2009年の独立記念日は土曜日だったんで、前日金曜日が振り替えで休みになって(うちの会社は)三連休ができた♪
ってことで、んじゃ、どこに行こうかと思案してみたものの、夏に怒涛の旅路三連荘を控える我が家には、いかんせんお金が無い(涙)
というわけで、近場、それも宿泊費がほとんど掛からないキャンプができるような旅行にしようっ!!!
と思い立ち、
2009年7月3日 午前6時
我が家から、ヨセミテ国立公園の次に近い世界遺産「レッドウッド国立公園」と、そこからご近所&帰り道にある「クレーターレイク国立公園」、「ラッセン火山国立公園」に向けて出発っ!!!
・・・
7時間半後Σ(゚Д゚;エーッ! ← 唐突・・・
レッドウッド国立公園の南端、Tohmas H. Kuchelビジターセンターに到着(冒頭写真)
(写真上) ビジターセンター周辺の雲行きは、何やら激しく怪しい。。。でもまぁ、夏は来る日も来る日も霧ばかり、って地球の歩き方にも書いてあったとおり、その霧に包まれた神秘的な森の雰囲気が、なんとももののけ姫っぽく良さそうなんでよねぇ。
ていうか、その雰囲気が無かったら、さすがに、世界一の巨木「シャーマン将軍」がおられるジャイアントセコイアの森(セコイア国立公園)やらミュアウッズ国定公園やらで普通にでかい木々を何度も見てるだけに、レッドウッド国立公園に来た甲斐もなくなっちゃうわけで…。
そんなわけで、ビジターセンターでの情報収集を終え、最初の目的地、「レディ・バード・ジョンソン・グローブ」に向かう。
が、
森をちょっと抜ければ、
_| ̄|○ガクッ!!
雲ひとつ無い青空・・・
まぁ、もちろんこれはこれで絶景なんだろうけど、さすがにこれだとミュアウッズ国立公園との違いが分かんなくなるわけで...(苦笑)
と、若干モチベーションが下がりつつも、一周1時間程のトレイルに足を踏み入れてみる。
(写真上) さて、これはなんでしょう???
そう、
内側から見上げたレッドウッドの巨木だったりするのだw( ̄△ ̄;)wおおっ!
レッドウッド(に限らず?)の幹の内側というのは、生命活動を終えると枯死して空洞化するらしくって、こんな風になるらしい・・・(でも生きてる)
(写真上) ついでに雷でも落ちたのか??ってくらい、内側は、まるで木炭のように焦げて?黒光りしてたりする。
ちなみに、なぜにここが「レディ・バード・ジョンソン・グローブ」と呼ばれているかと言うと、レディ・バードっていう愛称で知られていたらしい、米国ジョンソン大統領夫人が、この国立公園の誕生式典に参加したから(・0・。) ホホ-ッ
(写真上) レッドウッドも巨木だけど、その足元に広がるシダだって人の背丈くらいある(驚)
とはいえ、個人的には、特段対した感動もなく・・・(爆)
んで、気を取り直して、次なる目的地でもあり今晩のお宿でもある、プレイリー・クリーク・レッドウッド州立公園キャンプ場へ向かう。
(写真上) キャンプ場近く、エルク・プレイリーのすぐそばにてルーズベルトエルクの群れを発見っ!!!w( ̄△ ̄;)wおおっ!
