメリカン・ホテルに滞在中に、落ちぶれ果てて(所持金38セントしかない状態で)、37歳で死去した。』ってな感じで、あまり幸せな人生ではなかったみたい・・・Σ(゚Д゚;エーッ!

そんなわけで(?)、最後は、スティーブン・フォスターの死後に発表された遺作であり、My Old Kentucky Homeと並んで聞き覚えがあるだろう、

Beautiful Dreamer!!!

でお別れです♪(GLAYじゃないよ、笑)

 

おしまい