2003年3月9日朝
昨晩のパムッカレ発(いや、正確にはデニズリ発か・・・)の夜行バスは、無事、アジア方面発のバスの終着点、エセンレル・オトガルに到着。
女の人2人と一緒に迎えた幸せな朝でした(笑)
で、女の人2人というのは、もちろん、カッパドキアから一緒のみーさんと、昨晩のデニズリのオトガルでいろいろとアドバイスをくれたハテジェさん(冒頭写真)
でもって、このハテジェさん、若くてお綺麗なことはさておき、ほんとにほんとに、
激しくやさしいぃっ!!!ヽ(゚∀゚ )ノ
昨晩、僕らがデニズリでおどおどしてたときはもちろん、この日の朝だって、何もいわなくたって、
.+゜(・∀・)゜+.゜「(ハテジェさん)このエセンレル・オトガルからスルタンアフメット地区に行くには、まず、メトロに乗って、終点のアクサライで降りてね。そして、その近くにある路面電車のユスフパシャ駅から路面電車に乗れば、スルタンアフメットに到着するわ!」
(*^□^*♪) 「(たく&みーさん)ありがとうございます!」
しかも、ハテジェさんも途中までメトロに乗るんで、一緒にエセンレルのメトロの改札まで行ったときなんか、
アタフタ .゜。(゜Д゜;)≡(;゜Д゜)・。゜ アタフタ 「(たく)小銭がないっ!!!」
.+゜(・∀・)゜+.゜「(ハテジェさん)はい、小銭。これで乗っていいわよ!」
。゚(゚´Д`゚)゚。「(たく)うぇぇん 、ハテジェさーん、ありがとー!!!」
なんて感じだったんですよ!めちゃくちゃやさしい!!
そして、プラットフォームでメトロを待ってる時や、メトロの中で、ハテジェさんといろんな話をした。
これまで行ってきた場所の話や今後の予定、トルコの印象等等、そして、もうすぐハテジェさんが結婚する、ということまで。
そして、アクサライの駅の少し手前、ついにハテジェさんの目的地に到着してしまったようだ。
いよいよお別れ・・・
短時間であったとはいえ、ハテジェさんから受けたやさしさは計り知れない。ほんとにトルコに来て良かった、そう思わせてくれるに十分なやさしさだった。
すると、
.+゜(・∀・)゜+.゜「(ハテジェさん)はい、記念のプレゼント!このペンを私だと思って使ってね!そして、連絡ちょうだいね!」
と最後まで素敵な笑顔と共に、青いペンとメールアドレスを書いた紙をくれて、ハテジェさんはメトロを降りていった・・・
その後、メトロから路面電車に乗り継いで、無事、
中3日ぶりにイスタンブールに帰ってきた。
こないだと違って、かなーり快晴ヾ(≧∀≦☆)
まじで幸先いいね、こりゃ。
んで、まずは今晩の宿確保をせねばならない。なんの根拠もなかったんだけど、僕的には、到着前から、地球の歩き方に載ってた、
「Hotel Yunus Emre」に泊まろうと思ってた。ブルーモスクにもめちゃ近くて便利だし。
が、
どうやら、みーさん的には予算があわないみたい・・・
なので、自分も別のホテルを探せばよかったんだけども、なんとなく、二人で旅してるわけでもないんだし、いつまでも自分がくっついてったら悪いよなぁ、なんて思い、カッパドキアからおよそ三日半も一緒に遊んでくれた、みーさんと泣く泣くお別れ。
みーさんは、この後、ギリシャに向うらしい。
みーさん、ほんっと、お元気で(о´Д`)/~~~
で、3日半ぶりに一人旅を再開し、ホテルで久しぶりにお風呂に入るや否や、再び、
あの圧巻だったブルーモスクへ!
こないだは、アヤソフィア側から入ったんで、今日はどーんと正面から入場(写真左)
ふぁ~~~ぁ、何度見ても、
圧巻っ!!!
この青、赤、白で彩られたイズニック・タイルの美しさは、
大袈裟じゃなく、ほんっとに他に類を見ない代物だよ、マジで!
その後、先日行けなかったイスタンブール「新市街」を探索するべく(ブルーモスク周りは旧市街)、とりあえず、金角湾(きんかくわん)に掛かる橋、ガラタ橋を目指して、とぼとぼと歩き始める。
途中、
デニズリのオトガルで食べたドネルケバブを出す店があったんで、即購入♪
兄ちゃんが、「大盛りにするか?」って聞いてきたから、迷わず「うん!」って応えたら、追加料金無しでたっぷり肉を詰め込んでくれた♪
まじでトルコに惚れてしまうかも・・・(〃^∪^〃)
ガラタ橋付近にやってくると、そこはスィルケジ地区。金角湾を見下ろす高台にある、スュレイマニエ・ジャミィがひと際目立つエリアだ。
その向かい側がガラタ橋で、
何が釣れるのかは知らんけど、昼間っから随分とまぁ、釣りに精を出されている皆さんでごった返してる(驚)
一番右のおっさんなんか、スーツ着て、完全に仕事さぼり中だろ、苦笑。
ちなみに、写真中央上部のとんがり帽子の塔が、本日のメイン目的地、ガラタ塔♪
でもって、ガラタ橋を渡りきると、トラムヴァイ(市電)が走り、歩行者天国で人がごったがえすおしゃれなエリア、新市街ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
とはいっても、切ない一人者には、どうにもこうにも悲しさが増長させられるだけなんで、逃げるように、オスマン朝最後のスルタンの居城、
ドルマバフチェ宮殿へと逃げ込む!(写真上)
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
どれも(過度な)装飾で彩られて、すごいことになってる・・・
そして、圧巻だったのはやはり、見学の最後に登場する、
高さ36mの天井から吊り下げられたというシャンデリア!!!
その重さ、なんと4.5トン・・・(||゚Д゚)ヒィィィ!
そして、新市街のシンボル的存在、
とんがり帽子、ガラタ塔に到着ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
んー、なかなかかわいかばい♪
地球の歩き方MOOKの「見て読んで旅する世界遺産」に載ってた、このガラタ塔から海峡越しに見た暮れなずむ旧市街の写真に感動したことも、この旅に来た理由の一つなんで、なんだか激しく楽しみ!
ガラタ塔に登る前から既にかなり興奮状態┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ
が、
悪くないけど、やっぱ、陽が暮れかけてからまた来た方がよさそうだね… (;¬∀¬)ハハハ…
そんなわけで、一度ガラタ塔を降り、先程、ガラタ橋を渡る前に見た、スュレイマニエ・ジャミィの見学に行くことにした!-=≡ヘ(*・ω・)ノ
うーん、このモスクのシルエット、まじで萌えるわぁ~
ちなみに、手前がイェニ・ジャミィで、その奥がスュレイマニエ・ジャミィ!
んで、
こちらのスュレイマニエ・ジャミィ。
外観はぱっと見、ブルーモスクに似てる上に、内部に至っても、
( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ
ってくらい、これまた、
素敵な赤と白の空間っ!!ヾ(≧∀≦☆)
ほんっと、トルコのモスクには、圧倒され放題だわ(✿ฺ´∀`✿)ノ
ただ、朝まではみーさんもいたし、ハテジェさんにもめちゃくちゃ親切にしてもらったくらいにして、まじで楽しい旅だっただけに、今の、この感動を誰にも伝えられない状況は、あまりに切な過ぎるぜ・・・(⊃Д`。) ・・・ハァ‐
と、感傷に浸ってても何も変わらないし、そろそろ日も暮れてきたんで、もう一度、ガラタ塔に登りに行くか!
つづく