2009年1月2日
いよいよ、ヨルダン観光最終日。
明日は朝一番でヨルダンを発ち、サンノゼに帰る。ニューヨークにてクリスマス満喫後、ちょっぴり不安な気持ちを抱きつつ、初めて中東の地に降り立ったあの夜がまるで遠い昔のようだ・・・(´⌒`。)グスン
というわけで、
本日は朝から、昨日、宿で直接申し込んでおいた、ヨルダン北西部一日ツアーに参加するべく、ホテルロビーにて出発の時を待っていたところ、ロビーのテレビでは、中東のテレビ局「アルジャジーラ」(←イラク戦争のとき、日本でもよくニュースキャスターが言っていたから、聞き覚えのある方もいると思われる)が中継するガザ空爆の様子が、延々とながされていた(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まさか、イスラエルにいたときよりも、出国してきたからの方が、今現在、空爆が行われているんだ、ってことを意識するだなんて(・ω・;A)フキフキ
所詮、自分らが把握できる情報なんて、自分が直接見聞きできるちょっとした範囲と、テレビからの情報だけ、ってことか・・・ρ(-ε-。)イイモンイイモン・・(。_ _)シュン・・
ま、それはさておき、たく&ぶー含み6名で出発したこのツアーは、およそ2時間ほどで、
ヨルダンの北のはずれ、シリア、レバノン、イスラエルとの国境に程近い村、ウンム・カイスに到着。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
んで、このウンム・カイス(写真上)
その昔(ローマ時代?)、デカポリス(十都市同盟)と呼ばれて繁栄した都市同盟において、ガダラという名で最初の首都機能を担っていた都市だけあって、昨日見たアンマン城なんかよりはさすがに、それっぽい都市遺跡が残されている。
もちろん、
こういう遺跡を見慣れてしまっている方々には、それほどぐっと来るものの無い遺跡なんだけども、どうやら春先は花々が咲き乱れ、ピクニックにもって来いな観光地になるらしいのだ(まぁ、ヨルダンでピクニックって言われても、日本人にはほぼ関係ないけども…)。
(写真上) ウンム・カイス遺跡から望む、その昔、イエスが布教活動を行っていたとされるガリラヤ湖と、イスラエルとシリアが今もその領有権を争う、ゴラン高原。
んで、次に訪れたのは、中世、十字軍防衛を目的として山の頂に建設された要塞、
カラート・アル・ラバド(写真左)
城自体もなかなか綺麗に残されていて、まぁ、それらしい観光地となっていたけども、それよりなにより、特筆すべきは、この城の屋上からの眺め↓
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
青い空に良く映える、オリーブや松に埋め尽くされた美しい町「アジュルン」が眼下に広がっていたヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
でも、ここも、これ以外は特に見所無いんだけどね(;¬∀¬)ハハハ… (←結局、落とす)
と、昨日のアンマン市内観光に引き続き、今日も微妙な雰囲気が漂い始めているが、でもでも、そんな惰性的な観光(爆)もここまでのはず♪゜+.(・∀・).+゜
だって、お次はいよいよ、本日の最大の目的地にして、おそらく、ペトラ、死海に続く、ヨルダン第三の見所(きっと・・・)、ジェラシュ遺跡を訪れるんだもん。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
あ、その前に、今回のツアーメンバーについて一言。
日本人バックパッカーの多くがコーダホテルにてサーメルと戯れる中、日本人バックパッカー的にはマイナー宿と言わざる得ないだろう我らがパレスホテルに、実はうちら以外にもお一人、日本人男性、Sさんが滞在していた。しかも、今日は同じツアーに参加されていて、車内でもお隣同士エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
なので自然な感じで、
ヾ(*´∀`*)ノ゛「(たく)どちらからいらしたんですか?」
゜+.(・∀・).+゜ 「(Sさん)今、仕事で駐在しているローマから来たんだ」
Σ(゚Д゚;エーッ! 「(たく)ろ、ローマ駐在ですか!?どんなお仕事されてるんですか??」
゜+.(・∀・).+゜ 「(Sさん)●●っていう、△△関係のメーカで働いてるんだ」
Σ(゚Д゚;エーッ! 「(たく)超、大企業じゃないですか!?僕、御社と相当関係深い業界で働いてるんです!!!アンマンでも御社の広告を見かけてビビッてたんですよ!!!」
と、ちょっと関係のあるお仕事をされている、というだけの理由で妙な親近感を抱き、
ヾ(*´∀`*)ノ゛「(たく)どちらのご出身なんですか?」
゜+.(・∀・).+゜ 「(Sさん)札幌だよ。大学までいたんだ。」
Σ(゚Д゚;エーッ! 「(たく)ま、まじですか!?僕も札幌出身なんです!で、大学までってことは、もしかして北大卒ですか!?」
゜+.(・∀・).+゜ 「(Sさん)そうだよ。■■学部××学科卒」
Σ(゚ロ゚屮)屮ぉお!!「(たく)ま、ま、まじっすか!?僕も大学院まで北大で、しかも、同じ学科を卒業してるんですけど!!!Sさん、僕のめっちゃ大先輩じゃないですか!?」
と世の中の狭さに激しくビビらされていたところ、
