2009年8月19日
中5日ぶりにインターネットに接続できた昨晩、猛烈に調べものをし過ぎたせいで、今朝はいつも以上に寝不足気味だ・・・
というのも、正直なところ、さすがに昨日一日で450マイル(720km)もぶっ飛ばして、デビルスタワー観光まで終えれちゃうとは思ってもみなかったこともあり(運転手も一人だし・・・)、もともとデビルスタワー観光に充てるつもりだった今日の予定がぽっかり空いてしまったのだエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
なので、明日以降の宿泊先をちょろっと調整できれば、全体的に一日旅程を前倒しできる可能性が出てくるわけで、そうなると、実は以前ふとガイドブックか何かを立ち読みした時から気になっていて、この旅の最終目的地であるデンバーから車で5時間程南下したところにある、
「グレートサンドデューンズ国立公園」ヾ(*´∀`*)ノ゛
とやらを訪れる事ができるかもしれないw( ̄△ ̄;)wおおっ!
そう思うと、いてもたってもいられずに、寝る間を惜しんで調べモノに精を出してしまった、というのがこの日の睡眠不足の原因で・・・、なんか、去年のグランドサークル旅行時の「The Wave」に行こうと思い立ったときを思い出すよ('▽'*) ・・・ァハハ
ちなみに、2008年8月に訪れた、そのThe Wave(ザ・ウェーブ)も思い出はこちらから↓
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ただただ絶景The Wave(ザ・ウェーブ)のために
2008年8月27日早朝(2024年1月、抽選方法について加筆・アップデート済み) 周囲は未だ、懐中電灯を点けなけれ ...
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うねる岩、渦巻く大地(The Wave / ザ・ウェーブ)
2008年8月29日、早朝 キュートで快適だったマズウィックロッジのキャビンを後にして、マーサーポイントで ...
そんなこんなで、朝7時にサンダンスを出発し、一路、本日最初の目的、バッドランズ国立公園目指して州間高速道路I-90を走り続けていると、
おや?(@・Д・@)??
道路わきに、「Wall Drug(ウォールドラッグ)」と書かれた大きな看板が次々に現れたではないか????(゚_。)?(。_゚)?
しかも、一個や二個じゃなく、確実に数十個はある程のしつこさ。どんだけ粘り強い宣伝してるんだよ、このウォールドラッグとやらは('▽'*) ・・・ァハハ
3時間弱後・・・
バッドランズ国立公園のシーダーパスに到着。
が、天気もイマイチなことも相まってか、なんだか全体的に、
ふーーーーーーーーん、ってな感じ(-公- ;)ウーン
さらに、ここから1時間以上掛け、バッドランズ・ループロード沿いにイエローマウンズやらピナクルスやらにも足を運んでみたものの、どうにもこうにもその惰性感は拭えない・・・
いや、今、写真を見直す限りだと、なかなかの絶景に見えるだけに、いよいよ、うちらも絶景萎えしつつあるのではないだろうか・・・
でもまぁ、もしかすると単に天気のせいかもしれないので、明日晴れる事を願いつつ、再度バッドランズ国立公園を見に来てから再評価してやることにしよう(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
というわけで、バッドランズ国立公園から110マイル程東に向ってぶっ飛ばすこと2時間強で、
いかにもB級観光地的な小さな町、キーストーンが見えてきた(写真左)
キーストーンと言われても、日本ではほぼ知名度ゼロなわけなんだけども、ここにはちょっと名の知れた見所があるのだ(@・Д・@)??(写真右)
そう、
マウントラシュモア国立記念碑がっ!!ヽ(゚∀゚ )ノ
白いラシュモア山の頂に掘り出された四人の米国大統領の胸像で有名な、あれである(。→ˇܫˇ←。)ププッ
キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
でも、正直、思ってたよりもちょっぴり小さい印象だったり。もっと半端無くデカい顔を想像してたわ・・・(といっても、アゴの先から頭頂部までで60ft(18m)、建物5階建て分くらいの高さがあると言うのだから十分すぎるけど(;¬∀¬)ハハハ…)
(写真上)左から、初代大統領ジョージ・ワシントン、独立宣言を起草した第3代大統領トマス・ジェファーソン、第26代大統領セオドア・ルーズベルト、『人民の人民による人民のための政治』で有名な第16代大統領エイブラハム・リンカーン(・0・。) ホホ-ッ
って並ぶと、日本人的には、セオドア・ルーズベルトだけ随分とまぁ格下なんでないの???と思うような、普通に…(;¬∀¬)ハハハ… (時代は微妙に違うけど、従兄弟のフランクリン・ルーズベルトの方が有名っぽい気がする、ニューディール政策とか)
ちなみに、この4人の大統領を選んだのは、このプロジェクトを指揮した彫刻家ガットスン・ボーグラム自身らしい(合衆国政府による指定じゃないの!?Σ(゚Д゚;エーッ!)
