2006年6月26日
昨晩、カラカス出発後、約8時間経過・・・
寒さ&騒音と格闘しつつ、目的地シウダーボリーバル近郊へ近づいてきたようだが、ここにきて路線バスのようにちょろちょろと停車するようになり、どこで降りるべきなのか一抹の不安を感じ始めていた…( ̄へ ̄|||) ウーム
当初はシウダーボリーバル行きなんだから終点だろ、って思ってたけど、どうやらシウダーボリーバル「経由」っぽいのだ。その後も、どこに連れて行かれるのか皆目見当もつかず、ドキドキ(というかビクビク)しながら車窓から外を眺めていると、おっきな川に架かる立派な橋が見えてきた。
( ´Д`)σ「(たく)あの川、もしかしてオリノコ川ってやつじゃね???」
そう、シウダーボリーバルはオリノコ川の河岸の町なのだ。間違いない、次に停まるバスターミナルがシウダーボリーバルのはずだd(。ゝд・)
数分後、小さなバスターミナルに到着。とりあえず、ぶーを残し、バスの外に出てみると、
ヾ(*・ω・)シ「(見知らぬ外国人)アー ユー たく???」
( ゚д゚)ハッ! 「(たく)Luisさん???」
ヾ(*・ω・)シ「(見知らぬ外国人)YES!」
そう、この人こそ(冒頭写真)、今日からしばらくお世話になる、シウダーボリーバルの旅行代理店Adrenaline ExpeditionsのLuisさん。日本からメールでやりとりしてて、今日、バスターミナルで待ち合わせしていたのだ。
というわけで、無事、シウダーボリーバルに到着!!!ヾ(*゜∀゜)八(゜Д゜*)ノヤッタ!!
Luisさんが用意してくれたタクシーに乗って、Adrenaline Expeditionsのオフィスへ向かい、そこで顔洗ったり、朝食をとった後、とりあえず、Luisさんに、
3日後、6/29 ボリビア航空、カラカス発ラパス(ボリビア)行のリコンファーム
だけお願いし、
「ロスト・ワールド(失われた世界)」
として知られる、マシーソ・グアヤーネス(ギアナ高地)を目指し、空港(?セスナ機の発着場?)へと向かった(写真左)
ちなみに、僕らは当初、ツアー代金を安く上げるために、一般的ばシウダーボリーバルから直接カナイマまでセスナで飛ぶというツアーではなく、最寄のラ・パラグア?とかいう街まで車で行って、そこからセスナ機で飛び、ガイドさんはスペイン語オンリー(←安くなる)、でもって、宿はホテルではなく、屋外ハンモック利用という内容で予約していた。
ところが、結局、人が集まらなかったのか、この日は直接カナイマへ♪
随分、適当やね、うちら的にはラッキーだったけど(苦笑)
で、こちらがそのカナイマ行きのセスナ機・・・(写真上)
( ゚д゚)ポカーン…
完全に貨物船だろ、こりゃ(;¬∀¬)ハハハ…
荷物の隙間にうちら(たく&ぶー、カナダ人の男の子、パイロットの計4名)が無理やり乗り込んでるって感じ(笑)
カナイマの村人にとっては、うちらなんかより、この卵たちの方が相当大事だろうなぁ(笑)
お前ら落ちても、俺たちの卵は死守しろ!とか言われそう・・・(苦笑)
でもって、激しく揺れた、一時間弱のフライト中、墜落の恐怖に怯えつつも、オンボロセスナの窓から眺めた景色は
どれもこれもすんばらしく、
最初のテーブルマウンテンが見えてきたときなんかには、もう「超」大興奮ヽ(゚∀゚ )ノ
たく&ぶーともに無言でもくもくと写真を撮り続けてました、笑。せっかくカップルで来てるんだからもっと話そうよ…、苦笑。
っていうか、エンジェルフォール見る前から結構お腹いっぱいなんですけど(笑)
(写真左) 4つの滝が流れ込むカナイマ湖が見えてきたら空港はすぐそこ。
(写真右) 墜落せずにカナイマ村に到着できたみたい♪
でもって、
こちらががカナイマ空港・・・。か、かわい過ぎ…(写真上)
間違いなく、今まで見た空港の中で最も小さい空港だね…。
で、空港に到着するや否や、
マラリア対策として個人輸入した、アメリカで軍隊向けに開発されたとか噂の虫除け薬「Ultrathon」(虫除けに威力を発揮するとかいう成分DEETとやらが34.34%も含まれてるんですって!)を塗ったくる(写真上)
空港からカナイマ湖畔に移動後、
すぐさまエンジェルフォールに向けて出発したいところだったが、あいにくのスコールに襲われた、ヽ`、ヽ`个o(・ω・。)`ヽ、`ヽ、アメダ
ちょっとおさまるまで、ハンモックで休むことに。ただ、それはそうと、なんか周りにいる旅人達みんな、めちゃくちゃ本気のバックパッカーです、って感じのオーラを出しまくってるんですけど…( ノД`)怖いよ…ママンッ・・・
