2003年3月5日
ちょいと曇りなのは残念だけど、今日は朝から精力的に、ここイスタンブール旧市街のメジャースポットを回らなければならない(・ω・;A)フキフキ
なにせ、昨晩、っていうか、およそ6、7時間ほど前にイスタンブールに到着したばかりだってのに、今晩には夜行バスでカッパドキアへと向わなければならなかったからだ(まぁ、義務ではないけど・・・)( ̄□ ̄;)アセアセ....
というわけでとりあえず、他のスポットと比べて、割と早くから開いている、
地下宮殿とやらに行ってみる≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!
どうやらこの地下宮殿は、ビザンチン帝国(東ローマ帝国)の時代からオスマン帝国(昔で言うオスマントルコ)の時代にかけて、この辺り一帯の主要な貯水槽だったらしく、それはそれは貴重な場所だったらしいんだけども、今の観光客にとっては単なる薄暗い地下空間・・・
2箇所ほど、地下空間を支える列柱の基礎代わりにメドゥーサの顔が横たわってる(写真右)くらいで、特に見ごたえその他もなく…、汗。
最初の観光地がいきなりこれだと妙に不安になるんですけど・・・( ;´Д`)
でもって、その後は、
妙になれなれしい日本語を操るトルコ人、ジャンにだまされたフリしてかるくついていったり(写真上)、アヤソフィア(冒頭写真)の裏にある、
トプカプ宮殿(写真上)なんかも散策したりしてみたけども、雨も降ってきたせいか、イマイチ観光気分が盛り上がってこない…。
なにせ、トプカプ宮殿にいたっては、
これくらいしか写真撮ってなかったもんね・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..
その後、路上で勧誘してきた旅行会社の輩から、相場もろくにわからずに、イスタンブール→カッパドキアの夜行バスの片道チケットと明日のカッパドキアでの洞窟ホテル(シングル)を購入し、気を取り直して、ビザンツ建築の最高傑作として名高い、
待望のアヤソフィア(ギリシア語名ハギア・ソフィア)へ!
ヾ(*゜∀゜)八(゜Д゜*)ノヤッタ!!
入るや否や、超自分好みっ♪
どうです!?
黒に金のカリグラフィー(西洋の書道?)の円板に書かれているのは、アッラーやらムハンマドなど4人のカリフの名前らしいですけど、もうなんだか、
アラビア文字萌えっヽ(゚∀゚ )ノ
で、一応、アヤソフィアについておさらいしておくと、もともとはギリシア正教の総本山として、西暦325年に初のキリスト教の皇帝、コンスタンティヌス1世によって建てられた教会らしい。けれども、幾たびもの焼失、再建を繰り返した後、ビザンツ帝国の終焉と共に、オスマン帝国によって、美しいモザイク画で埋め尽くされた内壁が漆喰やら大理石で塗りつぶされる等、その姿かたちをイスラム教のモスクへと変えていったとのこと(・0・。) ホホ-ッ
けどナイスなことに、
オスマン帝国は、それらのモザイク画を取り壊すことはせず、そのまま上に漆喰を塗ったくっただけだったので、現在、
それらの漆喰は一部除去されて、写真右上のようなオリジナルの聖母子のモザイク画を見ることができるんです♪
写真右は、マリアとイエスにえらい人が捧げ物をするモザイク画。綺麗でしょ!?
それと、
写真上はところどころで見られた漆喰。なんだか不思議な質感(;◔ิд◔ิ)
そんなこんなでだいぶモスク萌えした後は、この辺の地名にもなっていて、僕的にイスタンブール最大の見所だと信じて疑わない、
スルタンアフメット・ジャミィ (≧▽≦)ノ
通称、
ブルーモスクへっ!!!。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
が、
お昼の礼拝時なだけに中に入れず・・・orz
仕方なしに、
中庭で一人寂しく写真でも撮りながら、この荘厳な外観を堪能していると、
゚+.(・∀・).+゚.。 「(見知らぬ女の子)日本人の方ですか?」
(((( ;゚д゚)))「(たく)は、はい」
゚+.(・∀・).+゚.。 「(見知らぬ女の子)私、一人旅はじめてなんで、もし良かったら、今日一日一緒に回ってもらえませんか?」
( ̄口 ̄∥) 「(たく)は、はい」
てな感じで、突如、今日一日遊んでもらえる相手ができた♪
聞けば、その子も大学院の卒業旅行でトルコに来たらしく、この後、(たしか)シリアのパルミラ遺跡を見に行くそうな。んで、就職先も今や世界になだたる超メジャー企業、大学も日本中がご存知な有名大学、まったくたいしたものです(遠い目・・・)
(*´∀`*) 「(たく)へぇー、●△大学かぁ、知り合いは、■田って子くらいしか知らないな」
って、何千もいる学生のうちの一人の個人名を出すという、どうでもよい、お馬鹿な発言をしていたら、
( ̄口 ̄∥) 「(見知らぬ女の子)ハルのこと!?知ってるよっ!」
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
なんだか、普通にすごいな、世の中の狭過ぎにもほどがあるわヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..
