ナイルの風に吹かれて@ファルーカ

2021-09-14

アスワン

2005年11月2日

 

ぶー、激しい腹痛に襲われる・・・ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

にもかかわらず、本日も我らがツアーバスは朝っぱらからルクソールを出発し、アスワンへ向けて南下を始めちゃうのでした・・・

で、途中(ルクソールから南下すること100km程)、エドフの街に到着し、ホルス神殿観光(冒頭写真)へ(たくの心境: ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ 、ぶーの心境: (;´Д`)ゲロゲロ )

 

でもって、こちらのホルス神殿

なにがすごいって、やっぱ上写真の外壁のレリーフだよねぇ。相当くっきり残ってますよ(驚)

アスワン

アスワン

(写真左) 更にっ!て、て、天井が残ってます!!!すげぇーっ∑(゜д゜υ)

ちなみに、天井が黒くすすけているのは、古代エジプト王朝滅亡後、キリスト教徒たちがこの場所(ホルス神殿の前室)を台所として使っていたからだとか・・・。何やらかしてるんだよ、キリスト教徒さんよ~ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!

(写真右) ヒエログリフ、まじでかっこよすぎてびびるんですけど・・・

アスワン

アスワン

(写真左)手足が異常に長い、天空の女神ヌト。なんでこんなに長いかって言うと、こんな公共の場で書いて良いのか悩むところですけども、「古代エジプトうんちく図鑑」によれば、大地の神ゲブとこのヌトがあまりにエッチばかりして業務(?)をおろそかにするもんだから、ふたりのパパである大気の神シュウ(ってことは近親相姦!?)が2人の間に入って無理やり引き離したからだとか・・・(→無理やり引き離したもんだから手足が伸びちゃったってことですね、きっと・・・)

参考

古代エジプトうんちく図鑑 単行本 – 2004/6/1
芝崎 みゆき (著)

Amazonでエジプト関係の本を調べたてたら発見してしまった本・・・。いつもはこんなうそ臭い本を買ったりしないんだけども、結果的にはかなり買ってよかった本♪おもしろおかしく古代エジプト史を学んでから旅立ちたい人には必携の書(漫画?)(´・ノω・`)コッソリ { 多少エッチな表現ありw )

(写真右)4人中、左の2人がかの有名なクレオパトラ。なんで2人いるの?なんて突っ込まないでください・・・(´Д`A;)

と、ホルス神殿内を観光していると、ぶーちゃん、たまらず一言。

(o;ω;o)「(ぶー)もうだめ・・・。トイレ・・・㌧㌧(;´Д`)ノ|WC|㌧㌧㌧㌧ 」

というわけで、超満員のホルス神殿最奥から2人で人込みをかき分けかき分けようやくトイレへ到着。おかげで、エドフ神殿の記憶がほっとんどないわけだけれども、これでちょっとはぶーの体調も良くなるだろうし、良かった良かった。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。 (←良い彼氏♪)



んで、

アスワン

アスワンに向けてさらにさらに南下すると(ルクソールの南170km弱)、お次はコム・オンボ神殿に到着(写真上)

こちらのコム・オンボ神殿

クレオパトラで有名な古代エジプト最後の王朝プトレマイオス朝(クフ王のピラミッドの時代の2500年後くらい)時代に建てられた、比較的新しい神殿だからか(←といっても今から2000年程前・・・)、

アスワン

ずいぶんとまぁ、くっきり鮮やかに色が残ってるじゃありませんかっ!(驚)(写真上)

これが2000年前の色だ、って思うと普通にびびるんですけど・・・

アスワン

(写真上)こちらの柱にも同じく鮮やかな色合いがw( ̄△ ̄;)wおおっ!

下の方は、土に埋まってたんだろうなぁ、きっと。

ちなみにこのコム・オンボ神殿。実は他の神殿とは異なり、二つの神すなわちホルス神とワニの神ソベク神のために建てられたらしくって、通路も塔門も部屋の作りも何でも2セットずつあるっていう二重構造なんですっΣ(゚Д゚;エーッ!

さらにどうでもいいですけど、さすがソベク神を祭ってるだけあって、神殿に向かって右の倉庫みたいなところにワニのミイラが展示されてました。どうせ展示するならもっとアピールしようよ(笑)



というわけで、コム・オンボ神殿を後にし、さらにさらに50kmほど南下してようやく、本日の最終目的地、アスワンに到着ヾ(≧∇≦*)/やったー

アスワン

アスワン

(写真左) アスワンのレストランにて。未だ体調が回復しないぶーは、果物とポカリスウェットで体調調整中・・・(b゚Д゚)マァガンバレョ♪

(写真右) 昼食後、今回のツアーメンバーの中でもなかなかの要注意人物(笑)の一人、(仮称)毛沢東さん(←雰囲気が似てる、苦笑)が、右上の写真の左下の子供らと意気投合して、家に入ったりはしゃいでました。40歳を優に超えているだろう毛沢東さんの好奇心旺盛さには、ただただ感心させられます・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

