出張の合間に旅するマドリード①(ラス・ベンタス闘牛場)

2021-05-16

ラス・ベンタス闘牛場

「情熱の国」スペインの国技といえば、闘牛(Bullfighting)

 

とはいうものの、動物愛護の観点から、2010年に、カタルーニャ地方で闘牛が禁止されたりと、スペイン国内でも地域によって闘牛に対する態度は異なるらしい。そんな中、首都マドリードなどでは今も、ある種、スペイン文化の象徴の一つとも言える伝統的な文化的行事として毎年盛大に闘牛が行われてる。つまりは、闘牛は、文化的な価値と倫理的な問題の間で、現在進行形で揺れているテーマっぽい。

とはいえ、ここ首都マドリードには、世界一権威のある闘牛場、

ラス・ベンタス闘牛場(Plaza de Toros de Las Ventas)

があるわけで…、倫理的な話は別として、観なきゃ損でしょ(苦笑)、ってことで、これまでの観戦記録をご紹介 ↓

 

マドリード闘牛観戦(2023年9月25日)

 

マドリードの闘牛概要

  • 期間:毎年3月下旬頃~10月中旬頃まで(毎年変わる)
    ※毎年5月中旬に開催されるマドリード最大の祭典「サン・イシドロ祭(Fiestas de San Ishidro)」でも、その中心的なイベントとして闘牛が行われ、有名なマタドールが登場する。
  • 場所:ラス・ベンタス闘牛場 / C. de Alcalá, 237, Salamanca, 28028 Madrid, Spain
  • 時間 / 所要時間:17:00~19:00(時期による) / 2時間程度
  • 価格:(日向席)€30~50 /(日向から日陰に変わる席)€50~90 /(日陰席)€100~150 ※時期等により変動
  • チケット購入方法Madrid Bullfighting
    ※英語サイトで分かりやすい。自分自身、こちらのサイトから購入経験あり。
  • その他:闘牛の概要は以下の通り(ChatGPTによる、笑)
    闘牛は通常、以下のような段階に分けて進行します。
    1. 第1幕(ティエロ・デ・ラ・バンダ)
    - 最初に、闘牛士(マタドール)が大きなカポーテと呼ばれるマントを使って牛を挑発し、牛の動きを観察します。
    - この段階では、牛の性質や攻撃性を見極めることが重要です。
    2. 第2幕(バンデリージャ)
    - 闘牛士の助手であるバンデリージャ(バンデリジェロ)が、牛の背中にバンデリージャと呼ばれる装飾的な短い槍を刺します。これは、牛をさらに興奮させ、弱らせる目的があります。
    3. 第3幕(エスティロ・デ・ラ・フェイナ)
    - 最後に、マタドールが赤いムレータと呼ばれる小さな布を用いて牛を操ります。牛はこの布に向かって突進しますが、最終的にマタドールは剣(エスパーダ)を使って牛を仕留めます。このクライマックスが闘牛の最も重要な部分で、観客にとっての見所でもあります。

 



 

マドリード闘牛観戦(2023年7月10日)

 


 

 


 

マドリード闘牛観戦(2019年5月25日)