そうこうしてるうちに、どうやら礼拝も終わり、中に入ってみると、
キタ━━━━━ヽ(゜∀゜)ノ━━━☆
内壁全面を飾る、青と白を主体としたまじで綺麗なイズニック・タイルと、そしてそれを淡く照らすステンドグラスにシャンデリア、
そして、少しひんやりする堂内の空気と静けさが、その荘厳さをより一層際立たせ、僕の大きな大きな期待以上に、息を呑むほどの美しさ、神聖さを、このブルーモスクは醸し出していた('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)ウンウン
ドームや内壁を彩る装飾も、時間を忘れて見とれてしまうほどに美しく、
ふと我に返れば、あまりに見上げ過ぎたせいで首が痛くてしょうがない(;¬∀¬)ハハハ…
にしても、びっくりするくらい落ち着く空間だったなぁ・・・
このイズミック・タイルもできることなら持ち帰りたかったし、笑ヾ(・ω・o) ォィォィ
んで、とにもかくにも、あの当時、もーっと良いデジカメを持ってれば、もっともーっと、ありのままのブルーモスクの美しさを写真に収めれたのになぁ・・・(このスマホ以下の画質ったら悲しい限りですわ…)
でもって、後ろ髪惹かれつつもブルーモスクに別れを告げ、さっきの女の子と一緒に、ブルーモスクの近くにある、ジャー(Cag)というケバブ屋さんで昼飯し。
ご飯は一人より複数で食べた方が断然いいわけで、おかげ様で、品数もいくつか頼めたし、アグレッシブにいろんな料理にトライできるんで◎
というわけで、
まずは、地球の歩き方のトルコ料理の紹介のページを見て、ずーっと気になってた、ヨーグルトソースで食べるケバブ、イスケンデル・ケバブ(写真上)と、ピリ辛ケバブのアダナ・ケバブにチャレンジ(≧▽≦)ノ
ヨーグルト・ソースと羊肉の組み合わせってどうよ?って思ってたけども、はっきり言って、相当、
うまいっ(゜Д゜))マヂ!!!
ですので、トルコに行った折にはぜひともご賞味あれ♪
その後はというと、前の彼女が日本人だったとかで日本語が堪能な色男、メメットに捕まって、三人でお茶する羽目になったと思ったら、案の定そのあと絨毯屋に連れて行かれたり、ちょい悪なんだけど気さくで憎めないトルコの野郎どもと格闘しながら、
中東最大(ほんと?)なんてガイドブックに書かれる、まぁすっかり観光地化してしまってる屋根付き市場、グランドバザール(写真左)へ。
到着するや否や、すごい勢いで勧誘合戦がはじまり、
( ̄+▽ ̄)「(店番A)バザールでござーる!(←原文ママ)」
(。-∀-) ニヒ「(店番B)持ってけドロボー!(←原文ママ)」
(´,_ゝ`)プッ 「(店番C)飛んでイスタンブール!(←原文ママ)」
(o^皿^)「(店番D)見るだけタダ、見るだけタダ!(←原文ママ)」
p(`Д´)q 「(店番E)ケチ、ケチ、ビンボー!(←原文ママ)」
などど、どこで仕入れたのかわからんけど日本語の嵐(まぁ、どこの国のメジャーな市場でも見る光景ではありますが)(;¬∀¬)ハハハ…
んで、
トルコといえばチャイってことで、グランドバザール内のそれっぽいチャイ屋さんで休憩、って思ったら、
地元のおじいちゃんと相席になったんで、片言トルコ語(とまで言えないが・・・)で話しているうちに、 このおじいちゃまと来たら、一緒に写真撮ろうって言ってきた(*´∀`*)
なので気分良く写真を撮ってみたら、ご覧の通り、おじちゃま、なんだか不満顔・・・
どうやら、一緒にいた女の子と二人で撮りたかったみたい(笑)
だって、もう一枚撮った、おじちゃまと女の子の写真には、めちゃくちゃ笑顔で写ってるんだもんΣ(ノ∀`*)ペチッ
まったく、いい歳してお盛んなんだからヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..
というわけで、辺りもすっかり暗くなり、今日一緒に回ってくれた女の子ともお別れ。ぜひとも気をつけて旅を続けて欲しいもです。
なんて、余裕をかましてる場合ではなく、二人から一人に戻ると、なんだか急に心細くなってしまうわけで・・・。
でもまぁ、もともと一人旅なわけなんだし、自分を鼓舞して夜行バスに乗り込んでみた・・・
けどやっぱり、
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
はじめての夜行バスにちょっとびびってしまったり(笑)
しかもワタクシ、めっちゃトイレに近いことに定評があるってのに(苦笑)、詰め込まれた席は、
いっちばん後ろの、しかも窓側・・・(汗)
マジでやばいね、お漏らししちゃうかも・・・
んで、この不安は、このバスの中で書いた自分宛の手紙にも書かれてたし(苦笑)↓
((;゚Д゚)オレシラナイ
つづく