アスワン

昼食後は、切りかけのオベリスクへ(写真上)

どういう意味かって言うと、単語そのまんまで、要は古代の石切り場なんだけども、そこで、オベリスクを切り出そうとしてたんだけど、ヒビが入っちゃったのか何なのか忘れちゃいましたけど、途中で放置されて上の写真のような状態になった、ってことだね。

まぁ、たいした見所じゃないですけども、古代の石の切り出し方とか、ここから、ナイル川を利用してエジプト各地へ輸送してたんだぁって思うと、当時の人達のすごさ、というか力技加減(!?)が伝わってくるよね。

アスワン

アスワン

(写真上) 社会の教科書に登場する、アスワンハイダムにて。このダムを作るのに、アブシンベル宮殿が水没する可能性があっただなんて…(驚)

ちなみに、あんまり役にたたなかったアスワンダムの「上流」にあるからアスワン「ハイ」ダムっていうらしい…。

んで、

アスワン

アスワン

アスワンといったら、これ、ファルーカ(帆船)だろ!(写真左)ってことで、他のメンバーの皆さんとちょいと別行動して、ぶーと2人で船着場へ。

昼間の雲ひとつない濃い青空には、このファルーカの白い帆が、ほんっとよく映えるんですよねぇ~。まさにファルーカの景色=アスワンの景色

ちなみに、今回乗船したこちらのファルーカ(写真右)の船名は「LOVE BOAT」。その昔はやったギャルブランドかよっヾ(・ω・o) ォィォィ ってね。

アスワン

(写真上) いくら体調悪いからって、ひえぴたシートおでこに張りながらファルーカ乗らなくても・・・(汗)あなたは一応、女子大生のはず・・・・゚・(ノД`;)・゚・

でもって、左の男の人が、ヌビア人(ヌビア地方:ナイル側上流、エジプト最南端の地。純(?)エジプト人とはまったく風貌が異なる)の船長さん。

アスワン

(写真上)ナイル川を彩る夕焼け@ファルーカ♪

川のせせらぎ以外何一つ音がしない、深い、深い、静寂に、美しさを通り越して恐怖すら感じるんですけど・・・(((( ;゚д゚)))アワワワワ

アスワン

(写真上)ヌビア人船長とパチリ♪



ぶーと一緒にファルーカに揺られた後は、

アスワン

アスワン

ツアーの皆さんと再度合流して、二日後に迫る、カイロ一のスーク(市場)「ハーン・ハリーリ」での値引き交渉の予行練習として、アスワンのスークでエジプト商人に戦いを挑みに行ってみたわけですけども、

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ヽ(゚∀゚ )ノ 「(たく&ぶー)ビカーム・ダー?(これいくら?)」

(o・ω・o)ノ「(エジプト商人)●※△」

実際に値段が高いかどうかは気にせず、とりあえず、

ヽ(゚∀゚ )ノ 「(たく&ぶー)ガーリ!ガーリ!(高い!高い!)

(o・ω・o)ノ「(エジプト商人)□●×(いやいや高くないよ←たぶん)」

(ゝω・) 「(たく&ぶー)ミシュ・アーウィズ。マアッサラーマ~(んじゃ、いらないわ。さようなら~)」

ここからはパターン別エジプト人攻略講座。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

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パターン① エジプト商人より自分の方が優位な立場の場合

(o・ω・o)ノ「(エジプト商人)※△■(おいおい、まぁ待てよ、安くするよ!←たぶん)」

ヽ(゚∀゚ )ノ 「(たく&ぶー)シュクラン!(ありがとう!)

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パターン② 自分よりエジプト商人の方が優位な立場の場合

(o・ω・o)ノ「(エジプト商人)・・・(無視。だったら帰れと思ってる。←たぶん)」

( ・ノェ・)コショッ 「(たく)ぶー、ボールペン攻撃だ!」

d(・∀<)「(ぶー)OK!」

と、わざとエジプト商人の視界に入るよう、おもむろに日本製の不要ボールペンをカバンから取り出してみると、

ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ 「(エジプト商人)△×※(安くするから、そ、そ、それ頂戴←たぶん)」

ヽ(゚∀゚ )ノ 「(たく&ぶー)シュクラン!(ありがとう!)」

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ただ、せっかく覚えた交渉技術(パターン②、不要ボールペン使用)も、カイロのような大都会ではなかなか通じないのでご注意を・・・

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(写真右) この旅で仲良くなった、Kちゃん、Aちゃん、Nちゃん親子にパパとナイル河岸のレストランにて夕飯♪

てか、ツアーって夕食各自ってのあり得るんですね!?かえって良かったけども・・・
( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう

 

そして、うちのぶーさんったら、ひえぴたシートまだ貼ってるよ・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..

 

つづく