(写真左) 瞳孔部分を残し、その廻りの黒目の部分を掘り込んで表現された目。
(写真右) 1/12スケールの石膏モデル。当初予定では顔だけでなく、上半身像を掘り出す予定だったらしいエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
で、顔だけで終了となった理由は資金難。でも、今こうして比べてみると、現在の未完成な胸像の方が芸術性があるような気がするかも(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
それにしても、顔からではなく、体から先に掘り出してなくてよかったよね。資金難を理由に、首下だけ彫られて放置されてしまった状況を想像すると、目もあてられないもん(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
というわけで、これにてマウントラシュモア観光終了。
とはいえ、今晩21時からライトアップセレモニーとやらがあるそうなのでもう一度戻ってくる事にして、それまでの数時間の合間を使い、ここから40マイル程南下した場所にある、
ウインドケイブ国立公園を観光してみるヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ (写真左)
「ケイブ(cave)」、つまりは、洞窟の国立公園なのだが、(種々の情報源によって評価は様々であるものの)Wikiによると、ここウインドケイブ国立公園は、今年の6月に訪れたケンタッキー州のマンモスケイブ国立公園および、このすぐご近所で明日訪れる予定のジュエルケイブ国立公園に続く、米国内では3番目に長い総延長(133マイル≒214km)を誇る洞窟らしい+.(◕∀◕)゚+. わぁ♪
ちなみに世界でも4番目に長いらしい・・・(トップ5のうち4つが米国内)
(写真右) たまたま空きのあったナチュラル・エントランス・ツアー(所要時間は1時間半)に参加し、レンジャーによる、専門用語が多数散りばめられた、外国人泣かせの英語に耳を傾ける(o;ω;o)ウゥ・・・
(写真上) 地表面に口を開けた小さな穴からは、風切り音とともに冷たい風が吹出している。今から130年程前、この穴から吹出した風が、この洞窟を見つけたジョセ・ビンガムの帽子を吹き飛ばしたことに由来して、この洞窟がウインドケイブ国立公園と名付けられたっぽい(・0・。) ホホ-ッ
(写真上)この洞窟を特別な存在にする、巣状の方解石が形作った「ボックスワーク」と呼ばれる立体構造(・0・。) ホホ-ッ
世界中のボックスワークのうち95%がこの洞窟内で発見されているらしいけども、やっぱりここでも惰性感・・・
見所の力不足なのか、絶景萎えなのか、はたまた、あまりにトラブルの無い順調な旅過ぎるせいなのか、いずれにしても、ツアーはサクサク義務的に終了(。-`ω´-)ンー
(写真上) 結局のところ、惰性でこなした洞窟観光よりも、その上に広がる大草原に点在するプレイリードッグちゃんたちの巣穴の方が、ぶーも喜んでいたような気がするから痛すぎる('▽'*) ・・・ァハハ
てなわけで、ウインドケイブ国立公園を出発し、マウントラシュモアのライトアップセレモニーを拝もうと、ウインドケイブに隣接するカスター州立公園を北上していると、何やら見慣れない動物の群れが現れた( ゚д゚)ハッ!
プ、プロングホーンだっ!!!エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?(写真右)
この遠目に見れば鹿のようにも見えるプロングホーンは、本来、群れで行動することが多いらしいのだが、これまでのところ僕らは、2日目のグランドティトン国立公園の草原に、一頭だけでたたずんでいる姿を遠目に見たことしかなかったので、
こんなにキュートなプロングホーンちゃんを間近にたくさん見れて超感激♪ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
沈み気味だったテンションも一気に全開だぜヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
数十分後・・・
ようやくマウントラシュモアに戻ってきたものの、あいにくの大雨・・・
それでも、車や軒先で雨宿りする事、数十分でなんとかライトアップセレモニーは催され、
暗闇に不気味に浮かび上がらせるかのように、黄色っぽい光が4人の大統領を照らし、ラシュモア山麓に設けられたミニシアターでは、音声と映像を駆使しながら、延々とアメリカの歴史と4人の大統領についての説明を通じて、巧みに母国愛をくすぐった後、米国国歌「The Star-Spangled Banner(星条旗)」でフィニッシュ゜+.(・∀・).+゜
ほんと、この国の人たちは自分の国が大好きだし、大好きになれるような映像その他の表現方法が上手過ぎるよねぇ(◕‿◕✿)(u‿u✿)ウンウン
あやうく、このテキトー大国を好きになっちゃうところだったわ(;¬∀¬)ハハハ…
それにしても、雨の垂れ具合が怖すぎるな・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
リンカーンなんか、完全にフランケンシュタインだもん・・・('▽'*) ・・・ァハハ
●8/19(水)
本日の走行距離 381マイル ( 610km)
走行距離合計 1,555マイル (2,488km)
つづく