2006年7月8日
昨晩遅く、無事、ブラジルの北東に位置するマラニョン州の州都、でもって地味に世界遺産でもある「サン・ルイス」に到着。
着いた時間も時間だったので、予め、ホテルと空港送迎タクシーを現地旅行代理店「Giltur」にお願いしてたんで、あれよあれよという間に、ホテルにチェックイン。
レンソイス・マラニャンセス国立公園
んで、目覚めるや否や、すぐさま飛行場へと連れて行かれた。
そう、今日は、いよいよ、今回の旅の最大のハイライトにして、たく&ぶーを南米まで駆り立てた張本人(?)、
レンソイス・マラニャンセス国立公園!!(Lencois Maranhenses National Park)
とのご対面の日なのだ。
(写真上)気さくなGilturのお二人。この若い男の子は、随分とまぁ英語が達者なことで(たく&ぶーとは大違い、苦笑)
そのレンソイス・マラニャンセス国立公園がトップに輝く、自身が実際に感じた世界の絶景の中から選んだ「絶景ランキング30選」はこちらから ↓
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世界の絶景ランキング | 実際に旅して感じた30選
これまで自身(たく)が実際に訪れ、自分の目で見て圧倒された、世界の絶景たちの中から、特にオススメの絶景を勝手にランキング ...
で、こちらのレンソイス・マラニャンセス国立公園。
この旅行記の第一話(ベネズエラ編)、
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かくして、たく&ぶー最大の冒険旅行がはじまった
南米なんて、老後まで行けないと思ってた・・・ よく言われるように、学生時代は時間はやりくりできても南米に行けるほどのお金 ...
にも書いたとおり、かれこれ1年以上前に見た「世界ふしぎ発見」で虜になってしまった、たく&ぶーの思い出の場所だ。
旅立つ前から、それはそれは楽しみにしていたわけで、
いろんな旅行記はもちろん、Google Map(写真上)などでレンソイスを確認しては、あまりのすごさに、二人でため息を漏らしてきた。
そんな、夢にまで見たレンソイスを、ついに生で見ることができる!!(涙)
┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ
まじで緊張してきたんだけど・・・(汗)
ここまで期待が大きいと並大抵のすごさじゃ、すごいなんて感じないと思われ・・・
なーんて考えちゃって、大きな期待とは裏腹に、もし、
もしっ!
そこまですごくなかったらどないしよ???っていうわずかな不安を抱きつつ、僕らの4人乗りセスナ機(パイロット2名&たく&ぶー)は離陸した・・・(((( ;゚д゚)))アワワワワ
ガタガタガタガタガタ、
ガタガタガタガタガタ、
今にも墜落しそうなボロセスナの中、
緊張が超MAXなんですけど…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
豆知識 - レンソイス・マラニャンセス国立公園
ブラジル北東部マラニャン州に広がる、広大な真っ白な砂丘地帯です。
雨季(1月~6月)になると無数のエメラルドグリーンのラグーン(湖)が出現するのが最大の特徴で、雨季終了後にラグーンがピークを迎え、乾季に向かう6~9月が観光の最適期となります(10月以降はラグーンが浅くなったり、消える)。
2024年には、その独自性やひときわすぐれた自然美が評価され、世界遺産に登録されました。
セスナ機から望む、常識的に「あり得ない」世界
と、その時!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
見えてきたよ!ボロセスナ機の眼下に、
見たこともないような光景が!!!ウッソ―――(゚∀゚三゚∀゚三゚∀゚)―――!!!
真っ白な砂丘の凹凸に溜まった、エメラルドグリーンのラグーン、
その色もさることながら、この無限に繰り返される、砂丘の凹凸とラグーンのパターン。
自分のボキャブラリーを恨むくらい、この感動を伝える術がわからない…(涙)
これがほんとに実在する世界なの???
今まで、これは「有り得る」、これは「有り得ない」、となんでも無意識的に決め付けてきた、自分のちっぽけな常識から判断すると、
このレンソイスは完全に、常識的に「有り得ない」、だ。
世界って、どれだけすごいんだよ、ほんとに…。
ちなみに、たく&ぶーが訪れた7月上旬はちょうど、雨季が終わって、それまでに降り溜まった水がラグーンを形成している時期だ。

ただ、とはいってもやっぱり自然現象なわけで、水が乾いている場所もあれば(写真左)、水が溢れすぎて砂丘の凹凸を沈めてしまっている場所もあったり(写真右)
ま、いずれにしても、この絶景を目の前にした感動は実際に見てもらうしか伝えられないわけで、皆さんにはぜひとも、多少値がはったって、僕らと同じくセスナ機を使って、空からこのレンソイス・マラニャンセス国立公園を見渡して欲しいものです♪
(バックパッカーはよくサンルイスからバスで5時間ほどかけてレンソイスに行くみたいだけど、バス利用なんかで旅費をケチることなく、ぜひともセスナ機で空からこの絶景を拝んじゃってください!)