だって、ハンモックで漫画読む姿一つだけ見ても、いかにも激しく長期旅行者って感じが溢れ出てるんですもん…。う、うちらって、結構場違いなのでは…、汗。
その後、
無事、雨もおさまり、カナイマ湖を出発。
これからどんなすごいところに行くんだろ?って考えると、まじでゾクゾクしてくるわけで♪
カナイマ湖にそそぐ、左からSalto Hacha、Salto Wadaima、Salto Golondrina(写真上)
そして、
Salto Ucaima(写真上)
これらの滝の源、カラオ川に、ジャングルに生い茂る植物から出るタンニンが流れ込むおかげで、この辺りの水の色はこげ茶色を呈しているんで、地元民(原住民族ペモン人)たちは、このカラオ川のことを”コカ・コーラ”って呼んでるんだってさ(・0・。) ホホ-ッ
で、(そのせいかどうかは知らんけど)カナイマ湖はとにもかくにも、こげ茶&泡だらけ(*´∀`*)
でもって、こちらが今回のツアーのメンバー(写真上)、
●エティエン君(一番左)
カナダ人大学生で20歳。ただいま一年間休学して世界中を旅してるだってぇ゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪
しかも、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語を喋れるっていうんだから、脱帽を通り越して、脳の精密検査をしてほしいくらい・・・Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
ちなみに、エティエン君ランキングによると、1位は地元カナダ、2位はリオデジャネイロ、3位はオーストラリアらしい。町と国がごっちゃなのは気になるけど、そうは言っても、相手は旅のプロ。皆さん、素直に参考にしましょー'`ィ(´∀`∩
●エトゥー君(真ん中)
今回のツアーガイドで18歳。スペイン語ガイドって聞いてたけど、余裕で僕らより英語が達者(汗)
で、この二人よりも年上にもかかわらず、頼りない、たく&ぶー(*´∀`)「ハハハ。。。」
あと、その他に、ご飯作ってくれたり、荷物を運んでくれるスタッフが2名いて、これから3日間、この6名で行動を共にすることに。仲良くなれるかなぁ…(゚Д゚;∬アワワ・・・
んで、ボートでどんどん上流に向かってカラオ川をのぼって行くと・・・
キタ━━━━━━(◕ฺ∀◕)━━━━━━ !!!!!
もう完全に、「非」日常世界に突入してるじゃん!!!
ウソォ━━━Σ(д゚|||ノ)ノ━━━ン!?
まじですごすぎるんだけどーっ!!!こういうとこってテレビの取材以外でも普通に来れるの!?
ほんっと、生きてて良かったよぉー。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
というわけで、
本日のお宿「Compamento Ahonda」到着♪
んっ(@・Д・@)??
か、壁がついてませんが!?Σ(゜Д゜|||)エッ!?
まぁ、覚悟はしてたけども、随分とまぁ開放的なお宿だこと(笑)
んで、今晩から2泊は、ハンモック泊(写真右)なんですけども、これがまたカビくさいのなんのって、たまりませんっΣ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
以前、潔癖症がウリだった、ぶーだけに大丈夫かなぁって思ったけど、案外ケロッとしてひとまず安心、よかったよかった(◕ฺ‿ฺ◕✿)(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン
ちなみに、宿から外に目を向ければ、
こーんな現実離れした絶景が広がってます・・・。
なんか普通に夢みてるみたいなんですけど・・・。
つづく
●6/26(月)にかかった費用(1US$=115円、1US$=2,150Bs、(闇)=2,400Bs)
・エンジェルフォール2泊3日ツアー代(CBO発着、600,000Bs) 28,750円×2名
小計 57,500円 (28,750円/人)
合計 683,133円 (341,567円/人)
●3日目終了時点フライト(飛行機、ヘリコプター、セスナ機混在)回数
飛行機: 2回
ヘリコプター: 0回
セスナ機: 1回
※離発着各1回につき1回とカウント(南米は各駅停車の飛行機があるため)