2006年7月14日
ついにこの日がやってきた
先月6月24日に日本を出発してから、あれよあれよという間に21日が過ぎ、今日夕方にはここリオ・デ・ジャネイロを出発して日本に帰る.+゜(・∀・)゜+.゜
うれしいような
寂しいような
ほっとしたような
なんだか微妙な感覚
ま、いずれにしても、最後まで気を抜かずに観光せねばね♪
んで、今日の予定はというと、まず空港バス(フレスコン)でホテルから旧市街(セントロ)に向かい、カテドラル・メトロポリターナ(冒頭写真)や、カンデラリア教会をぶらついて、その後、市電やら何やら乗り継いで、日本人がブラジルと聞いたらおそらく真っ先に想像する、おっきなキリスト像で有名なコルコバードの丘に登って午前中終了。
でもって、最後にシュハスカリアでシュハスコを堪能し、有名なコパカバーナビーチを散歩してから地下鉄と空港バスを乗り継いで、空港に戻れば任務完了♪
まず、冒頭写真にも登場した、カテドラル・メトロポリターナは、
1976年建造っていう、かなり新しい、「ほんとにカテドラル?」って感じのこじゃれた建物。
高さ80mもあるこのカテドラル内部を見上げれば、
光が差し込む4つの大きなステンドグラスが眩しく輝いていた゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪
見上げすぎて、首痛いんですけど・・・(苦笑)
それと、セントロで忘れてはいけないのは、リオ・デ・ジャネイロに初めて建てられた教会、カンデラリア教会(写真上)。地球の歩き方とかには「内部の装飾と天井を飾る絵画は圧巻」 とかって書かれてて多少期待してたわけですけども、まぁぼちぼちって感じ(苦笑)
やっぱり教会建築はヨーロッパに分がありそう、当たり前だけど、笑。ただ、クスコのカテドラルはたしかに圧巻だったかも!?
その後、カテドラル・メトロポリターナのすぐ近くから出ているチンチン電車に乗ってコルコバードの丘へ向った≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!
ちなみに、このチンチン電車、窓ガラスの無いオープンエアな市電で、渋滞やら道路工事に巻き込まれて全然進まないわ、 地元の子供たちが大量に飛び乗って立ち乗りしては無賃で降りてったりと、リオの生活になんだか溶け込んでる感じがして、乗ってるだけでもなかなかおもしろかったりヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
けど、厄介だったのがその終点。地球の歩き方とかにも明確にはその事が書いてなかったんで、出たとこ勝負みたいなところもあったんですけども、やっぱり、終点はコルコバードの丘「付近」であって、全然コルコバードの丘じゃない・・・(o;ω;o)ウゥ・・・
ここからあのキリスト像(写真上)までどうやって行くべ・・・(汗)
と、ちょっと途方に暮れていると、
(´・∀・`) 「(怪しいタクシー運転手)おい、そこのジャパニーズ!コルコバードの丘まで行って、そのあと、希望の場所まで連れてってやるから100R$で乗ってかないか?」
と、何やらなれなれしく話しかけてきた怪しいタクシー運転手。どこまで信用していいものかわからんけども、他に手が無いのと、普通コルコバードの丘に登るには、登山電車38R$/人を出さねばならないんで、それ二人分と、コルコバードの丘から次の目的地コパカバーナまでの交通費を考えたら、地味にけっこうお得な商談だ( ̄へ ̄|||) ウーム
ヾ(・ω・o) 「(たく&ぶー)んじゃ、コルコバードの丘行って、その後、コパカバーナのおいしいシュハスカリアまで連れてって!でも、絶対100R$しか払わないからねっ!!」
(´・∀・`) 「(怪しいタクシー運転手)Sim!Sim!(はい、はい)」
んで、結局どうなったかというと、コルコバードの丘でのタクシーの駐車場代としてプラス10R$請求されて一悶着あったり、うちらが指定したシュハスカリアじゃなく、このおっさんと馴染みがありそうな(キックバックがありそうな)シュハスカリアに連れてかれたりと、100%要求どおりには行かなかったものの、まぁ日本じゃないんだから及第点(´∀`;)
コルコバードの丘から見渡すリオ・デ・ジャネイロの雄大な眺め゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪
複雑に入り組んだ入り江に林立するビル群と特異な山々の稜線。
そして、雲ひとつ無い青い空をバックに映える、真っ白いリオ・デ・ジャネイロのシンボル、キリスト像(写真上)。
ちなみに、広げた両手の幅はなんと28mもあるらしい(驚)