観光の拠点、バヘイリーニャス
約40分後、バヘイリーニャス(Barreirinhas)到着。
このバヘイリーニャスは、この「レンソイス・マラニャンセス国立公園」の東の端から車で1時間程の所にある小さな村で、レンソイスの観光の拠点だ(位置関係は下の地図を参照)
川からのそよ風が心地よい、今宵の宿「Pousada Beira Rio」
今回、このバヘイリーニャスの村に来て、何が良かったって、Gilturさんのツアーに含まれてた、こちらのホテル、
Pousada Beira Rio!!!
言っちゃ悪いけども、アスファルト舗装された道路も無いような、こーんな田舎には不釣合いなほど、
立派で、かわいくって、清潔♪
しかも、ベランダからの眺めはリバービューで(写真上。おそらく、これが、ホテルの名前の由来ともなったBeira Rioなはず)、適度な湿度とともに室内に入ってくるそよ風がめちゃくちゃ心地よく、これまでの慌しさを一気に吹き飛ばしてくれるほど優雅♪
なので、

新婚旅行でレンソイス!
なーんてちょっと贅沢な方(笑)がいらっしゃっても宿泊場所には困らないはず。
ちなみに、このPousada(ホテル)にあった広告にはGilturのWebサイトとEメールアドレスが書いてあったから、ここのオーナーさんはGilturさんなのかもしれませんね、実は。
超おススメ!Restaurante Bela Vistaで舌鼓
で、ここバヘイリーニャスの村からレンソイスに向けて出発する午後のツアーまで多少時間が空いたんで、ホテルの人オススメのレストランにてお昼ご飯。
お店の名前は、
Restaurante Bela Vista!!
まぁ、Pousadaほどじゃないけども、中々かわいい感じ。ただ、メニューを見たらちょっと驚いた(;◔ิд◔ิ)
Espaguete ao Molho de Camarao(海老ソースのパスタ) 12R$(約630円)
Peixe Frito Escabeche ao Molho de Camarao(魚料理) 16R$(約840円)
そりゃ、日本と比べたら、遜色ないか、ちょっと安いよ。けど、ここは前述のように、アスファルト舗装された道路すらないん村なんですよ!
宿主にだまされたか・・・。観光地特有の高かろうマズかろうだろ、きっと・・・(涙)
さらに、僕らのオーダーの調理が始まると、その不安は一層強まる…↓
ガ━━━∑(゚д゚lll)━━━━ン
うちらの魚、川の中で鱗(うろこ)削られてるんだけど・・・
しかも、海老まであんな砂だらけのところでさばかれてるし…(汗)
と怯えてたのも束の間、さっきまで川の中にいたおっちゃんが上陸(?)してきたと思ったら、
今度は屋外階段の上でうちらの魚をさばきだす始末・・・((;゚Д゚)オレシラナイ
屋内で、いやそこまで厳しいことは言わないから、せめて、まな板使おうよ(涙)
切り刻まれ、不要となった贓物はそのまま川へ投げ捨てられ、ご覧のように(写真上)、ほぼリアルタイムに食物連鎖にくみこまれていった・・・
(((( ;゚д゚)))「(たく)ぶー・・・ゴクリ」
((((;´・ω・`)))「(ぶー)何?」
(((( ;゚д゚)))「(たく)うちら、確実に腹壊すだろうね・・・」
数十分後、ついに毒見の時がきた(||゚Д゚)ヒィィィ!
恐る恐る一口、口に入れてみる((´д`))
(@・Д・@)ん!?
うんめぇ━━━━(◕∀◕)━━━━!!!!!
まじで、びっくりするくらいおいしいんですけどっヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
案外、この旅一番の飯かもしんないっ!!!それに、
ビールなんかもしっかり、保温ケースと一緒に出されたりと、実はサービスもかなりGood(☆´□`)サイコォォォー♬♬
地味にめちゃくちゃ当たり引いたわヾ(≧∇≦*)/やったー
皆さんもレンソイスに行った際にはぜひとも立ち寄ってくださいねぇ~♪
場所は、Pousada Beira Rioの目の前の通りをずーっと街の方に向って歩いていくと、左側に見えてきますよ!!
というわけで、午後になり、いよいよ、ドラゴンボール並みに引っ張った、皆さんお待ちかねのレンソイス・マラニャンセス国立公園に向って出発!≡≡≡ヘ(o゚Д゚o)ノイッテキマァァーーーース!!!!
┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ
つづく(まだなのかよ・・・orz)
●7/8(土)にかかった費用(1US$=115円、1US$ ≒ 2.2R$)
・ツアー代(サンルイス1泊、レンソイス2泊、500US$×2名) 57,500円×2名
・水(3R$) 157円
・昼食代(39.6R$) 2,070円
小計 117,227円 (12,511円/人)
合計 1,012,063円 (506,032円/人)
●15日目終了時点フライト(飛行機、ヘリコプター、セスナ機混在)回数
飛行機: 12回
ヘリコプター: 1回
セスナ機: 3回
※離発着各1回につき1回とカウント(南米は各駅停車の飛行機があるため)
レンソイス・マラニャンセス国立公園がトップに輝く、自身が実際に感じた世界の絶景の中から選んだ「絶景ランキング30選」はこちらから ↓
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世界の絶景ランキング | 実際に旅して感じた30選
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