2003年3月8日早朝
ギョレメから夜行バスに乗り込んだ自分とみーさんは、わけもわからず、田舎町の旅行代理店兼ロッジっぽいところに降ろされた・・・ゥリゥリ ヘ(*゚∀゚)┌θ")´Д`●)ノ
たぶんここは、青空に映える石灰棚で有名な、パムッカレ村(なはず)・・・
が、
またしてもあいにくの曇り空・・・、昔は晴れ男だったのに・・・orz
外に出てみると、もやぁーっとしてるものの、遠くになんだかそれっぽい白い小山が見える、よかった、ここはやっぱりパムッカレだ。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
ただ、朝早すぎてまだ開いていないようなんで、みーさんと一緒にロッジで暖をとり(何しろ冬ですからね・・・)、今晩発のイスタンブール行き夜行バスのチケットを購入したりしながら、いまかいまかとその時をまっていた。
にしても、二夜連続の夜行バスか・・・、お風呂、入りたいなぁ・・・(・ω・;A)フキフキ
8時をまわったところで、ロッジに荷物を預かってもらい、石灰棚へと向う。夕陽を映す夕暮れ時が石灰棚のハイライトらしいんで、なんとか夕方までには晴れて欲しいなぁ、と。
小さなパムッカレ村のすぐそばにある、石灰棚。
ガイドブックを読んでたんで、近年、この石灰棚の湯量は激減してるってことは事前に知ってはいたけど、やっぱり出発前に写真で見たような美しさはなく・・・、残念な感じが否めない・・・
せめて晴天だったらもう少し印象も違っただろうに・・・(o;ω;o)ウゥ・・・
それでも青い湯を湛えている石灰棚だってもちろんあり、曇り空の下であっても、なかなかの景色。
ま、期待が大き過ぎたってことで…。
ちなみに、上の写真の上の方に、いかにもミスマッチな人工物っぽいものがありますけども、実はこれ、その昔あったリゾートホテル跡らしいですよ∑(゜д゜υ)
この石灰棚の水を汲み上げて自分とこのプールに注いでたんで、石灰棚の水量が激減し、政府によって営業停止&ホテルごとぶっ壊されたみたい('▽'*) ・・・ァハハ
にしても、どうせやるなら、跡形もなく撤去すればいいのに・・・ボソッ
ちなみに、
パムッカレに来るときは、ビーサンとか、すぐ脱げる靴の準備をお忘れなくd(≧▽≦*d)
んで、
幾重にも重なる石灰棚の向こうを見下ろせば、パムッカレ村が見える、なんとも不思議な光景&絶景(なはず)なんだけども、でもでも、晴れていれば、きっともう少しすごいんだろうなぁ・・・、晴れていれば・・・(涙)
その後、夕暮れ時にはきっと雲に切れ間ができるはず!と信じて、日が沈むまで、石灰棚の裏っ側にある、紀元前190年ペルガモン王国(?)とやらによって建造されたとかいう都市、ヒエラポリス遺跡を散歩。すると、
なんでこうなったかは全然覚えてないんだけど、どっかからかやってきたサッカーチームの皆さんと記念撮影、パチリ(✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ
トルコでは、随分とこういうよくわかんない出会いが多いね(*´艸`*)
で、
これがそのヒエラポリス・・・
完全に廃墟… Σ(ノ∀`*)ペチッ
ただ、そうは言ってもここは、
「ヒエラポリス・パムッカレ」という名で複合遺産として世界遺産に登録されているほど名所でもあるんで、もちろん、
こんな圧巻の円形劇場が残ってたりもする。
その周辺と比べたら、随分と保存状態がいいんだけど?修復後なの??
そうこうしているうちに、それっぽい時間が迫ってきた。
けども、
相変わらずの分厚い雲に包まれた、ここパムッカレ村・・・
それでも、わずかな切れ目から差し込む光が青い水面に映る様は十分美しく、
これで快晴だったらどんなにすごいんだよ(#゚Д゚) ゴルァ!!
って、十分想像力をかきたててくれる光景ではあったんで良しとするか・・・
というわけで、沈み行く夕陽と共に、自分とみーさんのパムッカレ観光は終了し、今朝着いたロッジにて、イスタンブール行きのバスを待つ。
が、自分ら以外に誰一人として、バスを待ってるような客はいない・・・
( ;´Д`)「(たく)大丈夫すかね?ってか、そもそもバスってここ発なんですかね?」
と、当然だと思っていたことに、ようやく疑問を抱き始めた二人(汗)
で、ロッジの人に聞いてみると、案の定、バスはこのロッジからではなく、近くのオトガル(バスターミナル)から出発するみたいΣ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
しかも、乗ってから気づいたんだけど、このバス、どうやらイスタンブールまでの直行バスではなく、単なる市営バスらしくって(汗)、イスタンブールに行くには、近郊にある交通の拠点、デニズリで乗り換えしなきゃらしい・・・ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
いやー、うちらって、随分と理解力不足でしたね、みーさんヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..
んで、
デニズリの駅に到着し、念のため、オトガル内にあるバス会社「METRO」に、席がちゃんとあるか確認してみたところ(写真左)、どうやらちゃんと取れてるらしい。
安心したところでお腹も減ってきて、オトガルにあったドネルケバブ屋で、じーっと回転する肉塊を眺めていると、なんと、お店のおじさまたちが、写真撮ってもいいよ!!って言ってきてくれたじゃないですかっ゚+.(◕ฺ∀◕ฺ)゚+. わぁ♪
最近は日本でもドネルケバブ売ってるけど、さすがにこの肉塊を切り出すナイフ持って写真撮ったことある人なんて、そんなにいないではず!!!
でも、おじさまたち、帰国したら写真送る、って言ったのに送らなくてごめんなさい・・・
ちゃんと、おじさんたちの分の写真を現像まではしたんです・・・、ごめんなさい・・・
その後も、ちょっとおどおどしてしまったものの、親切な若いトルコ人女性に助けてもらったりしつつ、無事、イスタンブール行きの夜行バスに乗り込むことができた♪
寝て起きれば中3日ぶりのイスタンブール!!!ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
つづく