2008年9月25日朝
タヒチから西に4000km、南米チリから東に3800kmに位置するポリネシア最東端の島、
「ラパ・ヌイ(スペイン語名、イスラ・デ・パスクア)」
に到着゜+.(・∀・).+゜
そう、俗に言うイースター島であり、人が住む最も近い島まで2000kmも離れているという、文字通りの絶海の孤島にやってきたのだ。
タヒチで挙式を挙げてハネムーンでイースター島に行く、と言うと大抵の人は、
(@・Д・@)?? 「(大抵の人)タヒチはわかるけど、何故にハネムーンがイースター島?」
と首を傾げる。
が、しかし、これはめちゃくちゃ理にかなった旅程( ゚д゚)ポカーン
そもそも、ご存知だろうか?この島にアクセスするには、タヒチかチリのサンチャゴのどちらかを経由しないといけないことを!エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
そして、もう一つ理由がある。
これまで4度(ぶーは3度)、短期旅行者として南米の地に足を踏み入れた、たく&ぶーは、地味に、ブラジル(レンソイス、イグアスの滝、リオ、アマゾン・・・)、ボリビア(ウユニ塩湖)、アルゼンチン・チリ(パタゴニア)、エクアドル(ガラパゴス諸島)、ペルー(クスコ、マチュピチュ)、ベネズエラ(エンジェル・フォール)・・・と、南米のメジャーどころの多くを既に旅歩いてきたのだ。そりゃ、長期旅行者に言わせればまだまだ全然じゃん、と言われかねないが、仕事を続けながらのサラリーマン・パッカーとしては南米はもう十分、もっとディープな場所を訪れる前に中東(今度の年末年始にデビュー!)やらアフリカ(エジプトしか行った事がない)やら、新たな大陸を目指したいのだ。
さらに不幸なことに、最近(特にエジプトに行った後から)、極度の遺跡萎えというか、遺跡を見ても少しも感動を覚えない体になってしまったようなのだ。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
そんなこんなで、南米の超メジャー観光地とは言え、イースター島(遺跡)だけのために南米を訪れるというモチベーションが沸かない、たく&ぶーにとっては、挙式のついでに行ける!ということは、ものすごく魅力的(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
以上、前置きがものすごく長くなったが、ついに、(たく&ぶーにとっての)南米最後の地に足を踏み入れ、南米を卒業する時がやってきたのだったヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
というわけで、さっそく、今日からお世話になる、アンデス・ニッポン・ツーリストのヨシさん&地球の歩き方を見てご連絡をさせていただいたモアイさん(←掲示板に書き込んでくださったときのHN)とマタベリ空港で合流し、ホテルへΣ≡≡≡((っ`・Å・)っ ドピューン
今日からの3泊4日間滞在するホテルは、割と村の中心部(?)にあるホテル・オタイ。島の物価は高いため、本格的なバックパッカーの皆さんの旅行記では、きまってキャンプ場でキャンプしながら毎日海産物&BBQ三昧というのがイースター島の王道のように見えるが、うちらはこう見えても(?)ハネムーンなので、少し見栄をはって中級クラスのホテルに泊まってみる(;¬∀¬)ハハハ…
そりゃ、ホテル・ボラボラからいきなりテントじゃ切な過ぎるわなぁ('▽'*) ・・・ァハハ
んで、今日の予定はというと、12時からモアイさんにご一緒していただいて体験ダイビングに行き、 その後、15時から島内半日ガイド(英語ガイド)に参加するんで、着いたばかりだというのに、結構慌しいアワワ (。Д°;三;゜Д°) アワワ
で、ここで一つ思い出す。
そういえば、イースター島の郵便局で1ドル払うと、記念スタンプをパスポートに押してくれるとかってなんかの旅行記に書いてたな(・0・。) ホホ-ッ
今日は木曜日で、明日金曜日は早朝から一日観光ツアーに参加するから、もしかすると今しか暇な時間と郵便局の営業時間がかぶらないのでは???
ということで、急いで地図を片手に郵便局の場所を探してみると、
なんだよ、このホテル・オタイの目の前じゃんΣ(ノ∀`*)ペチッ(写真左)
ってことで、無事にスタンプゲットヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ (写真右)
その後、モアイさんにピックアップしてもらって、これまたすぐ近くにあるダイブショップ、
Mike Rapu Diving Centerに到着(徒歩でもホテルから2分くらいの場所(;¬∀¬)ハハハ…)
でもって、さっそく体験ダイビングスタート!!!
さすがにボラボラ島ほど魚がうじゃうじゃいたわけじゃないけど(まぁ、ボラボラのは餌付けしてるっぽいしね)、
超かわいいったらありゃしない、ミゾレフグ(何か知らないけど、近づいても触っても逃げずにぷかぷか浮いていた(。→ˇܫˇ←。)ププッ )に、
タヒチ同様、あいかわらず気持ち悪いウツボ、そして、チョウチョウウオとやらの若干の群れを眺めて終了Σ(゚Д゚;エーッ!
今日の内容だけみると、
( ̄ー ̄?).....??アレ??
