2002年8月26日
岡山駅にて迎える二度目の朝。o○(≧○≦3)フア~zzZZZ
んで、今日は、人生初の四国上陸を果たすのだ(・∀・)♬♬
そう、
徳島の鳴門海峡で渦潮を拝むため(人´∀`).☆.。.:*・
というわけで、岡山駅からまず香川県の高松に向かって、激ウマ讃岐うどんを食べた後、これまた人生初のJR四国に乗り継いで、
鳴門に到着♪
誰が言いだしっぺか知らないけど、なにやら世界三大潮流の一つとやらに数えられるらしい、この鳴門海峡の渦潮。
そんな渦潮の上に掛かる大鳴門橋(ずっと鳴門大橋だと思ってた・・・)の橋桁空間には「渦の道」と呼ばれる遊歩道がある Σ(゜Д゜|||)エッ!?
(写真上)450mの最上散歩の先には床下に眺望ガラスを持つ展望室。
(写真上)上から見てると、渦ってのは単体じゃなく、大小さまざまな渦がいくつも連なって巻いているのがわかる(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン
で、ところで、渦潮ってなんなのさ!って方もいらっしゃると思うので、まずWikipediaから簡単な渦潮の説明を抜粋↓
「鳴門海峡などの潮の干満の差の激しい狭い海峡で発生する海水が渦を巻きながら激しく流れる現象」
(゚c。゚*)フーン
まぁ、これじゃわからないと思うけども、要は干満の差が激しい(鳴門海峡は最高で1.5mにも及ぶ!)と潮の流れが早くなるんで(本流)、それと比べて緩やかな浅瀬の流れ(浅瀬の抵抗のせい)との間に速度差ができ、緩やかな流れが本流に巻き込まれて渦ができる、って感じらしい(・0・。) ホホ-ッ
というわけで、大鳴門橋を降りた後は、渦潮を間近で見れる、
待望のうずしお汽船へ乗車(_≧Д≦)ノ彡☆♪
スゴ━━ヽ(′▽`*)乂(*′▽`)ノ━━イ!!
数秒から長くても十秒程度で消えていくんで、写真撮るのも一苦労だけども、大きいものだと直径10m以上にもなる渦潮ったら、それはそれはお見事っ!(人´∀`).☆.。.:*・
なんか、渦が巻き始めた!っと思ったら、ものすごい勢いで加速しながら渦巻いて、
そう思ったらまたすぐ消えて・・・、そしたらまたどこかが渦巻いて、でもってまた消える・・・
なんだか、諸行無常的な儚さを感じますな・・・“((・Д・*)コクリ
で、それから、徳島まで一旦戻って、
せっかくなんで県庁所在地をチラ見(郵便ポストの上で阿波踊り・・・)。
※ちなみに、2019年のお盆に、阿波踊りの「総踊り」を見に徳島を再訪した時の思い出はこちらから ↓
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見なきゃ損損!阿波踊りの「総踊り」!
10日目、8/13は早起きして車を飛ばして香川県に入り、釜揚げうどんの名店「長田 in 香の香」へ。9時開店の8:35の ...
そして、今朝の感動をもう一度!といわんばかりに、讃岐うどんを喰らいに高松で下車( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう
キタ━━ヾ(゜∀゜)ノ━━!!
麺に自身があるからこそできる、生醤油(きじょうゆ=うどん玉に醤油を少しかけただけのうどん)(写真上)
はじめて食べたけど、こりゃやばいね、ほんと、しかも安いし♪
讃岐うどんの虜になるよ、まじで。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
その後、高松駅構内で岡山行きの列車を待ちながら、思い出したかのように電話帳を開いてみると、
ガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
自分と同じ苗字の人がめちゃくちゃいるんだけどっ!!!Σ(゜Д゜|||)エッ!?(写真上)
地味に自分の名字って、札幌で、この名字って家しかないし(たぶん)、北海道でも親戚しかいなかったくらいにしたから、これまで生きてきた20数年間、自分の名字ってレア名字だと信じて疑わなかったんだけど・・・
さ、さすが、
ご先祖様の地、香川県(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
遠いご先祖様は、ここ讃岐国のとある土地にちっちゃなお城を構えた武士だったっぽいのだ(・0・。) ホホー
なので、電話帳にずらーっと(と言っても高松市内には15家くらい?)並んでるわ、
自分の名字が住所になってるわ(写真上)、天満宮になってるわで、はっきりいって、
激しくカルチャーショーーーーック!!!ガビ━━━゚ ゚( Д |il)━━━━ン!!!
なんだか、まじで不思議な気分なんだけど・・・
※2012年7月に、ご先祖様発祥の地を訪ねた時の思い出はこちら ↓
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四国4県、周遊の旅(徳島→香川編)
匠氏、生後7ヶ月にして人生11度目のフライトで徳島あわあどり空港到着! pic.twitter.com/oMzTzoEZ ...
