アマゾン川で笛の音とともに思ふ

2021-06-16

アマゾン川

2006年7月13日、早朝5時30分

 

たく&ぶーは、黄金ナマズが飛び跳ねるとかいう(?)、アマゾン川の朝日を堪能すべく、アマゾン川のど真ん中、今から100年以上も昔に建設されたとか言う灯台の近くで、まだかまだかと、そのときを待っていた┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ

で、黄金ナマズって何かというと、地球の歩き方に載ってた、「アマゾンのエコツアー体験」という読者旅行記に登場してきた言葉なんですけども、どうやら、アマゾン川が朝日で金色に輝く頃、たくさんの魚(?ナマズ?)が飛び跳ね始め、全身に朝日を浴びて黄金色に光るのだそう゚+.(・∀・).+゚.。

((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪

が、

アマゾン川

一向にそんな気配はなし・・・(ノд`@)アイター

ま、朝日だけでも十分綺麗だったって言うことで・・・(苦笑)

その後、ロッジに戻り朝食をたいらげ、リバーサイドホテルの裏に広がるジャングルでトレッキング⌒Y⌒Y⌒ ヾ(o´Д`)ノ

アマゾン川

高校生の頃にここアマゾンへ移民してきたという日本人ガイドの高橋さん(仮名)に、

アマゾン川

これはマラリアに効くんだよ、

アマゾン川

これは電話の木だよ(写真上)、などとアマゾンに根付くさまざまな植物の用途や植生について教えてもらいながらジャングルをすすむ。高橋さんからはほんとにいろんな話を伺った。

希望の新天地を求めて太平洋を渡った日本人移民のこと。

日本政府から農地提供を約束され、奨励されてやってきた。

しかし、彼らを待っていたのは、農地どころから木々茂るジャングルだった・・・

物心がしっかりついてから日本を離れマナウスにやってきた高橋さんにいたってはそれはそれは大変だったろうと思う。ジャングルでトラに襲われそうになったこともあるそうだ・・・

そりゃ、僕らみたいに日本でのほほんと生きてきた人間が言うには生意気だけど、やっぱり志を持って海を渡ってきた移民の皆さんというのはほんとに強い人たちだと思う。



 

そんな思いにふけっていると、突然ジャングルが開け、アマゾン川とリバーサイドホテルを一望できる展望台に辿り着いた゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪

アマゾン川

社会の教科書の中だけの存在だったアマゾン川

それが今、目の前にある。しかもそれだけじゃなくって、昨晩なんてここに泊まってたんだからなんとも不思議(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン

普通の人だって、ここアマゾン川どころか、お金さえあれば南極にだって行ける時代

そんな時代に、極東の小さな島国日本の、さらにとある会社の一組織の中で、

ヾ(;;゚□゚;;)ノ 「忙しいっ!年休なんてとる暇ないからどこも行けないっ!」

なんて、そんなちっちゃいこと言っててもしょうがない、というかもったいない!って、以前にも増して思えるようになってきた(゚Д゚*)(。_。*)(゚Д゚*)(。_。*)ンダンダ

自分たちみたいな普通のサラリーマンだって仕事をやめずに秘境を旅できるd(。ゝд・)

そういう自信を身につけたこと

それこそがこの旅で得た最大の出来事かもしれない(;`・д・`)ウンウン

アマゾン川

アマゾン川

展望台で、高橋さんがその辺の植物で作ってくれた「笛」を吹くたく&ぶー

その音色は、どこまでもどこまでも続くこのアマゾン川の静寂の中のもと、ここを旅立たないといけない寂しさを乗せ、アマゾン川へと消えていった・・・。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

こうして、

アマゾン川

1泊2日に及んだアマゾンでのツアーは幕を閉じ(写真一番左がガイドの高橋さん、一番右が昨晩ワニを捕まえてくれた方)、

アマゾン川

アマゾン川

(写真左)再び、通ってきた道(?)を川下、マナウスに向ってすすむ。
(写真右)中央のおっきな木が、さっきも話しにあがった電話の木。

 

およそ2時間後、ボートにジープにと乗り継いで、

マナウス

マナウス

亀だらけの空港(笑)、マナウスはエドゥアルド・ゴメス国際空港に到着。

マナウス

ここで、1泊2日のツアーの間、ずーっとお世話になった高橋さんともお別れ。゚(゚´Д`゚)゜。
最後まで聞けなかったけども、高橋さんは今、日本に対してどういう気持ちを抱いてるんだろう・・・

移民として外国で、しかも地球の裏側で生きていくこと・・・

うちらなんかにはまったく想像もできないね・・・


 

数時間後、ようやく、ようやく、この旅の最終目的地、リオ・デ・ジャネイロへ向う(ブラジリア乗継)。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。

マナウス

思えば、ブラジル・エアパスでお世話になったこのTAM航空ともこれでお別れ(写真上)。

マズ飯し以外は、ちゃんと時間通り飛ぶし、エアパスもお手頃だしで、なかなかグッドな航空会社でしたね♪でも、さすがにもう乗ること無いよね、きっと・・・

マナウス

(写真上)離陸直後、アマゾン川上ではあんまりよくわからなかった、ネグロ川とソリモンス川の「2河川合流点」が見えてきた。でも、時期的なものなのか、あんまりくっきりしてないな、やっぱり・・・(ノд`@)アイター

マナウス

(写真上)この旅でいったい何回食べただろう・・・。考えただけでぐったりしそうになる、TAM航空の機内食・・・(o´_`o)ハァ・・・

んで、

リオデジャネイロ

リオ・デ・ジャネイロ(ガレオン)国際空港内にあるホテルにチェックイン(写真上)

およそ3週間に渡ったこの旅の最後の宿。けど狭すぎだろ・・・。まるでビジネスホテル・・・。

とにもかくにも、マナウスを発つ前に高橋さんからの、

゜+.(・∀・).+゜ 「(高橋さん)リオ・デ・ジャネイロは危険な街だから十分気をつけてね。旅の最後に危険な目に遭うとそれまでの旅全部が台無しになっちゃうからね!」

のアドバイスの通り、最後まで気を抜かずに、ぶーと一緒に無事、日本に帰るぞぉーっヽ(゚∀゚ )ノ

 

つづく

●7/13(木)にかかった費用(1US$=115円、1US$ ≒ 2.2R$)
・ビール代(アマゾン・リバーサイドホテル、6R$) 314円
・昼食代(空港、18R$) 941円
・ホテル代(リオ・デ・ジャネイロ空港内、196R$) 10,245円

小計           11,500円 (5,750円/人)
合計           1,040,946円 (520,473円/人)

●20日目終了時点フライト(飛行機、ヘリコプター、セスナ機混在)回数
飛行機: 17回
ヘリコプター: 1回
セスナ機: 4回
※離発着各1回につき1回とカウント(南米は各駅停車の飛行機があるため)

 

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