出張あるいは観光でマドリードを訪れる機会があって、半日時間があったら訪れるべきは、三方をタホ川に囲まれた小高い丘の上にある旧市街、
世界文化遺産「古都トレド」
11世紀のレコンキスタ(国土回復運動)でイスラム勢力が退くまでの500年にも及んだイスラム教徒による支配の影響もあって、イスラム教とキリスト教の文化が共存する独自の文化が育まれてきた麗しき町で、ルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家「エル・グレコ」が活躍した町としても知られるみたい。
アクセス(マドリード → トレド)
古都トレドの観光の起点は、首都マドリード。
で、マドリードのアトーチャ駅(Madrid-Puerta de Atocha-Almudena Grandes)からトレド駅へは、概ね1時間に一本ある国鉄(RENFE)の特急AVANT(アバント)で35分程度と気軽に行けちゃいます。値段は片道€45(2024年10月現在)。
本数は著しく少ないものの、バスでも所要1時間でいけるみたい。お値段は€27程度。
スペイン、ドイツのパートナーの都合で、今回の出張は運良く土日を挟む旅程♪ってことで、土曜は、世界遺産の城塞都市トレドへ日帰り旅行!
ただ、特急列車が激混みで、出発まで数時間空いちゃったんでアトーチャ駅近くのバルのテラス席で優雅にブランチ♪
ポテトチップス目玉焼き味…、笑。 pic.twitter.com/kd2DB9HBl2— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 26, 2019
アトーチャ駅からトレドまでは特急列車でわずか35分! pic.twitter.com/JyIGeDWc7J
— たく (@BooTaku) May 26, 2019
ミラドール デル バジェ(Mirador del Valle)展望台
トレド駅に着くや否や、タクシーで街全体を見渡せる展望台「ミラドール」へ。すごっ!ココだけで既に満足だわ。
、笑。
で、このトレドの街全体を見渡しながらビールを飲めるカフェがあったんでオススメ。自分はマドリードで既にたらふく飲み食いしてきたんでパスせざるをえなかったけど…、涙。 pic.twitter.com/ge1RBfwSaS— たく (@BooTaku) May 26, 2019
位置情報
「ミラドール デル バジェ(Mirador del Valle)」の位置はこちら ↓
「La Ermitaña」の絶景テラスでランチ
で、5年前に次来たら絶対行きたいっ!って思ってて、前日に予約できた、「ミラドール デル バジェ(Mirador del Valle)」 展望台から徒歩数分のレストラン、「La Ermitaña」にてランチ!テラス席がナイス👍
(お店は、13:15過ぎに開いて、飲み始めれるけど、料理を頼めるのは14:00から)#古都トレド pic.twitter.com/oZyWwCH5ls— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
室内席もある。#古都トレド pic.twitter.com/ocuWXeGksb
— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
トレド産のワイン「GANADERO BLANCO」(左)。牛のイラストがファンキー(笑)
右下は、「和牛のタルタル」なんだけども、ややコレジャナイ感…。#古都トレド pic.twitter.com/LjzWI3iISl— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
とはいえ、陽が出てきて、ポカポカした陽気の中、古都トレドを拝みながらのテラス席での宴は◎
そして、この出張最後のスペイン料理ってことでオーダーした、〆の「アントレコット(entrecôte)」も焼き加減含め、最高だったぁ〜。#古都トレド pic.twitter.com/kr3Sa7JgwP— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
店舗情報
- 店名:La Ermitaña
- ジャンル:スペイン料理、地中海料理
- 住所:Ctra. Circunvalación, 19, 45004 Toledo, Spain
- 営業時間:(日)13:00~19:30 /(月~水)13:00~17:30 / (木)13:00~17:30、20:00~1:30、(金~土)13:00~1:30 ※テラス席は20:30まで
- 定休日:不定休
- 予約可否:予約可
- お問い合わせ:+34 925 25 31 93
- 支払方法:カード可
- ※お店情報は、当ブログ掲載時のものです。
スペインゴシック様式の最高傑作「トレド大聖堂」
食後は、スペインゴシック様式の最高傑作ともいわれる大聖堂、「トレド大聖堂」。
前来た時は、車で中までは入れないからとか言われて、どっか麓で降ろされて、そこから、この小山の上にある旧市街の坂道を登ったように記憶してたけど、今回は、バンで大聖堂横まで送ってもらえた♪#トレド大聖堂 pic.twitter.com/zWxRzy4Zqq— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
まずは、壁一面に新約聖書の各場面が描かれた祭壇。と言っても、ぱっと見でわかるのは、左上の「ヴェロニカのヴェール」くらいだけど。
あと、そういえば、5年前はスマホのズームアウト機能を使いこなせてなかったんで(苦笑)、この祭壇の全貌を記録できなかったなぁ、確か。#トレド大聖堂 pic.twitter.com/sYu7dZqINa— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
その祭壇の向かい側にある、「聖歌隊席」と「白い微笑みのマリア像」。
イエスが、マリア様のアゴをタプタプしてて草。#古都トレド pic.twitter.com/m7GW3DneEe— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
そして、祭壇の裏側にあって、ゴシック様式の大聖堂の中で一際異彩を放っているのが、チェリゲーラ様式(スペイン独自のバロック様式)の祭壇画、「トランスパレンテ(El Transparente)」。ここ「トレド大聖堂」最大の見所。#古都トレド #トレド大聖堂 #トランスパレンテ pic.twitter.com/CJqftrhpUl
— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
見よ、このゴリゴリでコテコテな天使やらマリア像で彩られた祭壇画を(苦笑)#古都トレド #トレド大聖堂 #トランスパレンテ pic.twitter.com/a8c11a0AMA
— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
一方で、トラスパレンテ上部を照らしてる光を取り込む、こんな感じの天窓は珍しいよね??#古都トレド #トレド大聖堂 #トラスパレンテ pic.twitter.com/SwgaMqBAPI
— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
16:25に入って、17:20に出てきたんで、「トレド大聖堂」観光の所要時間は約1時間。
あと、高さ90mの鐘楼に登って、トレド旧市街を中心から見下ろしたい!って思ってたのに、コロナで閉鎖中だって…。このタイミングでコロナを理由にするって、単に開放したくないってことだよね…(苦笑)#古都トレド pic.twitter.com/AY1mLYqqi6— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 18, 2024
んで、テラス席でサングリア飲んだりしてダラダラ過ごしたこの日学んだことは、エル・グレコの絵の説明で、スペイン語Cristo salvadorと英語Christ the saviourが併記されてて、Salvadorが救世主って意味と知ったこと。エルサルバドルって随分な国名だよね… pic.twitter.com/hy2meLgKnH
— たく (@BooTaku) May 26, 2019