2009年8月17日早朝
明け方には華氏28F、すなわち-2℃にも達したこの日ももちろん、二人用のちっちゃなテントで寝袋に包まれながら、朝を迎えた。。。㍗!!!∑(゜Д゜ノ)ノ
(写真左)外があまりに寒かったせいで、テントの内側はべっちょりと結露し(汗)、ぶーに至っては、まるでミイラかのように、寝袋の唯一の開口部である顔部分までタオルで塞いでいる。。。(朝起きて最初に見たときは吹き出しそうになったし、苦笑)
(写真右)もちろん、車にだって霜が降りている・・・
よくもまぁ、こんな極寒の屋外でキャンプしてたな、うちらってば(・ω・;A)フキフキ
んで、今日は、ここイエローストーン最後の観光日。明日は夜が明けるや否や、ここを旅立ってデビルズタワー国定公園に向うのだ。
ということで、今日は朝から、まだ観光できていない、公園北東部にあるルーズベルトカントリーと、キャニオンカントリーのサウスリム観光、そしてここ、グラント・ビレッジ・キャンプ場のあるレイクカントリーを見て廻って、イエローストーン完全制覇といきたいところである(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
8時15分、
キャンプ場を出発し、今日まで何度もいったりきたりしたヘイデンバレーを駆け抜けていると、あいかわらず、ものすごい数のアメリカン・バッファローがたむろしてる(冒頭写真)
3日前なら、感動モノの光景なのだろうが、さすがにバッファローは見飽きてきたわけで・・・(;¬∀¬)ハハハ…
ってでも、
今日は朝靄がかかっているせいか、これまでと違ってなんとなく神秘的な雰囲気だし、喧嘩なのか何なのか、お暑い輩達や(写真左)、どうみても牛にしか見えない、かわいらしい子バッファローなんかがやけに目に付く(写真右)
そして、妙に、
車に近づいてくる輩も多くてビビる(||゚Д゚)ヒィィィ!
ち、近いよ。。。( ̄□ ̄;)アセアセ.....
頼むよ、マジで、バイソンさん。。。
そんな悪そうな目でこっちを見ないでよ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
何しろ、あんたが突然とち狂って、ボンネットに頭突きなんてしてしまった日には、こちとらそれ以後、観光どころか、レンタカー屋と激しくドンパチしなけりゃいけなくなるんだからさ。。。(節約のために、まともな保険に入ってないんだぞ。。。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク)
・・・
そうこうしながらも無事、クマとの遭遇確率が高いらしい、ルーズベルトカントリーに到着ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
が、
前評判とはうって変わって、クマどころか、バイソンすらほとんど見受けられない切ない草原「ラマーバレー」が続き、助手席のぶーなんかは即行で昼寝を決め込んでしまう始末。。。
結果、惰性的にタワー滝だけちょっくら見学した後、一枚も写真を撮らずに、すぐさまキャニオンカントリーに向って引き返す_| ̄|○ガクッ!!
片道2時間弱も掛けてやってきたのに。。。ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..
とはいえ、動物が出てくるには陽が登りすぎてしまっていたのだろう、ということで気を取り直して、
キャニオンカントリーのサウスリムに到着ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
ノースリムを訪ねた先日とはうって変わって、超快晴ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
なので、サウスリムの最奥から「アーティスト・ポイント」からだって、ロウアー滝と黄色の絶壁に挟まれたイエローストーンリバーがばっちり綺麗によく見える(。→ˇܫˇ←。)ププッ(写真上)
(写真左) ロウアー滝を下から拝むべく、「アンクルトムズ・トレイル」とやらを歩いてみると、激しく勾配のきつい、300段もの階段に出くわしたΣ(゚ロ゚屮)屮ぉお!!
下まで降りる前から、帰りが心配だわ('▽'*) ・・・ァハハ
(写真右) 落差93mを誇るロウアー滝。青空に後押しされてなかなかいい感じ♪
そうそう、アンクルトムズ・トレイルの入口にあった看板に、第38代アメリカ合衆国大統領ジェラルド・R・フォードが、その昔、レンジャーとして一時期ここで働いてた(たぶん、アルバイト)って書かれてたな(・0・。) ホホ-ッ
レンジャーや何やらのバイトなんかを掛け持ちする苦学生だったっぽいけど、そこから大統領まで駆け上がれるだなんて(大統領選で勝ったわけじゃないようだけど)、なんだかいかにもアメリカン・ドリームって感じで良いよね(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
んで、キャニオンカントリー観光を終えると、いよいよ、5つの地域(カントリー)からなるこのイエローストーン国立公園で唯一まだ観光できていないカントリー、
レイクカントリーに向うΣ≡≡≡((っ`・Å・)っ ドピューン (写真上)
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
レイクカントリーというのは、イエローストーン国立公園の南東に広がるイエローストーンレイク周辺のエリアなんだけども、どうよこれ?