というわけで、
最後はなんだか旅情を誘う、浮世絵チックな夕焼けに見送られ、四国を後にしたのだった((*´Д`)ノ.:。:*ォチマース.:☆。:ヾ(´Д`、)マタネ
今日は、うまい讃岐うどんに舌鼓&自然に感嘆し、それでもってかるくカルチャーショックまで覚えれたくらいにして、刺激のある一日だったぜ(。→ˇܫˇ←。)ププッ
ほんと、
うどん、渦潮、ご先祖様万歳って感じ゜+.(・∀・).+゜
で、翌日、
2002年8月27日
岡山滞在も3日目・・・
そろそろ次に進まねばな、ってことで、今日はラスト岡山観光日(苦笑)
んで、岡山の残りの名所と言えば、まぁ、瀬戸大橋と吉備路(きびじ)くらいなものだろうってことで、朝からさっそく、岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ橋、
瀬戸大橋へ≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!
昨日は、JRで渡っただけだから、ちゃんとその全貌を拝んでおかなきゃね♪
ってことで、その瀬戸大橋を一望できるスポット、鷲羽山へ(写真上)
うーん(-公- ;)ウーン
一望できるのはいいんだけど、遠くて写真写りはイマイチだな・・・('▽'*) ・・・ァハハ
ま、別に橋フェチじゃないんで、さっさと切り上げて、
岡山駅で岡山名物「栗おこわ」とかいう駅弁を買って、いざ吉備路(きびじ)へ!!!
で、そもそも吉備路???
って方のために一言解説をば。
吉備路というのは、岡山県岡山市北西部と総社市に渡って広がる、古代吉備王国時代の史跡の多い観光エリアのこと。
そして、吉備国といえば、そう、
桃太郎゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪
何故かって言うと、桃太郎のお話は、孝霊天皇の皇子、吉備津彦命(きびつひこのみこと)が大和朝廷の命を受けて、吉備平定に向う『古事記』、『日本書紀』の記述、すなわち、鬼ノ城(という地名が実際に吉備路にあるっ!!)に住む吉備国の旧勢力(?)温羅(うら)を倒したお話、いわゆる「温羅伝説」が基になっているから。
なので、吉備路観光のポピュラープランのスタート地点、JR吉備線の備前一宮駅を降りるとすぐに、その吉備津彦命を祀る「吉備津彦神社」があったりする(←そのまんまじゃん・・・(;¬∀¬)ハハハ… )
そしてそこには、ちょっと間抜け面な桃太郎とその家来達の像がある・・・(写真上)
んで、ほんとに吉備路には吉備津彦命(桃太郎)にまつわるものがたくさんあって、JRの駅でいうと一つ隣の吉備津駅付近には、
比翼入母屋造が優美な吉備津神社がある♪
にしても、この比翼入母屋(ひよくいりもや)造、まじでかっこ良しっ!!!
こんな風に屋根に2つの破風がある神社ってすっごいめずらしくないですか!?
しかも、この吉備津神社は、吉備団子(黍団子)発祥の地(かもしれない)(諸説あるらしい)Σ(゜Д゜|||)エッ!?
なので、
普通に吉備団子が売ってるんだよね、ここには(写真上)
でもまぁ、黍団子って書くと微妙だけど、吉備団子って書けば吉備国に縁が有りそうだし、さらに桃太郎伝説にも登場するくらいだから、もうここが発祥の地って言ってもいいんでないの?と個人的には思ったり・・・。
ちなみに、北海道以外の人は知らないだろうけど、北海道には謎なきびだんごがある・・・
なんか、とにかくまずいんだよね・・・、あれ・・・
おかげで、小さいときから「きびだんご」嫌いだったわけなんだけど、どうよ、本物の吉備団子のお味は・・・
めちゃうまいじゃんか!ってか完全に別物じゃん(#゚Д゚) ゴルァ!!
というわけで、吉備津神社を後にし、吉備路のハイライト、五重塔で有名な備中国分寺がある「吉備路風土記の丘」とやらを目指して歩き出した(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
・・・
と、勇んで出発したものの、地味に、吉備路のスタート地点「備前一宮」からゴールの「総社」まで、少なく見積もっても20kmはある・・・Σ(゜Д゜lll)エッ!?
普通、こんな距離を裸足にサンダル&バックパック背負って歩かないよな・・・
とかなんとか愚痴りながらも、1時間半後、吉備路風土記の丘に到着(写真左)
あとは、なんとなく地図を見ながら総社駅に向えば良かったんだけども、日も暮れかけてきたこのタイミングで、何故か突然方向感覚を失う…(写真右)
だって、
周囲一面田園風景な上に、360度見渡しても山だらけで全部同じに見えるんだもん・・・(この時ちょうど、上の地図の真ん中付近にいた)
しかも、この時代にはスマホもgoogle mapも無かったし…。
もちろん、方角を確かめにちょっと歩いて、トライアンドエラーすれば良いってのはよくわかってるけども、いかんせん、サンダル&重量物(バックパック)を背負って15km程歩いてきた直後なんで、ちょっとトライ、なんて軽い気持ちで一歩を踏み出せる元気がない・・・
というわけで、夕暮れの吉備路風土記の丘で、一人じーっと人が通るのを待ち続け、運良く拾ってくれた車に乗せてもらって総社駅まで辿り着いたとさ(苦笑)
つづく
●9日目終了時点宿泊先別宿泊数
屋外泊: 1泊
駅構内泊: 7泊
スーパー銭湯泊: 0泊
車内泊: 1泊
ホテル泊: 0泊