「野生のエルクがいるから危険」っていう看板(写真左)のすぐ目の前にいるんだからうける・・・あんたに言われなくても見えてます(笑)
でもって、予め予約してあったキャンプ場にチェックインして、キャンプ設営後、とりあえず、キャンプ場に隣接する見所、
エルク・プレイリーへ(写真左)
地球の歩き方によると、ここでも(いや、ここでこそ)ルーズベルトエルクの群れが見れるようなんだけども… ( ̄へ ̄|||) ウーム
(写真右) 一生懸命探して、ようやく数頭の頭やら角が大草原(プレイリー)から飛び出しているのを見つける…
で、続いて向かったのは、レッドウッド国立公園で一番でかい木と誉れ高い(そしてたぶん、屈指の見どころ)、
ビッグツリー(Big Tree)ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
そりゃ、高さが100m前後あって、このあたりじゃ一番でかいから、こうも観光客がキャッキャ言って撮影大会を繰り広げているわけなんだけども、やっぱり個人的には、シャーマン将軍の方が圧倒的に、ビッグに、そしてりりしく見えてしまう…。
(まぁ、ジャイアントセコイアとレッドウッドじゃ微妙に異種格闘技戦な扱いになっちゃうんだろうけど)
(写真上) 海を見下ろす断崖の上を行く、絶好の眺望を誇るドライブコース「コースタルドライブ」。でも、海に近づけば近づく程、ビジターセンターのように暑い霧に包まれてしまう・・・(崖下だって良く見えない→不完全燃焼)
というわけで、これにて本日の観光は、大きな感動もなく(←しつこい)終了し、
キャンプ場に戻って、夕飯の支度をはじめる。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚ (写真左)
(写真右) あいかわらず、たく&ぶー二人きりのBBQは単に肉と野菜を焼いて、スープを温めるだけという簡易なもの・・・(Mちゃん&Kちゃんが来てくれた前回のBBQとは大違い・・・(;¬∀¬)ハハハ… )
で、そうそう、支度中のぶーが水を汲みに近くの水栓柱(立水栓)に行ったときのこと。
ぶーが突然、
(i|!゜Д゚i|!)「(ぶー)ヒィィィーーーーーーーーっ!!!」
なんて、叫びだすもんだから、
( ̄□ ̄;)「(たく)ぶー、ど、どうした!?」
とばかりに、立水栓の方に駆けつけてみると、なんと、
そこには、少なくとも15cmはあるであろう、「バナナ・スラッグ(バナナなめくじ)」様がいらっしゃるではないですか(。→ˇܫˇ←。)ププッ(写真上)
それにしても、
バナナなめくじとは随分とまぁ、ぴったりな名前を付けられたこと。
ちなみに、真っ暗になっても、写真左のように、水栓の上部にいたもんだから、どっかのアメリカ人の男の子が、知らずにこの水栓の上部に手を置いてしまったらしく、真っ暗闇の中、超雄たけびをあげてましたね(笑)
そして、翌朝、
2009年7月4日8時頃
まぁ、こんなもんか、もう木はいいやなんて思いを胸に抱きつつ、次なる目的地クレーターレイク国立公園に向けて出発した矢先、道路前方に、
突如として濃霧地帯が襲来っ!!!㍗!!!∑(゜Д゜ノ)ノ (写真左)
でもって、濃霧地帯に突っ込むや否や、見飽きた(爆)レッドウッドの木々たちも、あらやだ、もののけチックな森に大変身(写真右)
なんて、感心してたのも束の間、
もっと感動的な景色が目の前に広がったではないか!!!
キタガヤキタガヤー(゚∀゚≡゚∀゚)キチャッタガネー!(名古屋風)
朝もやに包まれたレッドウッドの隙間を縫ってこぼれた、
強烈な木漏れ日゜+.(・∀・).+゜
ついさっきまで、もう木はいいでしょ、なんて思ってたのに、こんな絶景を前にしてしまえば一気に、
ほんとここに来てよかったわぁ~
なんて思ってしまうような、いわば、9回二死からの一発逆転満塁サヨナラホームランを放たれ、レッドウッド国立公園の、ある意味一番の見どころを後にしたのだった・・・
ちなみに、このレッドウッド国立公園の後に立ち寄った「クレーターレイク国立公園」、「ラッセン火山国立公園」での思い出はそれぞれこちらから↓
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群青!!!(クレーターレイク国立公園)
2009年7月4日 アメリカ独立記念日の日。 最後の最後にやってきた、レッドウッドでの興奮冷めやらぬ中、地 ...
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小粒な見所目白押し!?(ラッセン火山国立公園)
2009年7月5日 昨日訪ねたクレーターレイク国立公園に続いて、今日は朝7時半にはYrekaの町を出発して ...
おしまい