2006年6月28日
せっかく、ハンモックで寝るコツをつかんだっていうのに、今日はここカナイマを離れてシウダーボリーバルに帰らなければならない・・・(≧ヘ≦ )プイッ!!
しかも、ここの住人のわんころったら、昨日ここにやってきたドイツ人の女子のハンモックの下で一晩中デレデレしやがったくらいにして、僕のことは完全に無視っヾ(`ε´)ノ
ちきしょーっ!昨日一緒に寝てやったのに、浮気しやがってぇ!!!ヽ(`Д´)ノ
で、今日は朝からなにやら騒がしい(*-゛-) う゛~ん
滞在人数が昨日のほぼ倍になってるうえに、トイレその他の水を蓄えているタンク(写真左)から水が大滝のように溢れ出してすごいことになってるわで、とてもとても寝てる場合じゃないヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
でも、
早起きのおかげで、この辺りでもすっごいめずらしい(らしい)、
オレンジ色の野鳥をみることができた゚+.(◕ฺ∀◕)゚+. わぁ♪
野鳥にマニアにはたまらない代物って噂( ・ノェ・)コショッ
まさに、早起きは三文の徳、ってやつだね。
というわけで、いよいよ、3日間お世話になったお宿「Compamento Ahonda」にお別れを告げ、
後ろ髪引かれる思いで、アウヤンテプイを後にした(涙)
数時間後、来た道と同じ道をたどって、カナイマ湖畔まで戻ってくると、
カナイマ湖に浮かぶアナトリー島から流れ落ちるエル・サポの滝が見えてきた(写真左)
そう、今日のメインイベントは、この滝の裏側を歩くことなのだ(写真右)
((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪
で、ほんの数m入っただけで、早くも、分厚い滝のカーテンで外の光は遮られ、
ものすっごい爆音が響き渡る(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ちゅどぉぉぉーーーーーーーーーーーーーんっ!!!
(写真左) デジカメの防水ケースの活躍もあって、なんとかこの光景をおさめることができたが、正直カメラ片手で通過するには危険すぎるくらい、大量の水しぶき&足元には滑りやすい生の岩肌が続く・・・
(写真右) ふー、なんとか無事通過。足元には小さな小さな虹が架かってた♪
にしても、こんな激流の中を一般人を歩かせるとか、先進国だとやらせてくれないよねぇ、たぶん…。同じ「滝の裏側ツアー」の、ナイアガラの滝のそれを見てみてくださいよ、あのしょぼさ…。実際の滝の裏側から5mは離れてたよね、たしか…。
とはいえ、いくらギアナ高地でも、将来もし、立て続けに誰か事故ったりすると、通過不可になったりするんだろうなぁ・・・。今後の旅人の皆さんのご無事を祈ります、まじで(人*′Д`*)
その後、アナトリー島を通り抜けた僕らを待っていたのは、2日前、激しいスコールの後に見たそれとはまるで別世界の、
カナイマ湖。
一瞬で釘付けになった。
眩しい日差しに、深い緑と空の青、そして例えようのない、不思議な白い湖。
まるで夢を見ているようだった。
天国があるとしたら、こんなところなんじゃないか。
って、本気で思った。
間違いなく初めて見た光景なのに、なぜか込上げてくる懐かしさ。
人のすごく深いところが何かに共感している、そんな感じ。
ほんとに涙が出そうになった。
カナイマ湖を渡りきり、この3日間お世話になったスタッフさんたちに、エトゥーに教えてもらったカタコト・スペイン語でお別れを告げ(写真左下)、
僕らの到着をまだかまだかと待ちわびていたセスナ機に乗り込むべく、空港へ(写真右)
ただ単に現地発着ツアーに参加しただけ、そう言われればそうだ。
けど、たく&ぶーにとってのここでの経験は、大自然の偉大さを感じることができたのはもちろん、5日間風呂に入らなくたって、壁のあるホテルがなくたって旅していける、生きていけたじゃん!っていう小さな自信を与えてくれた。
ありがとね、ギアナ高地。そして、元気でねエトゥー君(ゝ∀・)アリガトォ♪
3日前とは、また違って見えるカナイマ湖に(写真左)、組成が異なるが故に交じり合わない2つの川(写真右)、そして、
太古の大地を偲ばせる、テーブルマウンテン「テプイ」。
この場所は、本当に、失われた大地「ロスト・ワールド」だった。またこの地を訪れることができるだろうか・・・。もう二度とこれほど美しくそして荘厳な光景を目にすることができないかもしれない・・・。そう思うとこれまでのどんな絶景との別れ際よりも悲しくなってきた。
そうして、ギアナ高地を見届けた後すぐ、セスナ機の適度な揺れと、これまでの疲れがどっとでてきたのか、座席後方で熟睡してしまい、
気付けば、なにやら見慣れない飛行場に到着していた(@・Д・@)??
え!?ここ、どこですか???
旅の達人、エティエンが周囲に聞き込みしたところ、どうやらここはラ・パラグアの飛行場らしい・・・。
そうか、そういえば、もともとうちらはラ・パラグア経由でシウダーボリーバルに帰る安いツアーだったな・・・。
せっかくなんだから行きと同様に直接シウダーボリーバルに連れて行ってくれたっていいじゃんかよーp(`ε´q)ブーブー
といっても、この状況下じゃ、選択肢ゼロなので、
炎天下でじーっと迎えの車を待つ僕ら。なかなか来ない車に痺れを切らし、僕が濡れた衣類を干しだすと、「Good idea!」とエティエンも自分のズポンを干しはじめ、思わず三人でにっこり。今頃になって三人の距離がぐっと近づいた(笑)
※ちなみに上の写真、2006年旅行博の「スマイルフォトコンテスト」で月間賞を受賞してたり♪
1時間後・・・
ようやく迎えの車が到着し、シウダーボリーバルへ向けて出発すると、これまたあっという間に熟睡のぶー。まぁ、女の子にはかなりきつい旅だったから、しゃーないな。よく頑張ってくれたよ('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)ウンウン
そして、辺りも暗くなってきた頃、無事、シウダーボリーバルの旅行代理店Adrenaline Expeditionsのオフィスに到着した。
オフィスの中から迎えに出てきてくれたLuisさん。
(*・ω・)シ「(Luis)おー、たく!エンジェルフォールはどうだった?」
ヾ(*´∀`*)ノ゛「(たく&ぶー)もう最高でした!良いツアーをありがとう!!」
(*・ω・)シ「(Luis)そうかそれは良かった。ただ、Bad Newsがあるんだ・・・」
(@・Д・@)?? 「(たく&ぶー)えっ?」
つづく
●6/28(水)①にかかった費用(1US$=115円、1US$=2,150Bs、(闇)=2,400Bs)
・出費なし 0円
小計 0円 (0円/人)
合計 683,133円 (341,567円/人)
●5日目①終了時点フライト(飛行機、ヘリコプター、セスナ機混在)回数
飛行機: 2回
ヘリコプター: 0回
セスナ機: 2回
※離発着各1回につき1回とカウント(南米は各駅停車の飛行機があるため)