ヽ(゚∀゚ )ノ 「(ぶー)Sさん、高校はどちらのご出身なんですか?」
('▽'*)「(たく)ぶー、いいよ、別に高校なんて・・・」
゜+.(・∀・).+゜ 「(Sさん)札幌南校だよ」
㍗!!!∑(゜Д゜ノ)ノ 「(たく)Σ(゚Д゚;エーッ! ぼ、僕も南校卒なんです!!」
とかつって、会話がどんどん勢いを増し、ある意味、ヨルダン観光のハイライトが訪れた・・・(笑)
しつこいけど、世の中ってのは、ほんと、狭いもんだし、不思議なもんだよねぇ・・・(だって、前にもこんなことあったもん・・・)
というわけで、アジュルンからアンマンへ向けて南下すること1時間弱で、
ヨルダン屈指のローマ都市遺跡「ジェラシュ」に到着♪
ハドリアヌス帝の凱旋門を抜け(写真上)、
遺跡のメインゲートである南門の手前で、Sさんと一緒に腹ごなしをした後(写真右)、何はともあれ、
夏には連夜コンサートが行われるという、南劇場に向かうΣ≡≡≡((っ`・Å・)っ ドピューン
随分とまぁ、完全な状態で保存(修復?)されていること。
(写真上) 南劇場上部から見下ろす、卵形広場「フォーラム」と、そこから北に500m程円柱が立ち並ぶ、列柱通り。
ガイドブックの写真なんかを見てると、夏になれば、この荒涼とした土地にも草木が生い茂り、空の青と遺跡の白とによる見事なコントラストが楽しめるっぽい(・0・。) ホホ-ッ
でもまぁ、例えそれが無くたって、ここまで綺麗に残っているローマ都市遺跡なんてなかなかお目にかかれないだろうから、
十分に一見の価値のある遺跡なのではないかと思われる(遺跡好きの人には)(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
というわけで、これにてヨルダン北西部一日ツアーも終了し、
最後はホテルでSさんと記念撮影して、中東旅行最後の夜を迎えたのであった・・・
Sさん、またどこかで必ずお会いしましょう!!!(。→ˇܫˇ←。)ププッ
短い間でしたが、お世話になりましたぁ~ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
翌、
2009年1月3日
そんなわけで、いよいよ本日にて中東ともおさらば。ホテルからタクシーに乗り込んで、ロイヤルヨルダン航空に乗り込むべく、国際線ターミナルに向かう。
(。-`ω´-)ン「(空港従業員)おい、お前はここからは入れないぞ。あっちに行け」
(@・Д・@)??「(たく)はぁ?なんでだよ、入らせろよ」
(。-`ω´-)ン「(空港従業員)ダメだ。ここはビジネスクラス専用ターミナルだ」
(≧ヘ≦ )プイッ!! 「(たく)ターミナル自体がビジネスクラス専用なのかよ!!」
まったく、なんてぇ格差社会なんだε=(。・`ω´・。)プンスコプンスコ!!
と、従業員のむかつく態度にイライラしつつ、ターミナルを出てみると、すぐ右手の扉に、
「ロイヤルヨルダン航空ビジネスクラス専用チェックインカウンター」
なる看板が掛っているじゃありませんか・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
ってなわけで、ワンワールド(というかアメリカン航空)のステータスを使って、
さっき追い出されたビジネスクラス専用ターミナルにつながる専用カウンターから、優雅にチェックインすることに成功♪(写真左)
ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ
サファイア・ステータスをなめんなよっ!てんだ!゚・。・(●ノ∀`●)σ・。・゚(←超、庶民・・・)
そんなこんなで、さすがに、たく&ぶーのような汚らしいバックパックを背負った貧乏旅行者が寄り付くことが少ないためか、
( 'ノω')「(そこら中のスタッフ心の声)お前、庶民のくせに入ってくんなよ」
的な視線にめげることなく(←被害妄想強し)、ステータスのメリットを十二分に使って、
成田空港のサクララウンジには及ばないものの、想像以上にお洒落で綺麗なアンマンの専用ラウンジにて、
ビールに菓子パン、サンドイッチ、さらには果物にデザートまでを時間ぎりぎりまで食いまくって(笑)、今回の旅をリッチな気分で締め括ったのだった(。→ˇܫˇ←。)ププッ
2009年も、2008年同様、皆既日食にアフリカ旅行にと、旅行三昧の充実した一年にするぞぉ!!!(☆´□`)サイコォォォー♬♬
●1/2(金)にかかった費用(1USドル=95円、1JD=136円、1NIS=29円)
・ツアー料金(ジェラシュ他2箇所(バス代のみ)、18JD×2名) 4,896円
・ウンムカイス入場料(3JD×2名) 816円
・お茶代(2JD×2名) 544円
・アジュルン入場料(1JD×2名) 272円
・菓子(1JD) 136円
・ジェラシュ入場料(8JD×2名) 2,176円
・昼食(6JD×2名) 1,768円
・宿泊費(Palace Hotel、15JD) 2,040円
小計 12,648円 ( 6,324円/人)
合計 494,822円 (247,411円/人)
●1/3(土)にかかった費用(1USドル=95円、1JD=136円、1NIS=29円)
・空港バス(サンフランシスコ空港→自宅、45ドル/2名) 4,275円
小計 4,275円 ( 2,138円/人)
合計 499,097円 (249,549円/人)
おしまい