って感じだけど、今日のダイビングは、明後日のための布石(チェックダイブ)ともいうべきものなので、仕方なし(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
でもって、ダイビングからもどった後も、急いでシャワーを浴び、15時からの島内半日観光に参加!アタフタ .゜。(゜Д゜;)≡(;゜Д゜)・。゜ アタフタ
ほんとは、ここを訪れる多くのバックパッカーのようにレンタカーでも借りて安く回ろうと思ってたんだけども、なんと、イースター島のレンタカーには、
保険って言うシステムが無いらしい㍗!!!∑(゜Д゜ノ)ノ
つまりは、もし事故ったらそれに伴う多額の借金を負う可能性があるって事!!!
しかも、さらに最悪なことに、チリには、物を貸し借りしたときに、借りた側がそれを壊すと、貸した側の言い値で弁償しなくてはならないっていう驚愕の法律だか何だかがあるらしいのだ(ほんとかどうかは定かではないけど)Σ(゚ロ゚屮)屮ぉお!!
実際、以前、レンタカートラブルに遭った旅行者が、レンタカー屋にふっかけられて、100万円以上の賠償金を払わされたことがあったんだってさ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
たく&ぶーには、この法律の存在を知っててレンタカー借りる程の勇気はないでしょ・・・、しかもハネムーンで来た上に、マニュアル自信ないし・・・(って結局は、そこなんだけどね (;¬∀¬)ハハハ… )
ということで、ホテルでピックアップされ、まずは、
島で唯一、モアイ像が海に向かって立てられている「アフ・アキビ」へ゜+.(・∀・).+゜
(写真左)海に向かって立てられている理由は諸説あるようで、例えば、これらのモアイ像がホトゥ・マトゥア王の伝説に出てくる7人の使者を現していて、この海の向こうに新たな土地がないか探しているという、とかって考えられているらしい(・0・。) ホホ-ッ
(写真右) これら7体のモアイは、18世紀に起こったとされる部族間の争い「フリ・モアイ」によって倒されていたわけだけども、1960年にアメリカ人考古学者のウィリアム・ムロイ博士によって復元されたらしい。ちなみに、イースター島にあるものだけを用いて、倒れた7体のモアイ像をそれぞれ違った方法で立ち上がらせ、その昔、イースター島の島民がどのようにモアイ像を立ち上がらせたのかを検証したみたいd(。ゝд・)
でもって、続いて、溶岩によってできた洞窟を利用した植物農園「アナ・テ・パフ」やら、
モアイ像の頭上に載せる、赤い凝灰岩できた「プカオ」の石切り場「プナ・パウ」(写真左)、さらには、「アフ・ビナプ」にと、立て続けに巡る(´Д`A;)
ちなみに、この「アフ」っていうのは、モアイ像を乗せるための石組みの祭壇(神聖なものなので、立入厳禁!)のことなんだけども、特にこのアフ・ビナプの石組みは、イースター島随一の精巧な石組みとして有名らしく(写真下)、
人によっては、
カミソリの刃1枚すら通さないと言われる程精巧な、南米ペルーはクスコ(インカ文明)の石組み(写真上)とのつながりを指摘しているらしい(・0・。) ホホ-ッ
まぁ、クスコほどじゃないわなぁ、ありゃすごかったよヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ
というわけで、これにて、日テレ「世界の果てまで行ってQ!」にも登場したと噂の、熱いガイドさん、
テランギさんと記念撮影をして本日のツアーは無事終了ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
んで、ちょいと時計を見てみると、まだまだ18時50分頃。ヨシさんが言うには、今の時期は、7時15分頃が日の入り時刻だそうなので、ナイス!とばかりに、ここハンガロア村から唯一歩いて見に行けるモアイであり、かつ夕日で有名な、
タハイ遺跡に向かうことにしたΣ≡≡≡((っ`・Å・)っ ドピューン
ホテルから徒歩20分程度の場所にあるこのタハイ遺跡には、5体のモアイ像が並ぶ「アフ・バイ・ウリ」(写真上)に、
そして、これまたウィリアム・ムロイ博士に修復、復元された、とぼけた眼(複製)を持つ「アフ・コテリク」(写真右)が立ち並び、夕暮れ時には太陽が、
ほぼ真後ろに沈むという(もちろん見る角度によるけど(;¬∀¬)ハハハ… )、ナイスなサンセット・スポット♪
うん、まぁまぁだな( ´,_ゝ`)ハイハイ(←えらそう)
そんなこんなで、最後はホテルから30分ほど歩いてΣ(゚Д゚;エーッ!
日本でも修行経験のあるチリ人、フランシスコ・ザビエルさん(←って言ってた。たぶん本名)が一人で切り盛りする、イースター島唯一の日本食レストランであり、あのサッカーの中田英寿も訪れたことがあるという居酒屋「甲太郎」にて、
久しぶりの純(いや、半純?だな、笑)和食である、牛肉のタタキと
醤油ラーメン(ただし、いずれも、何故か味付けはソース味∑(゜Д゜ノ)ノ㍗!!!)を堪能し、帰路へとついたのだった゜+.(・∀・).+゜
つづく