湖中に間欠泉がポコポコあるじゃないのさ!?ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
しかも、レイク西端のウエストサム(親指)と呼ばれるエリアには、
これまたなかなか綺麗な温泉プールもいくつかあったくらいにして(写真上)、どうせレイクカントリーなんて大したこと無いだろうだなんて油断していただけに(失礼っ!)、思いの外良かったよ♪
と、妙に上から目線で、レイクカントリー観光があっさり終了するも、今からキャンプ場に帰って夕飯の支度をするには、まだまだ時間的に早すぎる(*-゛-) う゛~ん
そこで、先日は天気が悪かったせいでイマイチだった「モーニング・グローリー・プール」と、初日に激しく感激させられた、イエローストーン国立公園最大の見所「グランド・プリズマティック・スプリング」をもう一度拝みに行ってみることにした。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
(写真左) レイクカントリーからロウアーループをガイザーカントリーに向って左回りに走っていると現れる、「大陸分水嶺(CONTINENTAL DIVIDE)」
この大陸分水嶺というのは、大洋や海に注ぐ流域を分かつような大陸の分水界(異なる水系の境界線)のことで、つまりは、ここに雨が降ると、この分水嶺の東側に降った雨水は、ミズーリ川、ミシシッピ川を流れて最終的にはメキシコ湾(カリブ海)に流れ込み、もう片側(西側)に降った雨は、スネーク川、コロンビア川を経由して太平洋に注ぐらしいのだΣ(゚Д゚;エーッ!
(写真右) 何の説明も無ければ完全にスルーしてしまいそうな、大陸分水嶺をまたいで水を湛える「アイザレイク」。この湖の水たちは、ちょっとした風のいたずらか何かで太平洋に向うのか、カリブ海に向うのかが決まるんだろうなと思うと、もののあわれ的な哀愁を感じてしまうわけで(o;ω;o)ウゥ・・・
大陸分水嶺の後は、モーニング・グローリー・プールを目指すわけだが、こないだ同様、オールドフェイスフルから北上して行くんじゃつまらないので、今日は、ビスケットベイスンの方から南下してアプローチしてみることにした。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
すると、
゚+.(◕∀◕)゚+. わぁ♪
さっそく、透き通った綺麗なブルーの大きな温泉プールが現れたヾ(≧∇≦*)〃
普通にこれだけで観光地になりそうな勢いなのに、イエローストーンの中にあったばっかりに、うちら以外人っ子一人いない、この静かな森の中にひっそりとたたずむことになるだなんて、何とも可愛そう。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
(写真上) 二度目のご対面となったモーニング・グローリー・プール。まぁ、綺麗ではあるけども、今度は快晴過ぎたのか、陽が高すぎたのか、水面に雲やら何やらが映りすぎてて、感動的にはそこそこって感じ。。。(贅沢すぎ!?)
(写真左) ビスケットベイスンに戻る途中のトレイルで遭遇したコヨーテちゃん。
ヾ(*´∀`*)ノ゛「(ぶー)コヨーテちゃん、コヨーテちゃん!かわいいっー!!!」
だなんて、ぶーは大喜び中だが、ちょっと気を抜くと、ものすごい悪人面をしやがるんで(写真右)、突然こっちに向って走り寄ってきたらどうしよう、とこちらは内心ビクビクしてたりもする(;¬∀¬)ハハハ…
そんなこんなで、最後に、初日の大感動を再び味わうべく、そして、たく&ぶーの4日間に渡るイエローストーン国立公園観光を締め括るべく、もう一度、園内最大にして、全米最大の温泉プール(熱水泉)、
グランド・プリズマティック・スプリング!!!
を訪れたヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃(写真上)
やっぱり、ここが一番最高だぁ!。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
天気に恵まれて、こんなに綺麗なグランド・プリズマティック・スプリングを二度も拝む事ができたんだから、もうほんとにイエローストーンには思い残す事はないね。どうやら2012年に、噴火でこの公園は無くなっちゃうみたいだけど(映画によると、笑)、うちら的にはもう良いっスって感じです(笑)
あ、でも、体長2~3mもあり、シカの中では最大と言われる「ムース」を、ここイエローストーンはもとより、最もよく見ることができるというお隣のグランドティトン国立公園でも、うちらは出会うことができなかったな、そういえば。。。そういう意味では唯一の心残りか?。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
ま、その代わり、オバマ大統領を拝めたんでいいけどさ♪
というわけで、グランド・プリズマティック・スプリングの感動と共にイエローストーン国立公園観光を無事締め括り、
暗闇の中、キャンプサイトでのイエローストーン最後のBBQを楽しんで就寝(*_ _)zzZ
どうか凍死しませんように。。。
●8/17(月)
本日の走行距離 182マイル ( 291km)
走行距離合計 727マイル (1,163km)
つづく