
マドリードの「ソフィア王妃芸術センター」は、ピカソの名作『ゲルニカ』を所蔵することで知られるスペイン屈指の近現代美術館。
2023年から『ゲルニカ』の写真撮影が可能となり、実際に訪れてみると、横7.8m・縦3.5mという圧倒的な大きさに驚かされました。
この記事では、『ゲルニカ』の展示室や制作過程の習作に加え、ダリの『大自慰者』や『窓辺の少女』、ミロの作品など、実際に鑑賞した必見作品と展示場所を紹介します。
ソフィア王妃芸術センターの入場方法 | チケット購入と開場前の行列

昨日は午後から仕事だったんで、朝、5年ぶりの「ソフィア王妃芸術センター」。2023年9月からピカソの「ゲルニカ」が写真撮影OKになったらしいので楽しみ😊
とはいえ、甘くみてたら10時開場で、9:55に到着したらこの長蛇の列…。購入済みのチケット有りが右、無しが左の列。

ゲルニカを目当てに訪れるなら、事前にチケットを予約しておくと当日スムーズ。特に開場直後は行列ができることもあるので、時間を有効活用したい人におすすめです↓

ちなみに、この日は、朝9:55に現地について、ソフィア王妃芸術センターの中に入れたのは10:20くらい。
んで、メジャーどころの鑑賞を終えたのが11:30頃だったんで、所要時間は概ね1時間ちょっとって感じ。

- 施設名称:ソフィア王妃芸術センター(Museo Reina Sofía)
- 所在地:Callede Santa Isabel, 5228012(地下鉄アトーチャ駅から徒歩数分)
- Webサイト:http://www.museoreinasofia.es
- 営業時間:10:00~21:00(日曜のみ10:00~14:30)、火曜定休
- 入場料:12ユーロ(19:00~21:00(日曜は12:00~14:30)での入場は無料)
- 主なコレクション:ゲルニカ(ピカソ)、大自慰者(ダリ)、見えない男(ダリ)、パイプを持った男(ミロ)
ゲルニカ爆撃と反戦の象徴 | ピカソ「ゲルニカ(Guernica)」
❶ 圧倒的な大きさに驚く「ゲルニカ」

で、さっそくパブロ・ピカソの「ゲルニカ」!!
人混みが映らないようにゲルニカの近くで撮影しても、ズームアウトすればこの通り全体を写せるんだから、スマホカメラは超優秀だよねぇ…、横7.8m、縦3.5mもあるのに…(驚)

ドイツ空軍がスペイン北部の都市ゲルニカに対して行った都市無差別爆撃(ゲルニカ爆撃)を主題とし、のちに反戦の象徴となった「ゲルニカ」。
前回は写真撮影できず、正直、大きさ含め全然記憶になかったけど、今回はネットで解説もじっくり読んだし、記録にも残せたし、数年後でも思い起こせるはず😅 pic.twitter.com/FVPHO2pdym— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 17, 2024
❷ 制作過程が分かる習作とスケッチ

同じRoom 205.10には、ピカソがゲルニカの製作過程で描いた習作?スケッチ?がいくつか展示されてて、試行錯誤ぶりが見て取れる。
例えば、左の「死児を抱き絶叫する母」と「牡牛」のスケッチは、それぞれ右上、右下だったり。




これはいつぐらいの習作?スケッチ?なんだろ?
まだ、「死児を抱き絶叫する母」とか「建物から両手を広げ落下する女」とかはいないね。
ちなみに、Wikiによると、「その準備と製作に関してもっとも完全に記録されている絵画であるとされることもある」とか。

❸ わずか1か月で完成した巨大作品

あと、ゲルニカ爆撃が起きたのが1937年4月26日で、5月1日午後から習作の製作に取り掛かけり、6月4日頃には完成してたらしいけど、こんな大きな絵がそんなスピード感でできちゃうんだねぇ(驚)




❹ ゲルニカの後書き「ハンカチを持つ泣く女の頭」

「ゲルニカへの後書き(Postscript for Guernica)」と付記された「ハンカチを持つ泣く女の頭(Weeping Woman's Head with Handkerchief)」。
ただふざけた落書きかと思ったら(苦笑)、戦争によって傷ついた人々の悲しみや苦しみを、歪んだ顔や鋭く描かれた涙で伝えてるっぽいね…。




ソフィア王妃芸術センターのその他の必見作品
❶ ピカソ作品「青衣の女」と「微笑む女性の胸像」

多くの観光客にとって、「ソフィア王妃芸術センター」へのモチベーションは、隙間時間に「ゲルニカ」を見る、だと思うので(苦笑)、その他の有名所はサクッとだけ見たいはず。なのに、作品の展示場所が最近変わったのか、ネットの日本語情報と実際の展示室が中々違って、時間をロスしたし(涙)


ってことで、2026年6月20日時点の展示室を記録しておくと、まず、一つ上のピカソの作品「微笑む女性の胸像(Bust of Smiling Woman)」と、こちらの同じくピカソ作品「青衣の女(Woman in Blue)」は共に、Room 201.02。

❷ ダリ「大自慰者」と「見えない男」、そして「窓辺の少女」

ダリが得意とした「ダブルイメージ」の代表例のひとつ、「見えない男(The Invisible Man)」は、Room 206.03。
一見すると、人物や建物、彫像が並ぶ不思議な風景画。でも少し離れて眺めると、それらが組み合わさって巨大な人間の姿が浮かび上がってくる。


ソフィア王妃芸術センターには、サルバドール・ダリのシュールレアリスム以前の初期の作品もあって、質感がなんか印象的だったのはこちらの、海を物思いに眺めてる、ダリの妹アナ・マリアを描いた「窓辺の少女」(Room 205.06)。皆がよく知るダリの作品とのギャップ萌えがすごい(笑)

ダリの「大自慰者」や「見えない男」を見て興味が湧いた方は、以前、角川武蔵野ミュージアムで開催されていたダリの体験型デジタルアート展の思い出もぜひ↓
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❸ ミロ「パイプを持った男」と展示室情報
ソフィア王妃芸術センター訪問前に知っておきたいこと

あと、ここはスマホの電波が超悪くって、WiFi欲しくなるんだけども、接続のためのアカウント作成にそもそもネットが必要なんで、役に立たないんだよね…。
なので、事前に見たい作品がどの部屋にあるかを、公式サイトとかでちゃんと調べてから行ったほうが良いかも。現地で閲覧できるマップ(写真)にも、ゲルニカ以外はどこにどの作品があるか書いてないし…。

(おまけ)昨日のお昼に入ったバーガーキングのトイレマーク。これってどうなんだろ?男女逆のような…。少なくとも自分は右かも…(笑) pic.twitter.com/v1FEAmJlpd
— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) May 17, 2024
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