その後、運転手とあーでもないこーでもないと格闘しつつ、フォス・ド・イグアス以来、まだかまだかと待ち望んでいた、
シュハスカリアへ。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
イグアスで食べたシュハスコに勝るとも劣らない、というか値段的にさらに大満足なシュハスカリアで、
シュハスコはもちろん、寿司も刺身も食べ放題♪
お店情報はというと、コパカバーナ海岸近くで、メトロArcoverde駅から徒歩数分ってとこで、地球の歩き方にも載ってる「Carretao Lido」。超!オススメ(✿ฺ´∀`✿)ノ
シュハスカリアで満腹になった後は散歩も兼ねて、真っ白いビーチが4.3kmも伸びている、コパカバーナ海岸へ。もちろんここリオは南半球に位置するわけなんで、7月である今は完全に真冬なはず・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
というわけで、これにて全旅程を終了し、
コパカバーナ海岸から地下鉄でS.ドゥモン空港に行き(写真上)、
そこから空港バス(フレスコン)に乗り継いで(写真上)、ガレオン国際空港に到着。
あとは黙ってればコンチネンタル航空が日本まで連れていってくれる。何にも考えなくても、なーんもしなくてもいい。度重なるトラブルでエネルギーもお金もびっくりするくらい発散していったこの旅も、ようやく、ようやく収束するんだ。
静かな最後を迎えようとしていた・・・
リオ・デ・ジャネイロからサンパウロに向かい、そこからアメリカのヒューストンで乗り継いで、うんざりするほど機内食を詰め込まれ、
約31時間後Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン、
日付にして2日後の7月16日、無事(だったか!?)、23日間に渡る「駆け足で周る南米周遊!大自然満喫の旅!」が終わった・・・
旅行記にして18話。
今、冷静になって思い返してみても、相当濃密な23日間だった。
びっくりするくらいの絶景に、何度も何度も驚愕させられた゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪
半泣きしそうになったこともめちゃくちゃあった。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
でも、ピンチに陥る度に、たくさんの人に助けてもらったヽ(゚∀゚ )ノ
この旅で、いったい何人の人に助けてもらったんだろう。
現地の人だけじゃなく、世界中で活躍されている日本の方に。
そんな人たちに出会えて、そして助けてもらえた僕らは、めちゃくちゃラッキーだ。
と、同時に、はたして自分は、この恩を次の人にちゃんと返せるのだろうか?
旅が終わる頃には、ピンチに遭遇した「個人」にちゃんと手を差し伸べれる人になりたい、と本気でそう思うようになっていた(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン
そして、そういう気持ちと、この旅で得た、頑張ればどんなとこでもやっていけるじゃん!っていう小さな自信を発端として、この数日後から、その後の人生を広げてくれる、大きな流れに巻き込まれていった・・・。゜;+ヾ(・∀・)ノ;+.:やった♫
人生って、何がきっかけになるかわからないですよねd(。ゝд・)
おしまい
●7/14(金)~16(日)にかかった費用(1US$=115円、1US$ ≒ 2.2R$)
・ロッカー代(ガレオン空港内、6R$×2) 314円×2
・空港バス(国内線空港→セントロ(フレスコン利用)、3R$×2名) 157円×2名
・飲食物(朝食・ジュース他、11.15R$) 583円
・市電(セントロ→コルコバードの丘、2.5R$) 131円
・チャータータクシー(コルコバードの丘周辺、110R$) 5,750円
・昼食代(シュハスカリア、70R$) 3,659円
・地下鉄(コパカバーナ→S.ドゥモン空港、2.25R$×2名) 118円×2名
・空港バス(S.ドゥモン空港→ガレオン空港、3R$×2名) 157円×2名
・京成線他(成田空港→自宅) 2,470円
小計 14,085円 (7,043円/人)
合計 1,055,031円 (527,516円/人) ←Σ(゚д゚lll)ガーン
●23日目終了時点フライト(飛行機、ヘリコプター、セスナ機混在)回数
飛行機: 20回
ヘリコプター: 1回
セスナ機: 4回
※離発着各1回につき1回とカウント(南米は各駅停車の飛行機があるため)